NHK朝ドラ おしんのあらすじ37話・38話・39話 のストーリーをネタバレでまとめました。
16才になったおしんは酒田の加賀屋で働き続けていて、農民活動家の浩太(こうた)さんと出会います。
今回からおしん役は田中裕子さん、当時実年齢は20代後半ですが10代の少女に見える可憐さです。
出演者:田中裕子(おしん)、東てる美(お加代様・加賀屋の長女)、渡瀬恒彦(並木浩太)、長岡輝子(加賀屋の大奥様)、小林千登勢(加賀屋の若奥様)、石田太郎((加賀屋の主人)、大塚ちか子((加賀屋の次女) 他
■前回あらすじ
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おしん 37話 おしん16才になる
第一次世界大戦の好景気に沸く1916年(大正5年)、16才になったおしんは、奥の事を取り仕切きる上、店の帳場でも働き、加賀屋になくてはならない存在になっていた。
ある日、大奥様に言われおしんは客に茶を立てた。客は米相場で成功した商人で、大奥様はその家の次男をおしんの縁談相手にと考えていた。
近所に絵を描きに出かけていた加代が帰って来た。加代は女学校に入り山形市に下宿していたが、この時は春休みで実家に帰省していた。しかし休みが終わっても戻ろうとせず「学校は辞めて絵描きになる」と言い親を困らせていた。
夕飯時、加代はおしんの縁談話について「結婚はお互いに愛情があって初めて成り立つもんだ」と反対した。おしん自身は、話を聞いたばかりで何も考える余裕はなかったが「とうとうそんな日が来たか」と思っていた。
おしん 38話 玉の輿の縁談話
おしんは、自分が加賀屋を去る時が来る事を考え、後輩女中に熱心に仕立てを教えた。
ある日、おしんが客に出す茶を持って店に行くと、縁談相手の桜木が来ていた。桜木はおしんの顔を見てヘラヘラするだけで会話は交わさなかった。
その様子を覗き見た加代は、その後おしんに「あんな男のどこがいいんだ」と言い縁談に反対した。おしんは「玉の輿に乗るような縁談に恵まれた。ありがたいと思わなければ」と答えた。
加代はおしんに「送った"白樺"や"青鞜"を読んだか?」と聞き、自由主義について語り、平塚ライチョウの「原始、女性は太陽であった」というセリフを述べ、おしんにも太陽のように生きて欲しいと語った。
主人と若奥様は言うことを聞かない加代に手を焼き、大奥様に「加代を女学校に挙げたのは間違っていた」と相談していた。
おしんは若奥様に頼まれ、海岸の砂丘に絵を描きに行っている加代を呼びに行った。
おしんが波打ち際で写生している加代を見つけた時、横に突然見知らぬ青年が現れ「しばらくこのまま歩いてくれないか」「事情があってつけられている。逢引きに見せたらごまかせる」と言って肩を抱いて来た。
やがて追っ手が去り、男はおしんを解放した。男は謝り、加代の絵を見て褒めた。
おしん 39話 浩太との出会い
加代は絵を褒められた事に感激し、男に興味を持ち、男を、泊まっている宿屋まで送ると言った。
別れ際、加代は「何か困ったら連絡下さい」と連絡先を渡した。加代は浮き足立っていた。
父親と大奥様の許可で、加代は学校には戻らずしばらく家に居ることになった。若奥さまは花嫁修業の稽古事をするよう加代に言い、稽古事を全てを身に着けているおしんと比較した。
翌朝加代は、おしんに作らせた料理を持って男のいる宿屋を訪ねた。宿屋の女将は「安田さんだな」と言って、部屋に居た男に来客を伝えた。
「困る、迷惑だ」だと言い拒否する安田に構わず、加代は部屋に上がりこんで、部屋にあった本を見て「。私もそういう本には興味があって。そういう運動してらっしゃるんだな。マルクスやレーニンを勉強した。社会主義には共鳴している」と話した。
それから3日後、おしん宛てに加賀屋に電話が入った。相手はあの男で「勝手なお願いで申し訳ないが、宿まで来てくれるか。加代さんやお店の人には内密にお願いします」と話した。
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