黒柳徹子の本 おすすめ10選

2021年1月2日

黒柳徹子さんの本を紹介します。

徹子さんの本は「窓ぎわのトットちゃん」が有名ですが、他にも面白い本が沢山あり、デビューまでのいきさつや、人気番組での裏話、おもしろ失敗談、交友関係、ユニセフの活動など様々なことを知ることができます。

窓ぎわのトットちゃん(トモエ学園での日々・自伝物語)

1981年刊行 徹子さんの小学校生活を記したベストセラー本です。

この本が良いのは、幅広い年代の方が様々な視点で読めるところです。

(子供なら楽しい学校生活の様子として、大人なら子供の頃の気持ちを思い出せる、教育について考える人なら理想の教育とは?という視点で、徹子さんファンなら徹子さんのことを知れる、歴史的な意味では戦前の生活の様子を知れる)

↓英語版や中国語版などもあります。外国の方へのプレゼントや語学の教材としてもおすすめです。

 

■下記に窓ぎわのトットちゃんの内容を簡単にまとめてあります

「窓ぎわのトットちゃん」あらすじと感想・全もくじ|徹子さんの小学校生活を描いた自伝物語

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「続 窓ぎわのトットちゃん」も刊行されました

「続 窓ぎわのトットちゃん」あらすじと感想

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トットチャンネル(女優デビューまでの道のり)

1984年刊行 徹子さんが20代前半頃の、TVデビューした頃の出来事が記されています。

前半は、音楽学校在籍時にNHKの面接を受け、育成期間を経て専属俳優としてデビューするまでのことが書かれていて、まるで青春物語のようでとても面白かったです。表紙はその頃の徹子さんで、とてもかわいい!

他にも、テレビ黎明期の番組作りの様子が興味深く、また徹子さんの心根のまっすぐさを感じさせられるエピソードも楽しく印象的です。

トットの欠落帖(徹子さんのおもしろ失敗談)

1989年刊行 徹子さんのいろいろな失敗談のエピソードが書かれています。(知人の結婚式での大失敗談や、馬に乗ったら湖に突入された話など‥)

活動的で色々なことにチャレンジする徹子さんには様々な出来事に遭遇して、こんなこと起きるのか?という奇想天外な驚きの話もあって、とても面白い本です。

小さいときから考えてきたこと

<もくじ>
赤い松葉杖 黄色い花束 本を読むことについて さようならセゾン劇場 アイボ・グレーちゃんと暮して 2000年の初日の出

ベートーベンさんのおかげです ドッグス・イヤー事件 私ってLDだったの? お父さんから、お母さんを引く???

リベリア報告 リベリアのシシャモ サンタクロースさん 祖父のこと グリーティング・カード チューインガム

芝居の旅 オバタリアン お説教 ほんとうの幸せとは? 私の母さん、私の兄ちゃん アフガニスタン報告

2001年刊行 徹子さんの幼少期の思い出や、子供に関するエピソードが書かれたエッセイです。

病気で長期入院した時に出会った女の子とのエピソードや、入学前検査で自分だけ出来なかったことがあった時の話が特に印象的でした。

大人になると、子供が小さいながらに色々感じ考えていることを忘れてしまいがちな中、自分にもそういう頃があったことを思い起こさせてくれる一冊です。

徹子さんの美になる言葉(雑誌Voce連載のエッセイ)

2008年刊行 雑誌VoCEの連載の単行本化にしたものです。

女優時代の出来事やNY留学の話~最近の事まで、様々なエピソードが楽しく書かれていて、徹子さんのことが色々知れる面白い本です。

一番印象的だったのは、1971年の朝ドラ「繭子ひとり」で家政婦・田口ケイ役を演じた時のエピソードです。

(徹底的に役に合わせてやぼったい見た目に変装したら、休憩中にNHKの食堂やトイレでも気づかれず、いつもと違うそっけない扱いを受け、その時感じたことについて)

トットひとり(出会い別れた人との思い出)

<帯説明> 向田邦子、森繁久彌、渥美清、沢村貞子たちとの友情、「ザ・ベストテン」、結婚未遂事件など宝石箱のような回想録

<もくじ>
私の遅れてきた青春について 霞町マンションBの二 「ねえ、一回どう?」 私の母さん、私の兄ちゃん 初詣で 泰明ちゃんが教えてくれた 「そのままが、いいんです!」 三十八歳だった/徹子のヘア ある喜劇女優の死 二人の喜劇作家の親 幕が上がる時

2015年刊行 徹子さんが出会い別れていった人との思い出を書いた一冊です。

ベストテンのエピソードは、久米さんと組んだきっかけや、何でもありの生放送の裏側、様々な歌手のエピソードが書かれていて、懐かしくて面白かったです。

友人・向田邦子さんとの親交の話も印象的でした。

チャックより愛をこめて(NY留学記)

1973年刊行 資生堂の「花椿」と雑誌「話の特集」での連載エッセイをまとめた本で、30代後半に留学したニューヨークでの日々が綴られています。(チャックというのは徹子さんの若い頃のあだ名)

当時の徹子さんの姿を収めた写真が沢山ありビジュアル的にも楽しめます。また、着物を来ていたおかげでNYに来ていたチャップリンと話すことができた、というエピソードが印象的でした。

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トットちゃんとトットちゃんたち(ユニセフ親善大使の活動記録)

1997年刊行 徹子さんのユニセフ親善大使としての活動の記録で、訪問した国の子供たちの様子が記されています。

困難な状況の中、純粋な子供達が必死に生きていることが分かり、また毎年世界の国を訪ね、献身的な活動を行って来た徹子さんに、改めて尊敬の念を感じます。

なおこの本の内容の活動時期は30年~20年以上前のことで、現在では経済発展を果たした国もある一方、未だ紛争や貧困に悩まされる国もあるんだなと思いました。

本のタイトル:ユニセフ活動の初訪問国で、スワヒリ語で"子供"のことを"トット"と言うことを知り、自分の子供の頃のニックネームと同じであることにつながりを感じてこのタイトルを付けた。

トットちゃんとソウくんの戦争

<amazon紹介情報より>

太平洋戦争が始まった。黒柳徹子、小学2年生。田原総一朗、小学1年生。私たちの「戦争体験」と「戦争責任」のすべてをお話しします。

戦争を経験した同世代のお二人の経験が、とても分かりやすく書かれています。幅広い世代の方に読んで欲しい本です。

徹子さん母の著書「チョッちゃんが行くわよ」

1982年刊行 こちらは徹子さんの母・黒柳朝さんの著書で、お母さまご自身の半生を記した本です。1987年にNHKの連続テレビ小説化された作品でもあります。

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