再放送日時:2022年4月10日(日)
ドラマ「ドラゴン桜」第5話のあらすじです(パートⅠ・2005年放映)。
桜木率いる東大を目指す特進クラスの生徒たちは、特別講師の指導で日々勉強に励んでいました。そこに6人目の生徒・奥野一郎(中尾明慶)が加わります。5話では一郎と秀才の弟との葛藤や、それが引き起こした騒ぎ、一郎が特進クラスに入るまでのことが描かれています。
<出演者>桜木健二(阿部寛)、井野真々子(長谷川京子)、矢島勇介(山下智久)、水野直美(長澤まさみ)、緒方英喜(小池徹平)、香坂よしの(新垣結衣)、麻紀(サエコ)、奥野一郎(中尾明慶)、理事長(野際陽子) 他
■前回のあらすじ
「ドラゴン桜1」4話 あらすじ|壁にぶつかるまで我慢しろ
続きを見る
ドラゴン桜 5話 一郎と次郎
東大進学を目指す龍山高校の特別進学クラスでは、数学に加え理科・国語の授業にも受験のプロ講師たちを迎え、分かりやすい授業が行われた。物理の講師・阿院修太郎は物理の法則を面白いイラストで説明し、国語の講師・芥山龍三郎は古文読解の導入にマンガを使って興味を惹きつけた。
一方、高校の元々の教師達には再雇用試験が課され、桜木から「学校」をテーマに問題を作るという出題がされた。
生徒たちは週末もみな勉強に励んでいた。
特進クラスに興味を持っている3年生の奥野一郎(中尾明慶)は、双子で秀才の弟・次郎に模試の結果が来たか聞き、自分の学校の特進クラスの話をした。しかし次郎はいらついていて、外で勉強するため出かけてしまった。一郎は机の上の次郎の模試の結果を見て、志望校の東大がC判定だったことを知り、次郎を傷つけたのではと心配になった。
特進クラスの英喜(小池徹平)が喫茶店で勉強をしていると、同じく勉強のために麻紀(サエコ)も現れた。二人は「マジで東大受かるかも!龍山初の東大合格者?!」と盛り上がった。
すると、近くの席にいた次郎が、一緒に居た彼女と「龍山のバカが東大って‥」と聞こえるように冷やかした。頭に来た英喜が「失礼だ」と抗議に行った時、そこに次郎に謝ろうとした一郎も現れた。
次郎は兄・一郎のことを彼女に隠していたので、一郎に対してキレた。
ドラゴン桜 5話 傷害騒ぎ
再雇用試験の結果、教師たちは全員不合格で(井野だけはギリギリ仮合格できるライン)、桜木(阿部寛)は理由を「奉仕の心、サービス精神、相手の立場に徹底的に立つことが欠けている」と説明した。納得行かない教師たちは猛抗議した。
そこに慌てた様子の理事長(野際陽子)が現れ、「生徒が傷害事件を起こしたと連絡があった。特進クラスの緒方英喜らしい」と報告した。
桜木と井野(長谷川京子)が警察にかけつけ刑事から事情を聴くと、”一郎を殴ったとして英喜が疑われていた。しかし通報した客は殴った現場を目撃しておらず、一郎は「階段で転んだ」と説明するも、喫茶店には階段がない” という状況だった。
刑事は英喜には「一筆書けば終わりにする」と言い、一方次郎には丁寧な態度を取った。
桜木は英喜と面会し、「つっぱってプライドを守る手もあるが48時間拘束される。メリットを優先して始末書を書いてすぐ済ます手もある」「東大に行けは二度とこういう目に合わない」と声をかけた。
英喜は「こういう事はこれまで何度もあった。家で金がなくなると自分のせい。学校でも。疑われやすい。だから自分なりに特進に賭けていて、中間試験で見返してやりたい」と話した。
桜木は英喜の考えに理解を示し、英喜は始末書を書いて解放された。
その日の夜、奥野家で両親は「大切な時期なんだから」と次郎を心配してばかりで、一郎のけがへの心配の言葉はなかった。
ドラゴン桜 5話 特進クラスの生徒が6人に
教師達が傷害騒ぎのことを騒ぐので、桜木は「緒方が本当は無実か賭けるか」「負けたら特進クラスは解散して私はこの高校を去る。勝ったら歯車になって頂く。私の提案する授業システムを取り入れる」と言った。
週明けの授業中、勇介(山下智久)が「事件のことは納得行かない」と言い出し、英喜以外の他の生徒達はみな教室を出て行ってしまった。
桜木は一郎を呼び出し、昨日の騒ぎについて「弟に殴られたのでは」と改めて聞いたが、一郎は「転んだだけ」と繰り返すのみだった。
桜木が秀明館高校について聞くと、一郎は弟が優秀で自慢の弟だと話した。桜木が「お前だって努力家だ」と生徒情報の記録に書かれていたことを思い出し褒めたが、一郎は「でも僕は違うんです」と淋しそうに言い「兄として弟の将来のために出来る限りのことを・・」と言った。
すると桜木は「つまらねえ野郎だな!」と怒り、一郎を連れ出した。
秀明館の次郎のクラスでは、次郎の双子の兄が龍山に通っていることが噂になっていて、彼女も話してくれなくなっていた。
下校する次郎の前に桜木と一郎が現れ、桜木は次郎に「殴ったのはお前か」と聞いた。次郎は否定し、一郎は「これは転んで出来たあざだ。もう一度転んで同じようなあざを作る」と言って、地面に顔を打ち付け始めた。
すると次郎は「カッコ悪いんだよ、迷惑だ。お前と兄弟で恥ずかしい思いをして来た」「親もうちの子供は次郎だけで良かったのにって言ってた」と言った。
ぼう然とする一郎に、桜木は「人生には思っていたのと違うというという瞬間が沢山ある。そういう時、幻想の中に逃げ込むか、辛くても現実を認めゼロからやり直す」「お前の人生だから好きに決めろ。俺だったら他人に託すより頑張って自分で東大に行く方を選ぶがな」と言った。
「僕バカだから」と躊躇する一郎に対し、桜木は「俺の言うとおり勉強すれば必ず東大に入れる。くずでなくなる」と言った。次郎が再び酷いことを言うと、一郎は初めて「うるさい!」と怒りを爆発させた。一郎は桜木に「特進に入りたい」と申し出て、桜木に改めて聞かれ「(自分を殴ったのは)弟です」と答えた。
特進クラスに一郎が加わった。
ドラゴン桜 5話 感想
ドラゴン桜パート1は放映当時も視聴していたのですが、中尾君の役柄は一番印象に残っていました。自分が一番共感する話だったからかなと思います。
「ドラゴン桜1」6話 あらすじ|英語対決!勝負だバカ6人
続きを見る