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まーねえちゃん あらすじ151~156話【第26週】最終回!

2022年3月12日

NHK朝ドラ「まーねえちゃん」の詳しいあらすじ151~156話(第26週分)をネタばれでまとめました。今週はとうとう最終回です。

■前回あらすじ

まーねえちゃん あらすじ145~150話【第25週】マチ子胃の不調で入院する

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まーねえちゃん151話 3/21日(月)放映 ヨウ子臨月を迎える

時が過ぎ、ヨウ子は臨月に入り、出産予定日が近づいてきた。この頃「サザエさん」は20巻刊行の準備をしていて、マチ子がゲラのチェックを行っていた。

その日、ウメ婆さんが水天宮で入手した安産のお守りを持って訪ねて来てくれた。

家の用務を行ってくれている植辰が元気がない様子で、母はるは良く効くという薬を植辰に飲ませて休ませた。(それは女性向けの更年期用の薬だった)

正史が帰宅し、ヨウ子と子供の性別のことで言い合いをしていると、母はるが「どちらでも神様が遣わしてくれた子供に変わりない」と諫めた。

翌朝、植辰は薬のおかげかすっかり元気を取り戻して玄関の植木の手入れをしていて、様子を見に来たマリ子に「皆が心配してくれた気持ちが嬉しかった」と言った。

マリ子が詳しく話を聞くと、「息子の栄一がもし帰って来ていれば、自分も孫の2,3人はいたのではと思って滅入ってしまった」と話した。マリ子は「まだ戦死の報せはない、きっと帰ってくるはず」と励ました。

まーねえちゃん152話 3/22日(火)放映 ヨウ子に陣痛が来る

日曜、母はるは、お手伝いの琴に休みを与え、自分はお隣の天海の母を伴い前島姉妹の湯河原の老人ホームに出かけて行った。

昼間、ヨウ子が突然のお腹の痛みを訴えたがすぐに収まった。「陣痛なのでは」と聞くマチ子に、ヨウ子は「予定日はまだ一週間先だから違う」「日曜だから病院は休みだ」と答えた。

間もなくして正史が出先から帰って来た時、ヨウ子が再び苦しみ始めた。今度は痛みは収まらなかったヨウ子は激しい痛みに苦しんだ。マリ子とマチ子は慌てて動揺するばかりだったが、産婆が間に合わず息子を取りあげたという植辰が冷静に指示し、ヨウ子を病院に運んだ。

出産は家族の立ち会いもできないため、付き添いで来た正史とマリ子はヨウ子は入院させ自宅に戻った。

まーねえちゃん153話 3/23日(水)放映 ヨウ子が女の子を出産

夜、ヨウ子のことが心配でたまらない母は、一人病院に行こうとして家族に止められていた。不安を訴えるはるに植辰が励ましの声をかけた。

磯野家に電話が入った。ヨウ子が無事女の子を出産し母子ともに健康との連絡だった。母や正史らは狂喜乱舞しこれから病院に行こうとしたが、マリ子が「もう夜の9時だ。ヨウ子も休ませる必要がある。見に行くのは明日だ」となだめた。

翌朝、正史とマリ子たちは病院を訪ねた。ヨウ子は元気な様子で、正史がヨウ子に感謝の気持ちを伝えた。

10日後、ヨウ子は正子と名付けた娘とともに退院して磯野家に帰って来た。マリ子も他の家族もみな赤ちゃんにぞっこんだった。

まーねえちゃん154話 3/24日(木)放映

ヨウ子の長女・正子に磯野家の人々はぞっこんになっていた。母は外出もしなくなり正子に構い過ぎるので、ヨウ子は「抱き癖が付いて良くない」とぼやいていた。マチ子はミルクづくりを熱心に行ったがおしめの世話だけは嫌がった。一方マリ子はおむつ替えも厭わなかった。

