おしん

おしんのあらすじ 10/11/12話|小学校に通う・故郷へ手紙を書く

2020年3月17日

NHK朝ドラおしんのあらすじ10話・11話・12話をまとめました。

6才のおしんは、材木問屋で女中頭つねにしごかれながら働く日々を送っていましたが、小学校を覗き見たことがきっかけで、通学の夢が叶います。

■前回あらすじ

おしんのあらすじ 7/8/9話|おしんの奉公先は材木問屋

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■キャストと相関図

ドラマおしんの登場人物相関図 10-12話©mizunotonote.com All Rights Reserved

キャスト:小林綾子(おしん幼少期)、泉ピン子(ふじ/おしんの母) 、伊東四朗 (作造/おしんの父)、大路三千緒(なか/おしんの祖母)、佐野大輔(庄治/おしん兄)、平泉成(中川材木店主人)、今出川西紀(材木店主人の妻)、丸山裕子(材木店の女中頭・つね)、光石研(材木店の奉公人・定次) ナレーション:奈良岡朋子

おしん 10話 小学校の松田先生

訪ねて来た松田先生は、主人と奥様に、おしんが授業を覗いていた事を伝え「小学校は義務教育なので通学させてやって欲しいと頼みに来た」と言った。

渋る奥様に、先生は、奉公人でも同じ日本の子供、自分も弟妹を子守しながら学校に通っていたと説得した。すると主人が了承した。

おしんは通学できることを知り喜んだが、女中頭のつねは通学に反対し、昼食抜きにすると言った。

翌朝、おしんは坊ちゃんをおぶって登校し授業を受け、帰宅後は昼飯を取らず働き、午後は補習を受けにまた学校に行った。

10話 感想など

小学校の歴史について調べたところ、日本では1886年の小学校令で尋常小学校が定められ、当初は4年(卒業後は高等小学校)、1908年に6年制に延長されたそうです。

おしんの時代だと、おしんのように学校に通えない子供もいたようですですが、戦後直後頃の代でも、農村だと子供も農作業の大事な人手で、収穫期に子供が学校を休んだりすることは普通にあったようです。

また、女の子だと下の子の子守役は当然というのはあったようです(親の談による)そういう子守の経験が、将来自分が母親になった時役に立っていたという面もあると思います。

(おしんのようにそれが仕事となって学校に通えないとまでなると困りますが、、)

おしん 11話 故郷に手紙を書く

おしんが通学を始めてから一月、先生が食べ物を分けていてくれたので何とか通学を続けられていた。

しかし、ある日の学校からの帰り道、ガキ大将の男子と仲間数人に囲まれ「うるさいから赤ん坊を連れて学校に来るな」と言われ、武坊に危害を加えられそうになった。

おしんは膝まづき「武坊だけは勘弁してくれ」と懇願した。男子は「もう学校に来るな」「先生に言ったら赤ん坊を傷つける」と脅し去っていった。

おしんはその日以降通学をやめた。

季節は夏になった。おしんが川で洗濯をしていると、定次が、木を運ぶ際おしんの家の近くを通ると声をかけてきたので、おしんは手紙を渡してもらうことにした。

11話 感想

・いじめっ子たちに囲まれて攻撃されている時、これがドラマのための演技だと分からない武ぼっちゃん役の赤ちゃんがギャン泣きしていたのがかわいそうでした。どんなに怖かっただろうか‥(ドラマなのでしょうがないですが)

・おしんは結局少しの期間しか学校に通えませんでしたが、字を書くことを修得して手紙を書けるようになっていて、とても偉いと思いました。

現代では学校に通うのが嫌だ、勉強が嫌だ、という子もいると思いますが、学校に通えて学べるというのは本来は楽しくてありがたいことなんだよなと思います。(いじめっこは嫌ですが)

おしん 12話 金の盗難騒ぎ

翌朝、定次は川で材木を運ぶついでにおしんの家に寄って手紙を渡して読んで聞かせた。

「飯も一杯食わしてもらっている。旦那さんたちも優しい。仕事も楽だ」という内容で、ふじとなかはとても喜んだ。

秋、収穫後の秋祭りが行われたが、おしんには小遣いもなく、祭りの店を羨ましそうに眺めた。

季節は過ぎ冬、奉公終了まで少しというある日、つねが「財布から金が無くなった」と騒ぎ、おしんが疑われた。そして首から下げていたお守り袋の中にばんちゃんから貰った50銭銀貨を入れていたため、犯人と断定されてしまった。

おしんは雪の降る川で手をかじかませながら洗濯をし、ばんちゃんへの申し訳なさで涙を流し、その後洗い直しを命じられたことで、辛抱の糸が切れ、故郷に戻るため川沿いを歩き始めた。

12話 感想

・女中のつねはすごい厳しくて怖い悪役的な存在ですが、次におしんが酒田で奉公する時にはきちんと仕込まれたおかげでその働きが評価されます。

つねみたいな存在って現代の会社社会でもいるよなと思ってしまう。(言っていることの中身自体は間違っていないが、表現や目指す所が、相手にとって高すぎてパワハラ先輩になってしまっている)

ちなみにつねを演じた丸山裕子さんは、小さいおしんをしかりつけるのがかわいそうで辛かったが、心を鬼にして演技をした、というような話をどこかで目にしました。

(この方はアニメ声優としての出演が多数あり、メジャーなものでは、トトロのカンタの母役がありました。確かに声がすごい通る人だなという印象がありました)

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