おしんのキャスト相関図・登場人物の詳しいエピソード満載!

2020年6月26日

NHK朝ドラおしんの登場人物をまとめました。キャストや詳しいエピソード、人間関係、俳優女優さんについて記載。家族構成の分かる相関図も独自作成。

ネタバレ含むこと了承下さい。もくじをクリックすると各パートの頭にリンクします。文章が長いので興味のある箇所をご覧下さい。名前にリンクがある箇所はその人物の箇所に飛べます。

カッコ内はキャスト(敬称略)

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0. 登場人物の相関図

故郷と奉公先の材木店

おしんキャスト 登場人物の相関図

奉公先の加賀屋・東京・佐賀・伊勢

おしんキャスト 登場人物の相関図

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1. おしんの故郷

1.1 谷村(田倉)しん(幼少期:小林綾子、娘役~成人:田中裕子、中年以降:乙羽信子)

1901年の夏生まれ。山形の貧しい小作農家に7人きょうだいの4人目として育つ。奉公で学校に通えなかったが松田先生俊作加賀屋のくにのおかげで文字や算盤を一通りを身に着け成長。

その後もたかの元で髪結い修行、姑・との不和、戦争など様々な出来事に遭遇しながらも力強く生き、丁稚奉公で得た商才で商売を成功させる。(髪結い → 夫の商店サポート → 子供服店 → 屋台 → 飯屋 → 行商 → 魚店 → チェーン店スーパー経営)

結婚相手は 田倉竜三、子供は 、愛、養子の希望加代の子)、初子。初恋の相手・浩太とは老年期まで交流があり、最終話にも登場。

1.2 母親・谷村ふじ(泉ピン子)

働き者で子供思い。貧しいながらも姑とも助け合って暮らす。家計のため銀山温泉での酌婦や、米の運搬の出稼ぎも行う。おしんの初産の際には竜三招待され上京、東京観光を楽しむ。

夫の死後は長男達にじゃけんにされるが「ばんちゃん父ちゃんが眠る山形の家が自分の居場所」と言い、伊勢滞在時に病が判明した時には帰郷を嘆願、おしんが送り届ける。(第183話)

おしんの大切なこけしは、銀山温泉でふじが住む家屋に飾ってあったのを譲ってもらった物である。(ドラマで登場した物は銀山温泉・伊豆工房のこけしです)

余談ですが”泉ピン子”さんは中国語では”泉平子”、おしんは”阿信”と書きます。

1.3 父親・谷村作造(伊東四朗)

代々の畑を守り小作農家として生計を立てる。不作と地主への納税・借金で余裕がなく、酒で憂さを晴らす。おしんの初奉公時は涙を流し見送るなど(7話子供を心配する面も持つ。長男に対しては申し訳なく思い頭が上がらない。

おしんが髪結いで稼ぎを得るようになると家の新築費用を無心した。おしんが脚気で入院し送金が止まり、様子確認のため上京した際、竜三と偶然会い結婚に反対するが最後には認める。肝硬変で急逝。

1.4 祖母・谷村なか(大路三千緒)

ばんちゃん。体が不自由(リュウマチ)で労働力にならないことを申し訳なく思っている。自分は二の次で孫のために飯を我慢する。おしんの初奉公時、お守りに50銭銀貨を持たせた

ブラジル移住の話が作造から出た際には、足手まといにならぬよう入水しようとした事も。最期までおしんが奉公で辛い思いをしているのではと案じていたが、里帰りしたおしんと顔を合わせ、安心し息を引き取る。(少女編最終話・第36話

※第5話で祖父は既に他界していると言っています

1.5 長姉・谷村はる(仙道敦子→千野弘美)

おしんに石盤(学習に用いた筆記用具)を買うための小遣いをやるなど妹思い。製糸工場での過酷な労働で肺病にかかる(45話)。おしんは、はるの好きだった人(同僚の青年・平野)に頼み見舞いに来て貰い、野の花の花束を貰ったはるは喜んだ。19歳で逝去、上京して髪結いになる夢をおしんに託す

1.6 兄・谷村庄治(佐野大輔→吉岡祐一)

おしんの兄で谷村家の長男。跡取りとして父と共に農業に従事。極貧で余裕がなく、おしんの里帰りには”米がないから困る”と言う等、冷たく荒々しい態度を取る。成人してからはおしんが髪結いで稼いだ金で建てた家に嫁と住むようになるが、「当然のことだ」と感謝の言葉はない。

