「JIN-仁-」あらすじ 第6話|西洋医学所の内紛

2020年7月4日

ドラマ「JIN-仁-」のあらすじ 第6話(パートⅠ(2009年放映))の詳しいストーリーです。第6話では、仁の活躍が西洋医学所の内紛を激化させ、また西洋医学所をこころよく思っていない医学館も登場。

キャスト:大沢たかお(南方仁)、綾瀬はるか(橘咲)、麻生祐未(橘栄)、小出恵介(橘恭太郎)、内野聖陽(坂本龍馬)、桐谷健太(佐分利祐輔)、中谷美紀(花魁・野風)、武田鉄矢(緒方洪庵)、小日向文世(勝海舟) 他

■前回のあらすじ

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1. 高まる仁の評判

ペニシリン製造は順調に進められ、龍馬に連れられた勝海舟も西洋医学所を視察に来ていた。そこに漢方の総本山である医学館から福田という医師が来訪した。

福田は、医学館のお偉方・多紀元琰が仁と対面したいと言っているので明日医学館に来るよう言った。すると西洋医学所の頭取助・松本が「会いたいならこちらを訪れるのが筋だ」と怒り、洪庵も「南方先生は私が師と慕うお方」と強く抗議した。気の弱そうな福田が困る様子に、仁は「行きたいです!」と言い仁が赴くことになった。同席していた勝は、龍馬と恭太郎を護衛に付けさせたいと言った。

(彼らからすると仁の居る西洋医学所は新参者で、奥医師に蘭方医が任命されている状況を医学館は良く思っていなかった)

松本は医学館の動きを心配し、洪庵に「南方先生の身元に難癖をつけ、お上に働きかけるつもりかもしれない。西洋医学所の頭取・伊東先生の失脚をいいことに勢力を盛り返そうとしているのでは」と言った。それに対し洪庵は「その失脚は松本先生が企てたという噂があるが」と聞いた。松本は心外だ、と憤慨した。

町では仁の活躍が書かれたかわら版が配られ、仁の名を使った護符も売られていた。龍馬は仁に「先生は光輝いている」「で、光は影は必ず影を作る」と言った。仁が幕末の江戸に来て半年経っていた。

2. 医学館との対面・胃潰瘍手術を行う

医学館に赴き多紀に面会した仁は、身元不明なことを指摘され、素性を教えて欲しいと言われた。龍馬が言い返し言い合いになる中、側に控えていた福田が腹を抱え苦しみ始めた。仁は福田を診察し、胃に穴が開いている、胃潰瘍穿孔と推測し、「腹膜炎に進行して命を落とすかもしれない、腹を切って手術を行う」と言った。多紀は「外から触っただけで何故分かるのか」と驚愕した。

仁の指示で手術道具を持って現れた佐分利と咲は、医学館の医師たちの敵対の目を感じた。仁たちが点滴を用意し開腹手術を始めようとすると、福田は腹を切られることに怯え多紀に手術をやめてくれと言った。すると多紀は「失敗したら私も腹を切る」と言い、手術は開始された。

麻酔を終え開腹、佐分利も多紀も手術を食い入るように見た。咲は初めて見る内臓に動揺し手を離し、手が震えてしまっていた。すると仁は佐分利に執刀を手伝うよう指示した。

手術は無事成功した。帰り道、佐分利が、敵対の視線が注がれる中淡々と手術を行う仁を褒めると、仁は内臓を見ても動じない佐分利を褒めた。

3. 西洋医学所内での騒動

西洋医学所に戻ると “殺された女郎の部屋で佐分利のメスが見つかった”と騒ぎになっていた。伊東頭取も同席する場で、佐分利は「腑分け(解剖)をしていた」と謝り、「女郎の病を時々見ていて、代金が支払えないので死後腑分けをして払ったことにしてくれと言われていた」と説明した。本来腑分けはお上に申し出ててするもの、という指摘に対し松本は「取り立ててお沙汰になるようなことでは…」と言った。

しかし伊東は「誰かが責任を取らねば」と言った。佐分利は「熱心な医者ならいくらでも隠れてやっている。こうでもせんと腑分けができない。どうやって医術を学べと言うんでっか!いつまでたっても南方先生の神がかった医術に追いつけない!」と抗議した。

すると洪庵が「佐分利ともども身を引く」と言い、佐分利に「道を開くと言うなら堂々と腑分けをすべしと叫ぶべきやったんやないか」「玄朴先生も私も人殺しと言われながら種痘と言う道を開いてきた。この医学所も玄朴先生らが私財をなげうって作ったもんや」「道を開くということは自分だけの逃げ道を作るということではない!」と厳しく叱った。

帰宅後、仁は写真を見ながら、自分が医学所でペニシリンを作らなければ、佐分利や洪庵はこんなことになったんだろうかと考えた。

翌朝仁は、西洋医学所で伊東頭取に自分が辞めると伝え、「以前佐分利先生に、医術を知るならまず体を知れと言った。私が焚きつけたようなものだから佐分利先生をお許し頂けないか」と言った。伊東は納得した。洪庵は反対したが、仁は「緒方先生がここにいらっしゃることこそが、国のため道のためです」「石を投げられ、私財を投げうってでも人を助けたいと思う医の心を伝えて行くことはとても難しいことだと思います」と言った。

荷造りをする仁に、佐分利は「何であんなこと…あんなこと聞いたことない」と泣き、龍馬は仁に「先生には欲がない。欲は生きる源だ。だけど先生の言っていることはまるで仏だ。人でいうなら死人だ」と言った。仁は自分にこの世界に欲がないことを認識し、自分は本当に死んでいるのかもしれないと思った。

4. 仁が命を狙われる

吉原の鈴屋で、野風が、後輩女郎から「医者の客が”南方は化け物だ、医学界のためにも斬るとしかない”と言っていた」という話を聞き、野風は、仁が命を狙われていることを知らせる文を咲に出した。(文には他にも、好いた人のところにまっすぐに迎える咲の身の上が羨ましい、どうか先生をお守り下さい、と書かれていた)

咲は便りを受け、仁を探しに走った。仁は林で人斬りに狙われていて、すんでの所で咲がかばい必死に逃げた。無事助かったものの、仁の手は震えていて、仁は「ここは夢の中で死ぬのは平気だと思っていた。でも震えている」と言った。咲は「当たり前です!先生は生きておられるのですから!」「死んでも平気なんて二度と・・」と言って手を震わせた。

恭太郎は以前吉原で見かけた女郎を訪れていた。自分は小さな器だと弱音を吐く恭太郎を女郎が慰めた。(恭太郎は立ち回りの上手い龍馬への劣等感を抱いていた)

竜馬は医学館に行き、仁への刺客を送ったのではと抗議した。しかし多紀は「確かにあの男は恐ろしいが、己の身を守るため人の命を奪おうとは思わん。むしろ同じ蘭方医の方が恐ろしいのでは」と言った。

朝、ペニシリン製造所が滅茶苦茶に荒らされていた。医学所内の輩の仕業ではないかという話になり、洪庵は弟子達に「このことは全て私に任せなさい」と言った。洪庵は咳き込み、吐血していた。

仁は御茶ノ水の崖に居る時、自分の袂に平成22年の10円玉が入っているのを見つけた。

■次の回のあらすじ

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