NHK朝ドラ おしんのあらすじを1話ごとに詳しく紹介。今回は262話・263話・264話 のストーリーです。
前回はセルフサービスの店がいよいよオープン、皆で店を盛り立てます。末娘の禎も春休み中店を手伝い商売の面白さに目覚めました。
キャスト:乙羽信子(おしん)、田中好子(初子/おしんの養女)、山下真司(仁/おしんの次男)、田中美佐子(道子/仁の妻)、長門裕之(道子の父)、今井和子(道子の母)、塩屋俊(希望/おしんの養子・加代の子)、浅沼友紀子(禎/おしんの娘)、渡辺寛二(崎田辰則/仁の友人で店員)
■前の回のあらすじ
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おしんのあらすじ 259/260/261話|新しい店の開店・禎(てい)の青春
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おしん 262話 禎、辰則との結婚を勧められる
仁が、辰則と禎(てい)を結婚させたいという話をすると、おしんは「まだ学生だから」と反対した。お腹を空かせ目を覚ました禎が現れたので、仁は禎にもそのことを伝えた。
仁は「二人が一緒になってくれたら辰則は田倉の人間になるんだよ。」「辰則はお前を絶対に大切にしてくれる」と勧めた。禎は急な話に驚いていた。
就寝前、仁を悪く言うおしんに、初子は「お店のことで一生懸命なんですよ。辰則さん悪い人じゃないですよ」とフォローした。禎は、寝る前物思いにふけっていた。
翌朝、お惣菜の準備をしている禎に、辰則が話しかけたが、禎は無視し、その後初子に「禎さん禎さんって馴れ馴れしい、顔見るのも嫌。一緒にさせられたらたまらない、黙って出てく」と言った。
開店後、仁は禎がいないことに気づき、家の中も探すが見つからなかった。
店が賑わう中、仁は万引きする子供を見つけ、一度目ではなかったので店の裏に連れて行き学校に連絡した。閉店後、おしんは「そんなことをしなくてもいいのに」と咎めた。
仁が禎のことを聞くと、おしんは「名古屋に帰った」と言った。仁は「縁談話が気に入らなかったのか」と呟き、何も知らない辰則が「それが嫌で逃げ出したんですか。残念ですね」と言った。
名古屋に帰った禎はボーイフレンドと会っていた。一方おしんは、惣菜に本腰入れることに張り切っていた。
おしん 263話 禎、大学を辞める
新しい店は銀行の借金を返すのが精いっぱいの状態だった。
夜、店に、おととい万引きした子供の親達が抗議に現れた。仁は「万引きしたのが悪い」と言ったが、保護者達は「学校に知れ渡り子供の一生が台無しにされた、PTAで皆に働きかけて不買運動する」と言った。おしんは「こちらも行き過ぎがあったかも知れません。どうか穏便に…」と頭を下げた。
親達が退散した後、納得行かない様子の仁に、おしんは「店も目が届いてなかった。やっぱりこんな店やらない方が良かったかね‥」と弱気になったものの、「ここまで来たら引き返せない。惣菜に力を入れる。その為に調理場を作ろう」と言い出した。辰則も賛成した。
禎の下宿に遊びの誘いの電話がかかってきた。禎が家を出る時、下宿のおばさんに、最近帰りが夜中だと釘をさされた。
喫茶店で落ち合った彼氏が金をせびって来たので、禎が金を持つことにした。彼氏は「禎、愛してるよ」と言った。その後ダンスホールに行き、友人達と合流し、皆陽気に踊った。しかし禎は踊る気がせず、彼氏を振り切り下宿に戻った。
部屋に実家から送られた仕送りの食材が置いてあった。禎の脳裏に、おしんや辰則が懸命に働く姿が浮かび、心が痛くなった。
店では惣菜が好評だった。朝、おしん達が惣菜の仕込みをしていると、突然禎が現れた。学校は辞めたといい、店のレジに入る準備を始めた。
おしん 264話 禎が辰則に逆プロポーズ
突然戻って来た禎(てい)は、大学を辞めると言ったきりレジに入ってしまった。おしんには何があったのかさっぱり見当がつかなかった。
閉店後、おしんと仁が名古屋に戻るよう説得したが、禎は「大学に行くのが馬鹿馬鹿しくなった。お店を手伝う方がすっと有意義」「皆と力を合わせて働きたい。オープンの時手伝って良かった、働く素晴らしさを知らなかったらとんでもない間違いをするところだった」と言った。
おしんは「気持ちは分かった。でももう一度将来のことを考えて」と諭したが、禎は「もう荷物を送り返した」「辰則さんと結婚しても良いわよ。辰則さんの気持ちは知らないけど」と言った。そこに辰則が現れたので話が中断した。
寝る前、禎はおしんの肩を揉んでいた。おしんは「しばらく遊んでっていいから、気が済んだら名古屋へ帰りなさい」「辰則さんとの結婚、許さないよ」と言った。
禎は「どうして、いい人じゃない、田倉のために一生懸命だし」」「辰則さん優しいから、きっと母さん大事にしてくれると思うよ」と言い自室に戻った。
朝、辰則が歌を口ずさみながら店に現れると、店には既に禎が居た。禎は「私をお嫁に貰ってくれる気持ちはある?結婚して夫婦でお兄ちゃん達と一緒に田倉をやっていくの」と言った。
突然のことに辰則は「冗談にも不謹慎です」と怒り、真面目に言っているという禎に、無言になり「お断りします。私は禎さんと結婚できるような男ではない」「そんなことしたらお世話になった奥さんを裏切ることになります」と言った。
*感想・ミニ情報*
・おしんを見てて驚いたことの一つが、浅沼友紀子さん演じる禎が本当に成長しているように見えることです。(登場した時は中学生でしたが、大学生の禎とよく似た違う女優さん?というくらい幼く見えます)ヘアメイクの工夫に加え、中学生の禎は画面構図でいつも一番奥に置かれているので、「(ロバート秋山の上杉みちくん的な)遠近法で禎を小さく見せてるのか?!」と衝撃を受けました。
・「おしんの家は伊勢のどこ?」についてですが、263話で禎が受け取った荷物の発送元が「三重県度会郡芦原町」と書いてあるのが確認出来ました。"度会郡"とは当時の伊勢エリア全体の郡の名前で、"芦原町"は架空の名称のようです。なので結局「伊勢のどこか」という設定だと思います。
・262話で、禎に食べられなかった食パンがアップで映っていたのがちょっと面白かったです(パンがおいていかれた、と擬人化しているのだと思いますが、やたらパンの尺が長い)
■次回のあらすじ
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おしんのあらすじ 265/266/267話|初子の見合い話・孫の剛(たけし)が誕生
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