戦時下、出兵中の息子に面会する途中で伊勢のおしんを訪ね、竜三のもてなしに喜び日用品の送付に感謝するが、終戦後おしんが兄を頼った時には、農地改革で土地を所有できる事になるので貯金が必要という理由で金を貸すことを断る。

老年期には伊勢参りのついでにおしんの家に寄り、おしんが立派なスーパーの経営者になっていることに驚く。また、故郷の家ではなく町に住み、さくらんぼなどを栽培しているという。晩年には、おしんが困っている時何もしてやれなかったと悔いを口にする

1.7 谷村とら(渡辺えり)

庄治の妻で、おしんの義理姉にあたるが、おしん母と不仲でおしんにも冷たく接する。老年期には、嫁と衝突して家出しおしんの家に滞在し、おしんが嫁に良くして貰っているのを羨ましがり、自身の不遇を嘆いた283-284話

1.8 おりきさん(渡辺富美子)

おしんの生家の近所のおばさん。顔が広く加賀屋の仕事の話も彼女の紹介。字の読めないおしんの母・ふじに代わり手紙を読んであげることも。酒田でおしんと浩太が一緒に過ごす姿を見た時には、浩太をおしんの夫・竜三と勘違いした。

2. 中川材木店での奉公時

2.1 中川軍次(平泉成)

おしんの初奉公先の材木店の主人。幼いおしんを気遣い通学も許してくれた。おしんが盗んだ疑いをかけられた50銭銀貨は、軍次がつねの財布から借用したものだった。

※昔は山形県全域を流れる最上川は重要な物流の手段で、中川材木店でも川で材木を運んでいた。

2.2 中川きん(今出川西紀)

軍次の妻。

2.3 中川武

たけぼっちゃん。軍次ときんの子でおしんが子守した。女の子のように可愛らしい。

2.4 つね(丸山裕子)

材木店の女中頭でおしんに仕事を教える立場。幼いおしんにも容赦なく厳しく指導した。おしんが学校に通う事に反対し昼食抜きにし、金が紛失した際おしんに濡れ衣を着せた

2.5 定次(光石研)

材木店の奉公人の若者。おしんが奉公に出る時最上川でいかだを漕ぎ運んだ。幼いおしんのことを心配し気にかけてくれる

材木を運ぶついでに、おしんの父母におしんの書いた手紙を届け、字の読めない両親に読んで聞かせたが、おしんが両親に心配をかけない為に奉公の苦労を一切書いていないことに涙しそうになる。

2.6 松田先生 (三上寛)

材木店の近所の尋常小学校の先生。おしんの通学を主人に直訴してくれた10話)。自身も子守しながらの通学経験があり、昼飯を分け与えてくれるなどとても優しい。

2.7 俊作 (中村雅俊)

俊作あんちゃん。(13話で登場)おしんが奉公先から逃げ吹雪の中倒れていたのを助けた。日露戦争の脱走兵の青年。月山近くの山中で隠れて猟をして暮らし、当初はおしんに距離を置いていたが、戦争で負った傷の後遺症で高熱を出した時おしんが懸命に看病して以降、読み書きや算術を教えるようになる。

傷つけ合いの戦争は反対だと言い、本を見たおしんに頼まれ与謝野晶子の詩を読み聞かせた。いつも吹いていたハーモニカをおしんに譲る。おしんを里に送る際に兵隊に見つかり撃たれ他界。

2.8 松造(大久保正信)

俊作を匿って暮らす炭焼き*職人のおじいさん。戦争で息子二人を失っていていて俊作を息子のように思っている。当初おしんを保護するのを反対していたが、おしんの心根の真っすぐさに触れかわいがるようになる。正月は3人で餅つきし幸せな時間を過ごす。

おしんが里に帰った後、この地域を離れるためおしんの元に挨拶に来た時、”俊作の分まで生きろ”と言って去って行った。

*炭焼き:木炭を生産すること

3. 酒田の加賀屋時代

3.1 八代加代 (かよ)(志喜屋文→東てる美)

おしんの2番目の奉公先・米問屋・加賀屋の跡取り娘で好奇心旺盛な性格。両親の溺愛でわがままに育ち周囲を振り回す。喧嘩がきっかけでおしんと仲良くなる。

成長してからは山形市の女学校に進み、春休みに海岸の砂丘で絵を描いていた時に出会った浩太を好きになるしかしおしんと逢引きしていることを知り、おしんと絶交、行き先も言わず強引に浩太について東京に行ってしまう

