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「痩せるより大切なことに気づいたら、人生で一番楽に17kgのダイエットに成功しました」感想

2025年3月23日

なぎまゆさんのダイエットコミックエッセイ「痩せるより大切なことに気づいたら、人生で一番楽に17kgのダイエットに成功しました」の感想と自分の実践内容をまとめました。

本の内容

身長171cmで40代の著者が1年強かけてダイエットし、17kgマイナスし79.8kg→63kg(体脂肪33%→25%)まで痩せるのに成功した経過がストーリ仕立てでまとめられています。

なぎまゆさんをとりまく状況は下記のとおり

・変形性股関節症の持病(体重が増えると負担増)、激しい運動はできない

・過去に何度かダイエットしたことがあるが、いずれもリバウンドして維持できず

・漫画家という職業柄、長時間座っている生活

・太めの友人が糖尿病にかかったのを聞いて、健康に危機感を覚えてダイエット開始

なぎまゆさんがしたこと・しなかったこと

■食べるのを我慢するダイエットはしない

過去のダイエットの失敗要因を振り返ったところ、数字を追い出して焦ってリバウンドという道を辿っていたため、今回は体重を減らす速度は考えないことにした。

■ダイエットアプリを使用して、バランスの取れた食事内容を意識

栄養が足りないと空腹を感じやすくなって間食で補おうするので、それを防ぐためダイエットアプリに記録をとり、食事内容を確認した。

途中で記入しなくなったそうですが、すでに栄養バランスの取り方がだいたい頭に入っていたので問題なかったとのこと。

■糖質+脂質のメニューを避ける

経験上、糖質+脂質は太りやすく痩せにくいので、そういった食べ物はできるだけ避けた。(洋菓子や、ピザ、ハンバーガー、ラーメン、フライドポテト)

間食の洋菓子は和菓子に替え、揚げ物は週1,2回にした。

なお、料理がめんどうなので特にダイエットレシピのようなものは取り入れておらず、クックドゥみたいなレトルト調味料も使う。健康食品は値段が高いので使っていない。

■血糖値の上下を防ぐ

血糖値の上下が激しいと太りやすくなる。そのため、これまで間食としてプリン、チョコ、アイス、ウエハースなどをつまんでいたのを、インスタントスープ、卵、ツナサラダ、納豆などに置き換えた。甘い物が食べたいときは朝食や昼食後のデザートとして食べるようにした。

■自分に合った運動をする

なぎまゆさんの場合は股関節の持病があり激しい運動が出来ないので、エアロバイクとフラフープ、ウォーキングを行った。

痩せるためではなく食後の血糖値をおさえるために運動している。

↓ エアロバイクはこういうやつですね。いろいろ探すと1万円台とかお手頃なものもあります。

感想と実践

この本は、ダイエットを効果的に行うコツが著者の実践を通して書かれていて、理にかなっていて、いずれも分かりやすかったです。

私も2024年10月から軽いダイエットを始めたので参考にしているのですが、かなり役立っています。(体重は標準値なものの体脂肪率が30%超えなのと、下半身太りが気になっていたため)

体重は、更年期に突入したら一気に5kg,10kg増えるなどという声も聞くので、今のうちに少しでも筋肉量をつけて代謝を上げたかったのです。

また、下半身太りは、それまで着れていた服が入らなくなると経済的にも打撃ですし、太った見た目にはぜったいになりたくない!!という気持ちがありました。(というかよくよく考えると体脂肪30%越えなので軽度肥満だったわけですが‥)

さらに、胃腸虚弱という健康上の問題でも、病院や整体院などでたびたび「運動した方が良い」とアドバイスを受けていました。

半年後への目標を設定し(体脂肪が17.1kgなので、10%減の1.7kg減を目指して)、人生初のダイエットをしてみることにしました。

以下は自分が実践した(し続けている)内容です。

1 運動

この本に触発されフラフープを買おうかと思ったものの、飽きやすい性格で使わなくなるのが目に見えていたので、買うのは止めて道具なしで出来る運動を続けています。

①ウォーキング(散歩)

