再放送日時:2022年4月
ドラマ「ドラゴン桜」第8話のあらすじです(パートⅠ・2005年放映)。
特進クラスの生徒たちは、夏の東大模試の成績の悪さにショックを受け、教室を離れて行ってしまいました。桜木は引き止めようとせず、何か考えがあるようでした。
<出演者>桜木健二(阿部寛)、井野真々子(長谷川京子)、矢島勇介(山下智久)、水野直美(長澤まさみ)、緒方英喜(小池徹平)、香坂よしの(新垣結衣)、麻紀(サエコ)、奥野一郎(中尾明慶)、理事長(野際陽子) 他
■前回のあらすじ
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「ドラゴン桜1」7話 あらすじ|見返してやる!東大模試!
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ドラゴン桜 8話 東大模試の結果はE判定
龍山高校の特進クラスの生徒たちは、夏の東大模試に全力で臨んだ。
試験後、生徒達は指示どおりすぐに学校に戻り、控えて来た解答をもとに各教科の講師たちにより即座に採点が行われた。教室には以前に引き続き取材のテレビクルーも来ていた。
模試では、志望学部に対する判定としてA判定は合格可能性80%、B判定は60%、C判定は40%‥、と判定が出る仕組みで、今回の模試の予想平均点が160点台の中、生徒達の得点はみな150点前後で、E判定=「合格の可能性5%以下。志望校を変更せよ」だった。皆黙った。
桜木(阿部寛)は「これがお前らの実力だ」と言い放った。ショックを受けた麻紀(サエコ)は「私やめる!言うとおり頑張れば東大入れるって言ってたのに。大恥かいた。テレビに出ちゃって世界中の笑いものだ」と言い、直美(長澤まさみ)も「あんまりだ」と言って、皆教室を去ろうとした。
すると桜木は「すぐに頭に来ることしかないのか。馬鹿は馬鹿なまんまか」「いつもいつも感情に流されて論理的に考えられないから今までバカだったんだよ」と叱った。
すると芥山をはじめ講師陣は「君たちの今の実力で模試でどのくらいの成績になるか、私達が予測できないと思いますか」「分かっていてなぜ今の時期に模試を受けさせたのか」と問うた。
勇介(山下智久)は「分かっていてなんで何の手も打たないんだ」と怒った。
麻紀は泣いて去って行き、他の生徒達も教室を後にした。桜木は、教室に残っていた勇介とよしの(新垣結衣)に「受験は誰かにやらされているうちは駄目だ。週末は休みにして第2回目の合宿を行う。月曜朝7時ドラゴン桜の前に集合」と言った。
勇介が「模試を受ける前に先にやれよ」と言うと、桜木は模試の後にやるから意味があると言った。
ドラゴン桜 8話 小休止
週末、生徒たちはみな落ち込んでいた。
勇介が皆にメールで「一応、月曜7時から授業だ」と伝えると、麻紀も英喜も行かないとの返事だった。勇介は英喜に「逃げ道ないし、前みたいに目指すものがない時には戻りたくない」と伝えたものの悩んでいた。
生徒たちを心配する井野に対し、桜木は、魚釣りに例えて「魚を釣ってやるんではなく、魚の釣り方を教えてやって今後自力で食ってできるようにしてやらないのか」と指摘した。
皆、勉強からは離れながらも、それぞれ今後について悩んでいた。
井野は桜木の指示で、生徒たちの家にプリントを渡しに行った。
勇介は、月曜からのことを伝えに直美の家に行き、近所の土手で話した。やめると言う直美に対し、勇介は「何で模試を受けさせたんだろうな。(桜木は)ムカつく奴だけど無意味な意地悪は絶対しないと思う」「腹の底分からないまま終わるの、悔しくない?」と聞いた。
夜、桜木は職員室で今後のカリキュラムを作っていた。桜木がタバコを買おうとして外に出ると、バンドから帰る途中の英喜が通りかかった。
桜木は英喜に「成功するのに一番邪魔になるのは人間の感情た。つまらない意地や妬みがすべてをダメにする。目の前の利益を取れるか取れないかが勝負の分かれ目だ」と言った。
「そんな勝つことが大事か」という英喜に対し、桜木は「いくら馬鹿にされようが結果出せば見返せる」「だから一時の感情だけで利益を失うバカになるな」と言った。
ドラゴン桜 8話 課外授業でやる気を取り戻す
翌週月曜、結局皆登校して来た。配布した直線と曲線のグラフが書かれているプリントに関する課外授業として、皆で東大キャンパスに行った。
桜木は突然、周りにいる東大生に対して大声で「この中で高校夏の時点で、偏差値が50以下だった人がいると思う」と呼びかけた。すると、3人現れ、少し話を聞かせてもらった。
桜木は「現役生が浪人生にまじって模試を受けると偏差値が低くなる」と説明し、グラフは理想の偏差値の伸び方を示したものであること、夏までに勉強体力をつけておけば秋以降爆上がりすると説明した。模試の結果が芳しくなかったことは、現役生だとあることだということを知った生徒たちは再びやる気を取り戻した。
学校に戻り、夏期合宿が始まった。桜木は「勉強時間の長さではなく密度が大事だから計画はノルマで立てろ」と言い、各講師たちは勉強のコツを指導した。(現代文の答えはたいてい棒線の近くに隠されている、数学では考えこまず無駄でもいいから手を動かす、英語の問題ではなるべく辞書をひかず分からない単語は前後の文脈で判断する、など)
2週間後、東大模試の結果が返って来た。やはり大半の生徒がE判定だったが、一郎が合格可能性20%のD判定だった。皆大喜びしてやる気を出した。
■次回のあらすじ
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「ドラゴン桜1」9話 あらすじ|信じろ!成績は必ず上がる!
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