NHK朝ドラ おしんのあらすじを詳しくまとめました。今回は46話・47話・48話 で、
故郷に帰ったおしんは、製糸工場での過酷な労働で肺結核を患った姉はるを看病します。
出演者:田中裕子(おしん)、泉ピン子(ふじ/おしんの母)、伊東四朗 (作造/おしんの父)、千野弘美(はる/おしんの長姉)、吉岡祐一(庄治/おしん兄)、乙羽信子(おしん老年期)、大橋吾郎(圭/おしんの孫)、金田明夫(平野/はるの同僚)
■前の回のあらすじ
おしんのあらすじ 43/44/45話|加賀屋での勤めを終え故郷に帰る
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おしん 46話 肺病のはるを看病
おしんは、結核にかかった姉・はるを懸命に看病した。
製糸工場では、12時間の重労働で疲れ果て、畳一畳で2人で交代制で1つの布団で寝るので病気がうつりやすく仲間が何人も亡なり、地獄のような8年だったが、優しくて素敵な監督さんが心の支えになった、とのことだった。
おしんが「小作という制度が悪い」と言うと、作造が「そんなこと誰に吹き込まれた?外で言ってみろ、ただじゃ済まない」と咎めた。
翌日、おしんは製糸工場の監督の平野に会い「姉を見舞って欲しい。平野さんの事を好きだったので、嘘でもいいので姉に生きてて良かったと思わせたい」と事情を説明し懇願した。
数日後、平野が花束を持って見舞いに現れた。
46話 感想
・兄の庄治は貧乏への文句ばかりで病のはるにも冷たい一方、おしんは姉を懸命に看病します。
おしんははる姉ちゃんに貰った小遣いで石盤を買うことができたとか、姉にかわいがられていた思い出があるからというのもあるからだと思いますが、現代でも(人によりますが)女性の方が病の人に寄り添って世話しよう、という人が多いように思います。
(橋田さんもドラマの中で、上記のような女性の優しさと男性のドライさの差を表現しているのと思ってます。また、たまに「病気の妻に冷たい夫」というテーマの話もネット上で見たりしますが、そういう人はなぜ、目の前に病人がいるの少しでも世話してあげようと思わないんですかね‥(性格なのか?))
おしん 47話 はるの最期
平野の見舞にはるはとても喜び、平野が帰った後、貰った花を一輪押し花にして棺桶に入れて欲しいとおしんに頼んだ。
そこに作造が紹介屋を連れて現れた。おしんに山形の料理屋の働き口を紹介しに来たとのことで「酒の相手をするだけ。一晩で10円稼ぐのもいる」と説明し、話が進むことになった。
おしんが納屋の様子を見に行くと、はるが「さっきの男は製糸工場にも出入りしていた悪い人売りだ」と忠告し、逃げるよう促して小さな包みを渡した。
そこには、はるが奉公する予定だった東京の髪結い店の住所が書いてあった。
はるは髪結いになる夢をおしんに託し、その夜逝去した。19才だった。
47話 感想
・平野役の金田明夫さんは、ドラゴン桜(2005年)では英語教師役で登場します。タンクトップ姿で陽気に英語を操るかなりぶっ飛んでるキャラクターで、おしんのシリアスな平野役との差がかなり面白いです。
おしんに出演した時はまだ活躍し始めた初期のころのようです。
おしん 48話 はるの夢を叶えに東京へ
はるの葬儀を終え、おしんは遺言通り東京に行く決心をし、それを母にだけ告げた。
ふじは「お前が思った通り生きてくれれば」「上手く行かなかったら帰って来れねえべ」と言った。おしんは「親不孝を許してくれ」と謝った。
夜、鶏肉の煮込みの贅沢な夕飯が振る舞われた。作造と庄治はぜいたくだと咎め、ふじは「はるの精進落としとおしんの門出の祝だ」と言った。
翌日の早朝、おしんは物音を立てないように戸を開け、ふじに見送られ故郷を去った。
ーー現代のパートーーー
80代のおしんは実家の墓を訪ねていた。おしんは、孫の圭に「今なら肺病なんてすぐ治るけど、当時は一度うつったらそれっきりで‥」と当時の事を話した。
48話 感想
・おしんが脱走前に父親に見つかってしまわないかひやひやしました。なんとか逃げられたようで良かったです‥。
それにしても、娘を怪しい働き口に出さなければならないほど窮乏しているというのは気の毒なことですね
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