マンガ・アニメ

サザエさん原作と長谷川町子エッセイ・関連本を紹介

2022年3月12日

この記事ではサザエさんの原作漫画や、長谷川町子さんのエッセイ漫画、町子さんに関連する本(町子さんの妹・洋子さんの本や評伝)を紹介します。

サザエさん 原作

「サザエさん」の原作は新聞の4コマ漫画で、福岡の地方新聞・夕刊フクニチで1946年に連載開始し、後に全国紙に連載の場を移し、1974年まで連載されていました。

1992年、長谷川町子さんが急逝し出版元の姉妹社が廃業になってからは、長らく原作の単行本は出版されていなかったのですが、2020年に朝日新聞社から復刻版が発売され、現在は全68巻が販売されています

なお連載開始当初はサザエさんの年齢23才でした。

こちらの「よりぬきサザエさん」は、著者自らが選んだベスト版サザエさんで全13巻発売されいます。

「サザエさん」は時事ネタもあったりして意味が飲み込めない回もたまにあったりするのですが、この”よりぬき版”の方は、より面白いものを収録していて、爆笑したもの、思わずクスっとしたものが多数あり、時代を越えてとても楽しめる内容でした。(人へのプレゼントにも良いのではないかと思います)

 

ちなみにワカメはアニメと原作漫画で最も性格が異なっいて、原作ではおバカキャラ的な側面があり、まだ幼いので思ったことをそのまま言ったて大人を困らせたり、無邪気で大胆なふるまいで周囲を驚かせたりしていて、愛すべきかわいらしさです。

「サザエさん」というとアニメのイメージですが、新聞連載が始まった1946年はまだテレビがなかった時代で、作者も後にアニメになるとは思ってもいなかったんだろうな、と思いました。

サザエさんうちあけ話(朝ドラ「マー姉ちゃん」原作)

1978年に朝日新聞で連載されていた、町子さんの半生を描いたエッセイ漫画で、NHKの朝のドラマ「マー姉ちゃん」の原作です。

町子さんや長谷川家が経た道のりと同時に、戦前戦後の日本の様子も知ることができ、とても興味深く面白い本です。

■関連記事

長谷川町子一家を描いた朝ドラ「マー姉ちゃん」あらすじ

続きを見る

サザエさん旅あるき(長谷川町子の海外旅行記)


こちらは、1987年に朝日新聞に連載されていた、町子さんの旅の思い出をつづったエッセイ漫画です。

海外の旅の思い出が多く、まだ海外旅行が特別で一部の人のものだった時の様子も伝わって来て、自分ではできない体験を知れて、また町子さんや家族の人となりが分かるエピソードも面白かったです。

印象的だったのは、本の内容そのものではないのですが、「日本が世界一の国になった」「豊かになった」というフレーズです。出版当時はバブル絶頂期なので、現在からすると隔世の感があります‥。

お姉さんの毬子さんが着物だったことで旅先で注目されたエピソードもとても面白かったです。(原住民の集落を訪れ、団体旅行のリーダーとしてもてなされたことや、動物園でサルに興味深々に見られたなど)

(あと、町子さんは小柄だと聞いていましたが、体重が39キロだったと書いてあって、本当に小柄だったんだなとしみじみ思いました)

サザエさんの東京物語(妹・洋子さんの著書)

こちらは町子さんの妹・洋子さんの著書で、長谷川家の子供の頃~晩年のエピソードが洋子さんの視点で書かれています。(こちらは漫画ではなく文章です)

町子さんの、家族にしか見せなかった素顔や、磯野家が経験した出来事が詳しく知れて面白いです。下記に概要をまとめてあります。

■関連記事

「サザエさんの東京物語」まーねちゃん 洋子のその後

続きを見る

サザエさんと長谷川町子(工藤美代子著書)

こちらは第三者による長谷川町子の評伝です。長谷川町子さんご本人の著書では触れられていなかったお金のこと(驚くべき稼ぎと納税額)や、町子さんの結婚について、男性社会の中で漫画家としての苦労、町子が綴ったエッセイについての事実の相違などについて知ることが出来ます。

本の概要と感想は、下記記事の最後にまとめてあります。

まーねえちゃん あらすじ133~138話【第23週】お千代姉の再婚・ヨウ子の縁談

続きを見る

■関連記事

ワカメちゃんのスカートはなぜ短い【当時の流行りで初め5才だった】

続きを見る

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

みずのと

おすすめの本・漫画・アニメ・ドラマや、お得な動画配信サービス・電子書籍のレビューサイトです。調べものが好きなので各作品の豆知識的なことも紹介しています。

-マンガ・アニメ,