「JIN-仁-」あらすじ 第4話|吉原の花魁・野風

2020年7月1日

ドラマ「JIN-仁-」のあらすじ 第4話(パートⅠ(2009年放映))のストーリーを詳しくまとめました。第4話では、仁は龍馬に連れられ訪れた遊郭で、婚約者の未来そっくりの花魁・野風に出会い、意識不明の遊郭の主人・彦三郎を診療します。

■キャスト:大沢たかお(南方仁)、綾瀬はるか(橘咲)、麻生祐未(橘栄)、小出恵介(橘恭太郎)、内野聖陽(坂本龍馬)、桐谷健太(佐分利祐輔)、中谷美紀(花魁・野風)、六平直政(鈴屋の主人)、武田鉄矢(緒方洪庵)、小日向文世(勝海舟)、 他

■前回あらすじ

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1. おいらん・野風との出会い

時が経ち1862年の冬になった。龍馬(内野聖陽)は勝海舟(小日向文世)に弟子入りし、恭太郎(小出恵介)も勝の秘書のようなことをするようになった。咲(綾瀬はるか)は仁(大沢たかお)が「未来から来た」と言ったことに対し、何事もなかったように振る舞ってくれていた。

仁はその頃、緒方洪庵(武田鉄矢)の招きで西洋医学所で講義を行うようになっていた。沢山の弟子も受講する中で、洪庵が一番質問をし、皆仁の手術道具に興味津々だった。一方、仁が持って来た写真(婚約者の未来(中谷美紀)と写った写真)には何の変化も起こっていなかった。

仁は、橘家の縁側で頭に穴をあける道具で板を骨に見立て手術の練習をしていた。咲が夕餉の豆腐について仁に聞くと、仁は揚げ出し豆腐が良いと言った。しかしその後、仁は龍馬の誘いで出かけてしまい、咲は用意した夕食を食べてもらえず落ち込んだ。

仁が龍馬に連れて来られた場所は、吉原の遊郭だった。(龍馬は以前、町で中年男性(六平直政)が男に絡まれているのを助け、その礼に男の店であるこの遊郭に来たことがあった)

仁は困惑したが、龍馬は「いつでもただにすると言われている」と話し、店員に目当ての花魁を希望した。龍馬の話によると、その花魁(おいらん)・野風(呼び出しと言われている最高級の遊女)は何度来ても口を聞いてくれないが、医者を探しているらしかった。

するとその花魁(中谷美紀)が現れた。仁はその顔を見て言葉を失った。婚約者・未来そっくりだったからだ。龍馬が野風に、仁が今話題の医者だと紹介すると、野風は「どんな病でも治せるでありんすか?」と聞いた。仁は思わず野風に苗字や子供がいるかを聞き、機嫌を損ねた野風は”あかんべえ”をして去って行った。

2. 鈴屋の主人を診る

(花魁は客を選ぶことが出来るので)龍馬や他の熱心に通う客も相手にしていなかった。しかし龍馬は野風の声がを聴けたことで満足し帰ろうとし、仁は鈴屋の男衆に何か伝言していた。するとそこに女将が現れ、主人の彦三郎が20日ほど前から具合が悪く返意識がない状態であることを話した。仁は診察をすることになった。

一方野風は、部屋でめまいと具合の悪さを感じていた。そこに男衆が来て「先ほどのお医者様が、花魁は貧血というもので、血が足りなくくらりときたり、息切れがする、花魁の目の下が異様に白いのでそう思った、海苔やわかめなどを多く食べると良くなると言っていた」と仁の伝言を伝えた。

仁は昏睡状態の主人・彦三郎を診察し、何か変わったこと、例えばぶつかった事などはないかと聞いた。女将は、脚を踏み外して左の額にたんこぶを作ったが、すぐに治って1月位は元気に過ごしていたと話した。仁は慢性硬膜下血腫を疑い、頭の中に血が溜まってきているので頭に小さな穴をあけて血の塊を出す手術すれば良くなる、既に重体で命にかかわる、ただもっと脳の深い所の病の可能性もありその場合手の下しようがない、と説明した。

居合わせていた別の医師は「そんな治療聞いたがことない、腑分け目的だ」と仁を非難した。龍馬も口論に加わり手術をするのかしないのかで揉め、仁は困っていた。

するとそこに野風が現れ「手術とやらをしてくれなんし」と仁に言った。野風は、仁が一見しただけで自分の病を言い当てたことから、仁を真の名医だと言い、主人の回復を願い女将に頭を下げ頼み込んだ。女将は「助からなかったら、どう落とし前つけてくれるんだい」と言った。野風は、その時は拒否していた客と盃を取ると言った。

3. 硬膜下血腫の手術

橘家では、仁からの便りを受け、恭太郎が手術道具を届けることになった。母・栄(麻生祐未)と咲は届け先が吉原であることにショックを受けていた。また、手術道具を持ち出す際、咲は仁の部屋で、写真を偶然見てしまった。

手術道具が届けられ、鈴屋で主人の頭に穴を開ける手術が始まった。女将が傍らに控え助手をし、居合わせた医者も同席し続けていて、龍馬と野風は隣の間に控えていた。

仁は血腫の位置の特定が難しい中、見当をつけた箇所に手術道具で穴をあけ、焼いた釘で周辺組織を焼き開いたが血腫はなかった。時間がなかった。もう1つ穴を開けることにした。

野風には龍馬に聞かれ、彦三郎へのこれまでの恩を話した。(野風は10の頃売られて来た。脱走を試みた際には戻った自分を主人は優しく迎え入れ、飯を食わせてくれた。また、野風の資質を見込み、遊女の頂点・呼び出しになれば違う世界が見れるということを教えてくれ、親のように育ててくれた)

仁は彦三郎の頭に2つめの穴を開け、無事血腫にたどり着いた。彦三郎は助かったのだった。仁は女将に、野風の話(意に沿わない客を取ること)がなくなることを確認した。隣の間でその会話を聞いていた野風は心を打たれた。

手術は無事終わった。夜が明け帰ろうとする仁に、野風が「ぜひまたご登楼を。その際には心よりもてなしさせていただくでありんす」と言った。仁は野風の笑顔を見て未来のことを思った。

橘家に帰った仁は自室で「野風は未来の先祖なのか、彼女と関わることは未来(みき)の未来をいい方向に代えていくのか?」と考えた。そして写真を見ると、撮影場所が変わっていた。(前は未来が入院している時だったが、家の部屋で撮影された写真に変わっていた)仁は喜んだ。

何日か後、仁は咲を伴い、彦三郎の往診のために鈴屋を訪れた。咲は、仁を呼び止めた花魁(野風)が、仁の写真の女性に瓜二つであることに驚き言葉を失った。野風は「もう1人見て頂きたい病人が居る」と仁に頼んた。

■次の回のあらすじ

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