おしん

おしんのあらすじ 49/50/51話|浅草の髪結い・長谷川たかに弟子入り

2020年6月24日

NHK朝ドラ おしんのあらすじを1話ごとに詳しく紹介します。

今回は 49話50話51話のストーリーです。おしんは、姉・はるの髪結いになる夢を叶えるために上京し、長谷川たかという髪結い師の店を訪ねました。

■前回あらすじ

おしんのあらすじ 46/47/48話|姉・はるの肺病・故郷を逃げて上京

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■キャストと相関図

ドラマおしんの登場人物相関図 49-51話

出演者:田中裕子(おしん)、渡辺美佐子(長谷川たか)、田中世津子(豊/弟子)、真野ゆうこ(その/弟子)、木瓜みらい(袖/弟子)、島村美妃(けい/弟子)、富沢美智江(夏/弟子)、名川忍(律/弟子)

おしん 49話 上京・髪結い店 長谷川

東京に着いたおしんは、姉はるからもらった紙を持って、髪結店・長谷川を訪ねたが、店員に「人は間に合っている」と追い返され、外出先から戻ってきた師匠にも「悪いけど今人入れる余裕ないんだよ」と相手にしてもらえなかった。

おしんはいったん引き下がったものの、裏から勝手の様子を伺い、かまどの火が消えていたので炊くのを手伝い、師匠に「どんなことでもするからここに置いて下さい。姉の遺言を受けて来た」と土下座して頼み込んだ。

すると師匠は、おしんがここに居ることを許可し店に戻って行った。おしんは髪結いに使う湯を運び、気を利かせて客に美味しいお茶を入れ、下っ端の律を手伝って手ぬぐいの洗濯をした。

昼飯休憩の時間、師匠が、おしんに飯を食べるよう声を掛けた。おしんは「ここに置いて頂けるのでしょうか」と聞いたが、師匠は何も答えなかった。

おしん 50話 店に置いてもらえることに

店の一日が終わろうとしていた。おしんは奉公させてもらえるのか分からない中、働いた。

弟子が師匠に、おしんの事をどうするのかと聞くと、たかは「布団はあるんだろ、寝かせてやれ」と言った。弟子は、以前店の金を持ち逃げされた時の事を話題に出して心配した。

するとたかは「肝心なのは人柄だ。私が見込んだんだ。しばらく様子みたらやる気があるかはっきりするだろう。身元引受人がある子ならいいけど、あの子放りだしたらどうなる?」と言った。

師匠は夕飯の場に来ておしんに名前を聞き、「行くあてのない物を追い出すわけには行かない。その代わりこっちから出て行ってって言った時にはさっぱりと諦めるんだね」と言った。おしんは喜び、夕飯の後片付けを手伝った。

夜、師匠はおしんが皆と一緒に湯に行かなかった事を咎め、寝る場所を案内してくれた。師匠は「誰も構ってくれないから覚悟しておき」と言った。おしんが「私の仕事は」と聞くと、師匠は「そんなのは人に教えてもらう事じゃない、自分で覚えるんだ」と言い放った。

おしんは台所に行き、明日炊く米の量の検討をつけ、寝床の布団を敷いた。湯から帰ってきた弟子達は、髪結いの練習をはじめたので、おしんはその様子を眺めた。

翌朝、おしんは皆が起きる前に飯を炊き、店の掃除を行った。すると起きてきたお律が「仕事を取るな」と怒り「私が家に帰されてしまう」と落ち込んだ。

お律が言うには、下働き3年のあとようやく梳き手になれ、一人前になるのはさらにその後とのこと。

おしんは師匠の所に行き「お律ちゃんの仕事を取ってしまう事になるので、置いてもらう訳にいかない。他を探す」と言った。

師匠は笑い「あたしをそんなに了見の狭い女だと思ってたのかい。やる気があれば何人だって雇うよ。お律はまだ13だ。ゆっくり仕込めばいいんだよ。朝っぱらから下らないこと言って!そんな暇があったら店の鏡台でも磨けばいたらどうなんだい」と去って行った。

たかが店に行くと、鏡がピカピカで、たかは思わず笑った。

おしん 51話 下働きの日々

おしんは、台所は自分、店はお律、と分担して手伝う事にし、裏の仕事を中心に行い、次第に姉弟子たちもおしんを受け入れるようになった。

食事の買い出しでは、30銭の予算内で上手くやりくりして食事を用意した。

姉弟子達はおしんに「あんたにいて貰ってお律は少し楽になった」「16で髪結いの修行を始めるのは大変ね」と声をかけ、髪結いの大変さが話題になった。(一人前になるまでに年月が必要、おしんなら他に稼げる仕事があるのでは?男の人と知り合う機会もない、人が遊んでる盆正月は忙しいし、出髪に行ってもらった心づけもお師匠さんに渡す)

おしんが「お豊さんとおそのさんはお手当は?」と聞くと、お豊は「まだお礼奉公が明けないんだよ」と答えた。姉弟子達は「一生髪結いもわびしいし、でも自由になってもこの年じゃ遅すぎるし。髪結いになったって女の幸せ逃しちゃねー。何もこれから苦労する事ないんじゃない」とおしんに言った。おしんは「うちは貧乏な小作で母親の苦労を見て来たから、女子でも仕事の腕をつけたい」と言った。

それから一月、おしんは必死に働き続けた。

ある日、姉弟子が、師匠の着物の洗い張りを店に出すよう言った。おしんは自分で出来るからやると申し出た。

おしんは仕事の合間や夜に作業を行い、洗い張りの様子を見たお豊は感心した。おしんは大奥様に仕込まれた日々の事を思い出し、もし浩太と加代の事がなければ違う人生のはずで、酒田の暮らしを懐かしく思った。

 

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■次の回のあらすじ

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