ハケンの品格 第一話の感想

2020年6月19日

2007年に放送されてい「たハケンの品格」が、2020年版として戻って来ました。「ハケンの品格」前作は、篠原涼子さんと大泉洋さんの掛け合いなどが面白くて好きだったので、前回キャストも複数登場しているという2020年版も見てみました。第一話のかんたんなあらすじと感想を書きます

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ハケンの品格 第一話あらすじ(6/17放映)

第一話は、ふたたびS&F社の営業企画課で派遣として働きはじめた大前春子(篠原涼子)が、同僚派遣女性が受けたセクハラ問題を解決?しながらも、大事な取引先との商談を成立させる、という筋書きでした。

感想・思ったこと

2008年のリーマンショックを機に、世に派遣切りのイメージが浸透して派遣のイメージだいぶ変わったというのと、更に今年の置かれた状況が特殊なのと(コロナで不景気)、春子の年齢も13年経って40代半ばということがあり(あと視聴者の自分自身も変化した)、前回版と状況がだいぶ変わってて、今後の展開はどういう風になって行くのか??、とただただそれが気になります。

第一回にはいろいろ疑問が多く、春子と同じ課の派遣社員・亜紀(吉谷彩子)が、契約更新の恩をちらつかせる人事部主任の墨田(松尾諭)にセクハラ行為を受けるという流れだったのですが、普通に考えて、派遣社員の更新の可否の権限は、所属部門の上長が持っていて人事部は関係ないので、設定がどうなんだろうと思いました。

自分がこれまで派遣で勤めた派遣先の企業で、契約更新のことで人事部と関わることはなかったですし、勤めた企業の内の一つでは「派遣社員は人事部の管轄ではなく購買部の管轄だ」と言っている所もありました(これは私が時給交渉した時に聞いた話ですが、予算に応じて購入する部材的な扱いのようです)人事部が人事権を持っているのは、正社員や契約社員など直雇用の社員だけだと思います。

(ドラマ内で、派遣がセクハラ被害を訴えられない、弱くて軽んじられる立場、というのを言いたいのは良く分かるのですが、簡単に辞められない正社員も、被害者になりうると思う)

また、告発した内容をしかりつける為に、人事部社員が10人近く集まって派遣社員を責め立てるという場面も、考えにくい感じがした。派遣の困り事の相談先としては、派遣契約書に明記されている苦情処理の申し出先というものがあるので、もし派遣社員が困り事を派遣先企業に告発してきたら、会社としては「苦情処理の窓口に言ってね」って対応で良いように思う。人事部の社員も新入社員の研修で忙しい時期に、いち派遣の意見に怒り心頭になってそんなにリソース割く暇はないのでは…と思う。

あと一般的な話になりますが、派遣社員を置くメリットを得ているのは上部の経営層であって、末端の社員の人々は協力して仕事をしようと思ってる人が多くて(相手を悪い扱いしたら結局自分に返って来るし、度々辞められてまた別の派遣に一から教えるのは骨が折れる)、良い会社であれば社員も派遣もほどほどに波風立てず仲良くやってると思います。とかく社員と派遣を対立させて描いたり考える図式を見ることがありますが、対立させることで一番得してるのは誰だって話だと思う。

春子については、やってることを見ると、時給3000円の派遣というより、業務委託で月単価80-100万位の業務革新とか戦略とか?のコンサルタントの働きなのではと思った。

ドラマでありフィクションなので、現実世界と違うのは当然だと思うが(チェーンソー持ち込みでドア破壊とか)、しかし派遣社員として働いたこともある身としては色々と思って書きなぐってしまいました。