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おしんのあらすじ 232/233/234話|仁が東京で就職するも所在不明に

2020年3月12日

NHK朝ドラおしんのあらすじ 232話・233話・234話 のストーリーを詳しく紹介します。

前回は、米軍の歓楽街で働いていた養女の初子を連れ戻したものの、今度は希望が陶芸の窯元へ弟子入りしてしまった状況です。そして仁も家の小さな店で働くことに不満を持っている様子です。

キャスト:乙羽信子(おしん)、山下真司(仁/おしんの次男)、田中好子(初子/おしんの養子)、塩屋俊(希望/おしんの養子・加代の子)、浅沼友紀子(禎/おしんの娘)

■前の回のあらすじ

おしんのあらすじ 229/230/231話|初子と再会/希望が陶芸家を目指し弟子入り

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おしん 232話 仁が東京で働くと言い出す

1950年の夏、希望が窯元に弟子入りし、おしんは仁に、窯元に挨拶に行った時のことを仁に話し「希望の覚悟が生半可ではない事が分かった」「生まれつき才能がある」と言った。すると仁も動員した。

仁は店の儲けを増やすため、「もっと利益の大きい商売考えなきゃ」と言った。おしんは「食べて行けたら言うことないじゃないか。魚屋だって八百屋だってその日その日に必要なもの。一つのことを一生懸命やるのが大事」と言って聞く耳を持たなかった。

翌日、仁が店の金を使って、東京行きの切符を買っていた。仁はおしんに「働くんだ東京で。予科練時代の仲間の親父さんが百貨店で店長やっている。従業員募集しているっていうから」「田舎町の魚屋で終わるのはごめんだ。やりたい事があったんだ。でも今のままじゃ忙しいだけでろくに儲けもない」と言った。

初子が二人の間に入り、仁に留まるよう説得しようとしたが、仁は「どうせ働くならでっかい店で思いきり自分の力を試してみたいんだよ」と聞かなかった。

するとおしんは「この店がそんなに嫌だったらどこへでも行け。帰ってきてもこの家の敷居は跨がせないから」と突き放した。仁は自室に戻って荷作りを始めた。

翌朝、おしんはさっさと仕入れに出てしまった。仁が出発する時、妹の禎は泣きそうになっていた。初子はおしんから受け取っていた生活費を仁に渡し、涙を堪えながら「仁ちゃんはこんな田舎町でくすぶっているような人ではなかったのかもしれない」と激励の声をかけた。

おしん 233話 仁が家を去り東京で就職

仕入れを済ませたおしんが帰宅した。朝食時、初子は仁の事よりも商売の話をするおしんに「母さんが本気で止めてくれたら、東京行き諦めたかもしれない」と怒った。おしんは「東京の仕事が仁に相応しかったら一生それをやって行けばいいし、見込み違いなら諦めればいいんだから」とドライだった。

そして「とうとう初ちゃんと二人きりになったね。まあそれもいいでしょ。オート三輪は一人で回るから初ちゃんお店の方やってくれればいいから」と言った。すると初子が「工場がひける頃、魚と野菜売りに言ったらどうか」と提案した。おしんは良いアイデアだと同意した。

おしんは禎(てい)に「明日から店は母さんと初ちゃん2人でやるから、自分のことは自分でやりなさい」「しっかり受験勉強やるのよ」と言った。禎は「仁兄ちゃんも希望兄ちゃんも出て行ってしまって、二人共母さんが一生懸命育てたのに」と言った。

おしんは「母さんはみんなが1人歩き出来るようになったらそれでいいの。禎も初子も思う通り生きていいんだよ」と言った。

あくる日から、おしん達は閉店後、町工場近くにオート三輪で出向いて仕事帰りの人に商売をした。禎が「働き過ぎ」と心配したが、おしんは「昔の奉公での苦労を考えると遊んでるようなもんだ。戦争が終わって新しい時代が来て、やっと思う通りの商売ができるようになった」と言った。

東京では、仁は緊張した面持ちで入社した百貨店の人事課に挨拶に行った。しかし配属されたのは配送の仕事で、希望と違うものだった。

仁は仕事を紹介してくれた友人を喫茶店に呼び出し「紹介してくれたのに済まないが、もう少しやりがいのある仕事をさせて欲しかった。第一線で働きたかった」と思いを伝えた。すると友人は「(仁が)中学も卒業していないことを知らなかった。大卒でないと一流の企業に就職できない時代になってしまった、勘弁してくれ」と弁解した。

仁が上京して3か月、おしんの店の業績は順調で、商売に精を出す毎日を送っていた。

おしん 234話 おしんの商売は順調だが仁が消息不明に

季節は過ぎ冬になった。夜、おしんはお歳暮用の注文の鯛の粕漬けや味噌漬けを仕込んでいた。禎が、朝から晩まで働いていることを口うるさく心配したが、おしんはまた適当にあしらった。

朝、おしんが浜で魚を仕入れしていると、網元のひさに声をかけられ、家に寄らせてもらい、同じく訪ねて来ていた浩太とも顔を合わせた。現在は並木食料品店を継いで店も建て直したという。

浩太が仁のことを話題にすると、おしんは「子供はいつか一人立ちするもの。これからは思い切って私も好きなことをやってみたい」と話した。

ひさはおしんの商売が評判であることを褒め、浩太も「おしんさんが頑張ったことが実を結ぶ時が来たように思う。私に出来ることがあればどんなことでも手伝います」と激励した。

おしんが帰宅すると、食卓に、宛先人不明で返送された仁への手紙が置いてあった。おしんが仁の会社に電話をかけると、10日前に退職した、本人の意思というだけで詳しい理由は分からないという。

初子は「簡単に辞めるなんて信じられない。母さん東京に行ってらしたら」と言った。しかしおしんは「もう子供じゃないんだ。私達が心配したってどうなるものでもないし、そのうち何とか言ってくるよ」と言った。初子も心配しながらも「お正月にはきっと帰ってきますよ!」と励ました。

時が過ぎ1951年の正月休み、おしんと初子、禎、帰省した希望の4人で、餅を食べながら仁の心配をしていた。

その時、表の戸を叩く音がした。禎が「仁兄ちゃんだ!」と喜んで皆で迎えに行ったが、そこに居たのは知らない男だった。

■次の回のあらすじ

おしんのあらすじ 235/236/237話|仁が家に帰る・川村が駅前の土地200坪くれる

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