東京では浩太と暮らし銀座のカフェの女給をしていたが、妹の他界を知り帰郷、連絡がない浩太を諦め婿養子を取る

当初夫との仲は良くなかったが後々改善し、息子・希望を出産。その後加賀屋は倒産、加代は借金返済の苦労の末病で亡くなり、希望はおしんが引き取る。

3.2 大奥様・八代くに (長岡輝子)

加代の祖母で加賀屋の経営を取り仕切る。おしんが初めて加賀屋を訪れた時、手違いで子守を雇う予定はないと一旦断ったが、”小作農家のおかげで店が成り立っている”という考えから人助けと思いおしんを雇った。

おしんと加代の間のトラブルの発生時にはおしんの話を聞いてくれ、息子夫婦の反対には耳を貸さず手習いや算術をおしんに教えた

おしんの存在が加代の良い刺激になっていることを喜び、(加代が”なぜ小学校に通える子供と通えない子供がいるのか”と考えたり、嫌いな習字をおしんに負けじと取り組むようになった事など)

臨終の際は店の今後を心配し「加代のことを助けてやって欲しい」とおしんに言い残す。

3.3 八代清太郎(石田太郎)

加代の父で加賀屋の主人。母親には頭が上がらない。母については「一度言い出したら聞かない加代の性格はくに似だ」とコメント。

3.4 若奥さま・八代みの(小林千登勢)

加代の母。加代に振り回される優しい性格。おしんが加代の本を持ち出したり怪我を負わせたことからおしんに不信感を抱き、「立場が違う人間と仲良くしても何の得にもならない」とおしんと仲良くしようとする加代に注意した。

しかし、電柱設置の工事を見学していた加代が、好奇心に任せ工事現場に近づき倒れてきた電柱の下敷きになりそうになった際、おしんが加代を突き飛ばし助けた出来事で、おしんに心から感謝し(33話、以後はおしんを大切にするようになった。

3.5 八代小夜(さよ)(宮城希望→大塚ちか)

おしんが子守した加賀屋の次女。10才位で肺炎で他界する。

3.6 高倉(並木)浩太 (渡瀬恒彦)

裕福な家出身の農民運動の活動家の青年。活動で訪れた酒田でおしんと知り合う(38-39話)。小説おしんでは浩太は貴族院議員の父の息子という設定。

家の奉公人の小作出身の娘と思い合う仲になったが、娘は解雇され帰郷後肺病で亡くなってしまった事から、家に反発し農民運動に参加するようになり、その娘に似ているおしんを好きになった

しかしおしんが縁談を受け結婚すると加代から聞き諦める。上京に付いて来た加代と一時期一緒に暮らすが、心のどこかでおしんを思う。

おしんが酒田で飯屋を営んでいた際には、女手一つで頑張るおしんを心配し行商の仕事を紹介するなど陰ながら助ける。

その後投獄で思想を変え、拷問で足が不自由になり性格も暗く変わってしまう。

解放されてからは三重の造酒屋の一人娘・並木香子の婿になり、三重に暮らしたためおしんとは長い付き合いとなる。おしんの新店舗オープン時の融資の保証人を引き受けるなど、よき相談相手となる。

3.7 八代政男(森篤夫)

加代の夫で高学歴の婿養子。結婚当初は外に女を作り加代と不仲だったが、大奥様が亡くなった頃から心を入れ替え店の運営に携わった。昭和恐慌の時期、商品先物取引で大きな損失を負い自決してしまう。

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4. 東京時代

4.1 長谷川たか (渡辺美佐子)

浅草の髪結い店の女店主(49話で初登場)。おしんが弟子入りを志願した当初は、既に沢山弟子がいるので断ったが、手先の器用さを見込み独立まで育成する。その後日本髪の需要が減り弟子も離れていった。年末の書入れ時にはおしんのヘルプで忙しさを乗り切った。

髪結いの亭主状態の夫と別れた経験から、おしんに結婚生活のアドバイスをし、それによりおしんは髪結いを辞め危機を乗り切れた。店を離れた後も、おしんは度々たかを頼り世話になる

4.2 おりっちゃん(名川忍)

たかの弟子。千葉出身でおしんより3歳位年下。台所周り担当で当初はおしんに仕事を取られると不安がっていたが、次第に”おしん姉さん”と慕うようになる。※他にも姉弟子として、豊、袖などがいた。