40分以上のウォーキングを、毎週週3回以上行っています。

絶対継続とすると、挫折して諦めてしまうのと、冬は呼吸器系が弱って運動が厳しい時期があるので、週3必須とかは守れなくてもあまり気にしていません。

おもに、朝の通勤時間を利用して歩くのと、週末歩いています。冬は寒いですが、日の光や公園の自然に触れると清々しい気分になって気分転換にもなります。

また、食後に運動すると血糖値を下げて体重増加を予防できるそうなので、出退勤時やランチ後に会社の階段の昇降も行っています。

②動画を見ながら軽い運動

youtubeの「関節トレーニング 笹川ひろひで」「腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】」「アピアランスTV」「ゆうか(Yuuka Sagawa)」さんのストレッチなどを見ています。やったりやらなかったりですが、どれも数分で出来て道具が不要なものも多く、動画を見て先生の真似をしながらやれるので簡単です。youtubeとインターネットはほんとありがたい。

これらはダイエット目的というよりコリをほぐしたりする目的で行っています。

 

↓ちなみに、今年あたまにコリ対策に購入したマッサージガン、凝っている部分をほぐすとダイエットにもよいのではないかと思い使っていますが、硬い部位がてきめんにほぐれてなかなかいいです。(脚に行うようになってからは、正座が各段にしやすくなりました)

③ブルガリアンスクワット

下半身痩せ目的でブルガリアンスクワットを行っています。とはいえ私にとってはかなりきついので、1回で片足数回ずつです。

普通のスクワットは腰痛が出てしまい私には難しいですが、ブルガリアンスクワットは痛みなどなくやりやすいので自分に合っているみたいです。

④貧乏ゆすり

これは本に書いてあったことではなく独自の取り組みです。在宅勤務の時や今現在パソコンに向かっている時に、貧乏ゆすりしています。(私個人の実感としてですが)太ももが引き締まり、動作の簡単さに反して効果大な気がします。(実際、「貧乏ゆすりが健康に良い」というネットの記事も見かけます)

 

2 食べ物

①食品のカロリーを見て買い物をする

食品のパッケージのカロリー表示見るようになりました。(何気なくスーパーで買った木村屋のジャンボ蒸しケーキが400kcal超えで仰天したり)

もともと胃弱で揚げ物やラーメンなどはほぼ食べないため、3食の食事内容は変えていないです。敢えていうとしたら魚食を少し増やしたのと、豚肉を調理する時は脂肪部分を切り落として脂肪を減らすようにしてます。

食事はほぼ和食、週1回パン食OKとしています(菓子パンも1個程度食べます)。

2年位前からフルーツを多めに食べていて、それも継続しています。あとさつまいもも以前より食べるようにしています。(自分で蒸した物や、スーパーで売ってる焼き芋をお菓子代わりに)

②間食を洋菓子から和菓子に

洋菓子は糖質+脂質の組み合わせで太りやすいとのことなので、洋菓子の代わりに和菓子を食べるようにしています。栗しぐれがお気に入りです。他にはようかんや、あんみつ、五家宝

よく食べていたプリンはやめましたが、キットカットや月2回位のカップのアイス(チョコレートサンデー)、たまの外食時のスイーツは気にせず食べるので、完全にやめてはいないです。

③洋風スープをやめた

朝食に顆粒のコーンスープを飲むのが日課でしたが、常食している商品のカロリー表示を確認したところ、汁物としてはカロリー高めで(89kcalとか)と分かったので、代わりに和風のスープに置き換えました。(もずくスープ、即席みそ汁、ワカメスープなどのもので、15kcalや20kcal位)

チャットGPTに質問して算出した試算だと、これで1食50kcalマイナスだとして、半年続けたら理論上は1kg強脂肪が減るはずとのこと。(簡易的な試算ですが)

④にぼし、かつおぶし

運動後にアミノ酸を取ると筋肉の生成に良いそうなので、にぼしや小魚のふりかけも取り入れています。

↓ こちらは個別包装で食べやすく、味も美味しくて好きです。

ダイエットの経過(半年後)

2025年4月頭(ダイエット開始から半年経過)

体組成は、ダイエット開始時はタニタ食堂に行って精密な体組成計で測定しましたが、残念ながら食堂が閉店してしまったので、今回はInbodyを扱っている病院で有料(1000円)で測って貰いました。

結果は、なんと‥

体脂肪2kgが、丸々みごと筋肉に置き換わりました!!体脂肪率も30%台から26%台に。体組成計の機種が違うので誤差はあるかもですが、予想以上の効果に驚きです。

(詳しくは後日書き加えます‥)

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