おしんのあらすじ7話・8話・9話のストーリーを詳ネタバレでしくまとめました。7話・8話・9話は、山形の貧しい小作農家に育った6才のおしんが、米一俵と引き換えに奉公先の左沢の材木問屋に向かう場面からはじまります。
■前回のあらすじ
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おしん あらすじ 4/5/6話|貧しい小作農家に生まれる
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■キャストと相関図
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キャスト:小林綾子(おしん幼少期)、泉ピン子(ふじ/おしんの母) 、伊東四朗 (作造/おしんの父)、大路三千緒(なか/おしんの祖母)、佐野大輔(庄治/おしん兄)、平泉成(中川材木店主人)、今出川西紀(材木店主人の妻)、丸山裕子(材木店の女中頭・つね)、光石研(材木店の奉公人・定次) ナレーション:奈良岡朋子
おしん 7話 最上川を下り奉公先に向かう
6才のおしんは、家が貧しいため左沢の材木問屋に奉公に出ることになった。
出発の前の晩、おしんの前払いの給金の米で白飯が振る舞われた。父・作造は、正月でもないのにと不機嫌になり、祖母・なかはをおしんを不憫に思い泣いていた。
翌朝明け方、ふじはおしんのために仕立て直した着物を目を覚ましたおしんに着せ、「これからは1人で生きるんだ。帰りたい時も辛抱しろ、でもどうしても辛抱し切れなかったら帰って来い」と声をかけ抱きしめ泣いた。
出発する時、なかが皆に秘密でおしんに50銭銀貨を持たせてくれた。
おしんは船賃節約のため、材木店の使用人が漕ぐいかだに乗り、雪の残る最上川を下り奉公先に向かった。母も父も泣きながらおしんを見送った。おしんは、日頃厳しい父の泣く姿を初めて見て、父の辛さを知った。
日が暮れる頃ようやく奉公先に到着したおしんは、船酔いでふらふらの状態で、店の奥様と女中に出迎えられた。
おしん 8話 材木問屋での奉公がはじまる
船酔いで気分が悪くなったおしんは、部屋でしばらく休んだ後、材木問屋の主人・軍次と奥様・きんに挨拶をした。
主人は優しい様子だったが、おしんが7才だと知った奥様は眉をひそめた。(口利き屋が嘘をつき9つだと伝えていた)おしんは、家で弟妹の子守をしていた、雇って貰えないと父母が困ると必死に訴え、主人はおしんが働くことを許した。
翌朝5時、女中頭で教育係のつねにたたき起こされ、奉公が始まった。井戸から水を運び台所を手伝ったが、ここでも大根飯が主食で、おしんは驚いた。
朝食の場に食事を運びおしんも席につくと、先に掃除をしろとつねに叱り飛ばされた。筏で送ってくれた使用人の若者(定次)が心配そうにおしんを見ていた。
その後もつねから、箒の使い方や雑巾の絞り方を厳しく注意された。掃除の後急いで朝飯をかき込み、赤ん坊(武坊ちゃん)のお守りをした。
表で坊ちゃんをおぶってお守りをしていると、目の前を小学校に通う子供達が通り過ぎ、おしんは羨ましく思った。
お乳の時間になり、坊ちゃんを奥さまに渡した。立ちっぱなしで足が痛かったが、次はおしめの洗濯で、川へ行き冷たい雪解け水で洗濯をした。
おしん 9話 小学校の授業を覗き見る
夕飯時、おしんは腹がぺこぺこだったが子守で手が離せず、ありつけた時には残りの米はわずかだった。飯の後はすぐ風呂炊きで、火を炊く間に疲れで眠りそうになった。
その後疲れ果てていたので入浴を断ろうしたが、風呂掃除の仕事が残っていた。風呂の湯は僅か、力を振り絞り風呂掃除をした。
ある朝、おしんは外で子守をしていて、小学校に登校する子供達につられ、後について行ってしまった。
おしんは、カタカナの読み方の授業に窓の外から見入り、真似して口ずさんでいると、男の先生が窓の外のおしんに気がづいた。
休み時間、校庭にいたおしんに、先生が「どこの子だ?」などと声をかけてきた。おしんは質問に答え「二度と来ないから許してけろ。家の人にも黙っててけらっしゃい」と頼み、坊ちゃんの授乳の時間を忘れていた事に気づき急いで帰った。
おしんが戻ると、材木問屋はおしんが戻って来ないことで大騒ぎになっていて、つねに大目玉を食らった。
その日の夕方、店に昼間の学校の先生が訪ねて来た。おしんは「今日学校に行ったことが知れたらどうしよう」と怯えた。
■感想
・武坊ちゃんかわいい。髪の毛フサフサ
・このおしん幼少期のパートは、何故かすごい感情移入するのですが何でなんでしょうね…。あと、普通に勉強できることのありがたさを感じます。
・トップ写真は、奉公先の中川材木問屋があった設定の左沢(あてらざわ)の風景で、13話で現代のおしんが訪れている場所です。川の北側に高台公園があるようで、そこから撮った写真だと思います。最上川のうねっている形状が見えて面白いです。東京暮らしの私は、山形の穏やかな風景を見るたび、自然豊かでいいな~、住んでみたいなーと憧れます。
■次の回のあらすじ
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