4.3 染子(そめこ)(日向明子)

神田のカフェアテネの女給で初めておしんが洋髪を結った客。はじめは仕上がった髪型が頼んだ「耳隠し*」ではなかったため怒るが(57話)、周りに褒められ一転しおしんを気に入り、おしんはアテネに出張し女給達の髪結いするようになる。*耳隠し:大正時代に流行したヘアスタイル 姉御肌でおしんを気遣う。

染子は髪結い以外にも、客(後におしんと結婚する竜三)への手紙の代筆も頼んだ。(染子の他に波子、八重子、茂子らもおしんを贔屓にした)竜三はアテネの得意客で、それがきっかけでおしんと知り合う。

おしんの稼ぎにプライドを傷付けられ夜遊び歩く竜三を叱り飛ばしてくれたことも

4.5 田倉竜三 (りゅうぞう)(並樹史朗)

おしんの夫。佐賀の地主の三男で、親の出資で日本橋に羅紗*店を構えていた。*羅紗:毛織物  おしんの髪結い客が勤めるカフェの得意客だったことから、おしんと知り合い、東京に知人の少ないおしんが困った時たびたび世話になった。

おしんの芯の強さに惹かれ(高価な鏡台を贈ったりした(気のないおしんは返したが))おしんが過労で入院した際はつきっきりで看病した。

新婚時、商店の経営難をおしんが髪結いの稼ぎで支えたが、そのことでむくれ夜遊びをしおしんを困らせた。実家同居時には母親・に付きおしんを蔑ろにし、おしんとは数年間別居となる。その後再び共に暮らすようになり魚屋の商売に精を出すようになった。

4.6 田倉雄 (ゆう)(青年期:冨家規政)

おしんの息子(長男)。1923年生まれ。おしんが各地を転々とする苦労の中、に傍らに居た大切な存在。思いやりのある青年に成長し京都帝大に進学する。

養子の初子と想い合う仲になり結婚を約束するが、太平洋戦争で出兵しルソン島で餓えで命を落とす。戦友の川村が持ってきてくれた遺品のノートには、戦地での心境と辛さ、母さんのライスカレーが食べたい、と書かれていた(223話)。

4.7 源右衛門(げんえもん)(今福将雄)

源じい。田倉家の奉公人。東京で竜三の商店と生活を支えた。※祖父に見えますがおしんのおじいさんではありません。 初めは竜三とおしんの結婚に反対していたが、おしんの人柄や女性としての嗜み・商才に感心し、”結婚を認めてやって欲しい”と竜三の父に進言してくれた。

おしんと竜三が結婚生活を維持できたのには源右衛門の存在が大きかった。(例えば、竜三が自分の遊びや実母への贈り物だけに金をかけることについて、”おしんの母にも気遣いしろ”と諫めるなど) 雄も可愛がってくれたが、関東大震災で雄をかばい被災し他界する。

4.8 中沢健(ガッツ石松)

露店の元締めで、おしんが商店の不良在庫の布地を売り裁くのを助けた。子分役はおぼんこぼん。

おしんのきっぷの良さ、健の亡き妹に似ていること、同郷出身ということからおしんを気に入り(好意を持ち)度々助ける。(被災時や、東京に戻った時の商売、加代初子の捜索時)

OK牧場だけでなく俳優もされているとは。

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5. 佐賀時代

5.1 田倉清(きよ)(高森和子)

竜三の母。おしんと初めて顔を合わせたのは東京の竜三を訪問した際に出髪を依頼した時。*出髪:出張美容師 家柄の差から二人の結婚に猛反対した。

同居時は数々の嫌味でおしんをいびり、おしんが自分に従わないことに驚愕し腹を立てる。孫のは可愛がりおしんから取り上げる。おしんの死産に責任はあまり感じてなく、直後に実娘・篤子の子の出産祝いで近所の人と騒ぎ、竜三に怒鳴られる。

佐賀を離れたおしんが竜三に出た手紙は全て姑が隠し破り捨て、竜三に再婚を勧め、竜三が伊勢に行ってからはおしんを認める。以降は、竜三の弔問の為おしんの家を訪れる回に登場するのみ。

(姑のいびりは約20話ありました。私は、竜三が、妊娠で具合が悪く動けないおしんを放置して家に入った回(第139話)で、あまりのひどさに一旦見るのをストップしました)

