おしん

おしんのあらすじ 7/8/9話|材木問屋での奉公

2020年3月15日

おしんのあらすじ7話・8話・9話のストーリーをネタバレで詳しくまとめました。

今回は、貧しい農家に育った6才のおしんが、米一俵と引き換えに、奉公先の左沢の材木問屋に向かう場面からはじまります。

<再放送予定>未定

<キャスト>小林綾子(おしん幼少期)、泉ピン子(ふじ/おしんの母) 、伊東四朗 (作造/おしんの父)、大路三千緒(なか/おしんの祖母)、佐野大輔(庄治/おしん兄)、平泉成(中川材木店主人)、今出川西紀(材木店主人の妻)、丸山裕子(材木店の女中頭・つね)、光石研(材木店の奉公人・定次) 、ナレーション:奈良岡朋子

■前回のあらすじ

おしん あらすじ 4/5/6話|山形の貧しい小作農家に生まれる

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おしん 7話 最上川を下って奉公先に向かう

6才のおしんは、家計を助けるため左沢(あてらざわ)の材木問屋に奉公に出ることになった。

出発の日の明け方、母・ふじは着物を仕立て直していた。

おしんが目を覚ますと、ふじは着物をおしんに着せ「これからは1人で生きるんだ。帰りたい時も辛抱しろ。どうしても辛抱し切れなかったら帰って来い」と声をかけ抱きしめた。

船賃節約のため、おしんは材木店のいかだで最上川を下って奉公先に向かった。母も父も泣きながらおしんを見送った。おしんは、日頃厳しい父の泣く姿を見て、父の辛さを知った。

日が暮れる頃、ようやく奉公先に到着したおしんは、奥様と女中に出迎えられた。

7話 感想

・このおしん幼少期のパートは、なぜかすごい感情移入するのですが何でなんでしょう‥。あと、明治時代末期のこの時期にも、まだ全ての子供が通学できたわけではないということを知り、普通に勉強できることのありがたさを感じます。

・おしんの母役の泉ピン子さんは、今や大ベテラン女優のイメージがありますが、おしんの母役ははまり役で演技も上手くて美しいです。

なおピン子さんを橋田寿賀子さんに薦めたのは、橋田寿賀子さんの旦那さんだそうです。(旦那さんはTBS勤務の敏腕テレビマンで、金八先生などを手掛けた方)

・伊東四朗さんらが出演していたのは主要な登場人物ゆえ有名ですが、脇役でも次々著名な俳優さんが登場するのもおしんの面白さの1つです。(中村雅俊、渡辺えり、ガッツ石松、北村総一朗、山下真司、田中好子、田中美佐子などが登場)

・母ふじがおしんのために着物のお古を仕立て直してくれました。当時は女性はみな着物が繕えてそれが当たり前だったんだな、すごいなと思いました。(私も裁縫は好きな方ですが、最近針と糸を手に取ったのはせいぜいボタンを付け直した時くらいです)

おしん 8話 材木問屋での奉公がはじまる

ドラマおしんの登場人物相関図 7-9話

船酔いで気分が悪くなったおしんは、部屋でしばらく休んだ後、材木問屋の主人・軍次と奥様・きんに挨拶をした。

翌朝5時、おしんは女中頭のつねにたたき起こされ、まずは井戸から水を運び台所を手伝った。ここでも大根飯が主食だった。

朝食の場に食事を運びおしんも席につくと、先に掃除をしろとつねに叱り飛ばされた。

箒の使い方や雑巾の絞り方を厳しく指導され、急いで朝飯をかき込んだあと武坊ちゃんのお守りをした。

目の前を小学校に通う子供達が通り過ぎ、おしんは羨ましく思った。

立ちっぱなしで足が痛かったが、次はおしめの洗濯で、川へ行き冷たい雪解け水で洗濯をした。

8話 感想

・材木問屋の主人役は平泉成さんが演じています。今と全然違って名前を見るまで全く気付きませんでした。

同様に使用人の定次が光石研さんなのも、今と違って全然気づきませんでした!(かなり若く、まだ20才前でしょうか)

原作者(橋田さん)は、戦争直後に山形に疎開していたことがあり、その時お世話になっていたのが材木問屋だったそうで、そのような理由から「おしん」で材木問屋を奉公先として設定したのだと思います。

材木問屋の雰囲気がリアルな感じで、昔こんな感じだったんだろうなーと雰囲気を味わうことが出来ました。

おしん 9話 小学校の授業を覗く

おしんは夕飯時も子守で手が離せず、ありつけた時には残りの米はわずかで、飯の後は風呂炊きで、火を炊く間に眠りそうになった。

その後入浴しながらの風呂掃除をした。風呂の湯は僅かで、おしんは力を振り絞って掃除をした。

ある日いつものように家の前で子守をしていたおしんは、登校する子供達につられて小学校までついて行ってしまった。

おしんが窓の外から授業に見入っていると、それに気づいた男の先生が休み時間に声をかけてきた。おしんは謝って、授乳の時間を忘れていた事に気づき急いで帰った。

その日の夕方、店にあの先生が訪ねて来た。おしんは「学校に行ったことが知れたらどうしよう」と怯えた。

9話 感想

・武坊ちゃんかわいい。多分まだ0才児だけど髪の毛フサフサ

・記事上部の川の写真は最上川で、奉公先の中川材木問屋があった設定の左沢(あてらざわ)の風景です。13話で現代のおしんが訪れている場所でもあります。

川の北側に高台公園があり、そこから撮った写真のようですが、最上川のうねっている形状が見えて面白いです。山形の穏やかな風景を見るたび、自然豊かでいいなと憧れます。

(ちなみに近年は豪雨でたびたび浸水被害が発生しており、川の形状的に水害が起こりやすいようです。2020年の水害を受けて現在堤防を建設中です)

・学校の松田先生が、いかにも優しそうで生徒想いの先生という雰囲気が滲み出ていました。

■次の回のあらすじ

おしんのあらすじ 10/11/12話|小学校に通う・故郷へ手紙を書く

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