ヨウ子と正史が正子の連日の夜泣きで困っていたので、マリ子は二人を休ませるため正子のおもりをすることにした。

マリ子が庭に出て子守歌を歌い、そのうち正子にこれまでの出来事を思い出し語りかけた。(福岡の海辺で暮らしていたことや女学校時代の思い出、上京して暖かい人たちに出会ったこと、マチ子の弟子入りや自分が挿絵家になったこと、新八郎との出会いなど)

すると、(マリ子の想像の中で)新八郎が目の前に現れたので、マリ子は「母親の気持ちを味わえてとても幸せで、ヨウ子に感謝している」「あなたがきっと帰って来ると言っていたのは、いつでも私のことを見ていてくれているという意味だったんだと思う」と新八郎に話した。

まーねえちゃん155話 3/25日(金)放映 ヨウ子が次女を出産

その日、新八郎の母親・貴美が、磯野家に生まれた正子を見るため、鹿児島から上京し磯野家に来ていた。

終戦から10年経っていた。貴美が、マリ子が再婚しないことを話題にすると、マリ子は「二度と新八郎さんのような旦那様には出会えないから、新しく夫を探そうとは思わなかった。それどころではなくただ精一杯生きて来た」「姉妹出版と一緒に歩いて来た気がする。これからも」「困ったことがあると新八郎さんが夢の中に助けに来てくれる。新八郎さんと結婚して本当に良かった」と義母に話した

貴美は「新八郎と結婚させたことであなたを不幸にしてしまっていたのではと心を苦しめて来た」と話した。するとマリ子は「戦争で結婚出来なかった女性が250万人いると聞いている中、自分は一週間でも結婚生活を送れて、ヨウ子のおかげで母親気分も味わえて幸せだ」と話した。

時が経ち、ヨウ子は2番目の子供を身ごもった。臨月を迎えたある日、食事中ヨウ子に陣痛が来た。ヨウ子はまもなく入院し次女を出産した。マリ子たちはみな手を取り合って喜んだ。

まーねえちゃん156話 3/26日(土)放映 最終回

ヨウ子の次女・彩子を見に、磯野家に次々と知り合い(田河水泡夫妻、ウメ婆さん、前島姉妹、均と道子)が訪ねて来た。

上京できない北海道の三郷からはお祝いの手紙が届き、三郷に見せるために家族写真を撮ろうという話になった。すると正史が、今度の日曜日にセルフタイマー機能のあるカメラで撮ろうと言い出した。

その夜、母は「彩子の誕生を感謝して、オネスト神父様に恵まれない子供のために百万円の寄付を申し出た」とさらっと言い、マリ子とマチ子をあ然とさせた。二人はあ然としつつも、母の献金のおかげで知らない人に感謝の言葉をかけられたことについて話し、母のしたことへの感謝を口にした。

日曜、みなで玄関前に集まり、家族写真を撮影した。

おしまい

まーねえちゃん151~156話 感想

・母が植辰さんに更年期障害の薬を飲ませていることにマリ子たちがあ然としていましたが、現代では男性の更年期もあるという流れになっているので、母はるのやったことは時代を先取りしていたのかもですね。(女性向けの薬が男性に有効なのかは定かではないですが)

・最後の2週の内容が周辺人物の話中心で、他の週と違って何だか薄かったなと思いました。脚本家さんはマー姉ちゃん終了後に金八先生の仕事が控えていて構想に時間がとれなかったのかな??もしかしてこの辺りだけ別の人がまとめたのでは?と思うくらいでした。

全体的に面白かったことには変わりないのですが、原作に書かれていたニセ本や集金を踏み倒されるなどマリ子たちが遭遇した苦闘も見てみたかったなと思いました。

しかし毎朝楽しみにしていたマー姉ちゃんが終わってしまって悲しいです。来週から何を楽しみにして起きればいいの・・と思いますが、「よりぬきサザエさん」が面白かったので、とりあえず13巻全部を読破してみようかと思います。(下記記事で紹介しています)

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