5.2 田倉大五郎(北村和夫)

竜三の父。おしんには良い印象を持ち結婚を許していて、同居時もおしんを気遣い清の嫌味からかばってくれ、家庭内で唯一おしんを見守る存在だった。しかし清の発言権の大きさから、その言い分を100%却下することは出来なかった

5.3 田倉福太郎(北村総一朗)

竜三の長兄。当初は竜三の事業失敗を批判することもあった。口数は少ないがおしんの開墾の働きぶりに労いの言葉をかけ、身重のおしんを気遣う。一方でおしんと清の嫁姑問題には立ち入らないスタンス。子供四人(佐太郎、千代、千賀、平吉)

踊る大捜査線の署長役の北村総一朗さんの若い頃が見れます。私は全然気づきませんでした。

5.4 田倉恒子(観世葉子)

福太郎の妻。初めは姑の手前おしんに冷たかったが、次第に助言をくれたり身重のおしんを心配してくれた。おしんは佐賀を去る際、息子・を置いて行く覚悟だったが、恒子が雄を連れ出してくれたので雄と一緒に佐賀を発つことができた。

また、姑が破り捨てたおしんの手紙をつなぎ合わせ、後日まとめて竜三に渡してくれた。

→第166回 竜三が手紙の束に見入る横で恒子が思いを語るシーンの図が面白いです(日頃最低限しか話さず無表情の恒子がやたら長く語るという。多分このドラマの中で最も長ゼリフだと思います)

5.5 田倉亀次郎(成瀬正)

竜三の次兄で小倉在住の軍人。太平洋戦争時には陸軍少佐となっていて、軍に魚を納入する仕事を竜三にすすめた。

5.6 山根篤子 (長谷直美)

竜三の妹。嫁いでいるが頻繁に実家に顔を出す。”他家の客様だから”という姑の変な理論により、大事に扱われ(甘やかされ)精のつくものも沢山食べさせて貰う。おしんについては”出産を控えるなら自分の実家に帰ればいいのに”と言う。

出産は難産で乳の出も悪く、おしんに母乳を分けてもらう。

5.7 耕造(隈本吉成)

田倉家の小作人で竜三達と共に開墾を行う。5歳年上の妻・佐和に多額の身請け金を使ったことを母親や姉妹に恨まれている。

5.8 佐和(さわ)(香野百合子)

耕造の妻。美しく優しい性格だが、元女郎であることから村人から冷たくされている。おしんにとっては佐賀で唯一本音を話せる相手。(おしんは一度佐和の髪を結って喜ばせた。それが評判で髪を結って貰いたいという村人が大勢現れ清の怒りを買う)

嫁ぎ先での辛さから一度身投げしたことがあり、おしんは佐賀脱出に佐和を誘った。しかし身重のおしんを心配した佐和が竜三に計画を伝え頓挫する

その後佐和は、上京費用としておしんに借りていた金が嫁ぎ先家族に見つかり浮気の疑いをかけられ折檻され、一人出奔してしまう。

6. 伊勢時代(戦前)

6.1 神山ひさ(赤木春恵)

浩太の親戚で網元*。魚の行商の仕事をおしんに手配し面倒を見た。商才のあるおしんを気に入り愛がってくれる *網元:漁網や漁船を所有する漁業経営者のこと。小説おしんでは、ひさは、浩太の母親といとこという設定。

6.2 次男・田倉仁(ひとし)(青年期:山下真司、中年期:高橋悦史)

おしんの次男。元気で我が強いタイプ。特攻隊に志願したが無事帰還する。戦後は大きい仕事をしたいと上京するも、学歴で思った仕事ができず挫折、一時期ヒモとして生活。その後おしんと共に商店の運営に携わり結婚後は嫁姑問題に直面。

敗戦や住む家に困るなど沢山悔しい思いをしたことで野心家になり、拡大路線の商売を行い、おしんと方針が食い違衝突することも(仁としては商売拡大が親孝行だと思っている)

結婚後は3人の子供の父になる。(長男・剛、長女・あかね、次女・みどり)

山下真司さんの仁はアツいイメージですが、中年期は俳優さんが代わり憎めないお茶目キャラに変わってます

6.3 養子・八代希望 (のぞみ)(青年期:塩屋智章、中年期:野村万之丞)

加代の息子。物心つく前におしん達の養子となる。と同い年で双子のように育ち、落ち着いた控えめな性格。小学校入学時に養子であることを知りショックで家出したことも。(おしんは加賀屋の看板を途絶えさせたくないと、八代の苗字を継がせた)

おしんとしては希望には商売人になって欲しかったが、加代の血を継ぎ美術に長け、下積みの後陶芸家となる。

6.4 養子・田倉初子 (青年期:田中好子、中年期:佐々木愛)

はっちゃん。山形の小作出身で、遊郭に奉公させられるのを不憫に思ったおしんが健から引き取り10歳で田倉家の養女となる。家事を手伝い仁らの面倒を見る。おしん達のことを大事に思い、冬に水を浴びの中学受験合格祈願をしたことも。

成長し雄と思い合う仲になるが、雄の戦死で自暴自棄になり家出、東京で米軍相手のバー店員となりおしんに送金する。連れ戻された後は商売を助け結婚せずおしんを支えた。おしんが仁達と再同居する際に毛糸店を持ち独立。

6.5 次女・田倉禎(てい)(青年期:浅沼友紀子)

1936年226事件の日生まれのおしんの娘。戦争時幼かったため一人だけ疎開し辛い思いをした

大学に進学し名古屋で下宿生活を送った。思ったことを臆せず言うタイプで、兄嫁の道子が商売を手伝わず家事の合間に雑誌を読んでいるのを見て「いいご身分だこと」と本人に直接言ったりする。(何となくこのシーンが笑えます)

彼氏にせびられ飲食や遊びの金を出したりしていたが、新装オープンの店を手伝い(当時珍しい 金銭登録機=レジ の担当)働き目が覚め、大学を辞め店で働くようになる。店員の崎田の誠実さに好意を持ち結婚する。

7. 伊勢時代(戦後)

7.1 川村 清一(斉藤洋介)

おしんの長男・の戦友。おしんに、雄がルソン島で餓えで亡くなったことを報告(223話、遺品の日記を渡す。その後、株や事業で成功し 初子に結婚を申し込む。(初子は断る)

「自分は家族もおらず金があっても何かしてやれる相手もいない、雄の代わりに何かしたい」と、所有する駅前の土地をおしんに譲渡、直後に金貸し業の怨恨で刺され亡くなる。

7.2 百合(丘山未央→寺田路恵)

おしんの家のお手伝い。素朴な娘でおしんも気に入っていたが、に二股をかけられ捨てられ、傷心でおしんの家を去り、希望の師事する陶芸工房で働くようになる。後に希望と結婚。しかし数年後交通事故で希望と息子・圭を残し他界する。

7.3 八代圭(青年期:大橋吾郎)

希望と百合の息子でおしんの孫。血の繋がりとしては加代の孫。道子曰くおしん一番のお気に入りの孫。

ドラマの現在パートには大学生の若者として登場、行方不明になったおしんの居場所を、おしんの大切な”こけし”から推測、銀山温泉に辿りつく。旅に同伴し最後には「加賀屋ののれんを再興したいと」言い、おしんを喜ばせる。

7.4 田倉道子(青年期:田中美佐子)

おしんの次男・の妻。衣料品店で成功した家のお嬢様。商売を助け働く気概がなくおしんとそりが合わない。(初子をお手伝いさんの様に思っている事もおしんは気にくわない)

結婚当初はおしんと同居していたが後に同居を解消し、仁と百合の関係を知ってからは、仁と不仲になる。おしんが勝手に旅に出て連絡もしないことに怒り、店の経営難で仁との別れを決意するが、おしんの助言で別れずに済みおしんとも和解する。

7.5 川部 仙造 (長門裕之)

道子の父。名古屋で衣類問屋を営み、商売上の利点から娘と仁の結婚を喜ぶ。田倉家の新店舗建設に出資し自社品を売る思惑だったが断られ憤慨、おしんを「あのばあさんはただ者じゃない」と評する。

時が経ってからは我儘な道子を叱り、筋の通ったおしんの考えを支持するようになる。道子にとって小姑の存在が負担と思い初子に見合いを勧める。

7.6 崎田辰則(青年期:渡辺寛二、中年期:桐原史雄)

の飛行兵時代の後輩。空襲で家族を失くし、GI(米兵)に拾われ、戦後一時期米国に渡っていた。スーパー運営に詳しくおしんの店で働くことになった。の夫となりスーパーたのくらの運営に尽力する。(終盤には専務になっている)

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