おしんのあらすじ 40/41/42話|おしんの初恋

2020年9月1日

NHK朝ドラ おしんのあらすじを詳しく紹介、今回は 40話・41話・42話 のストーリーです。

出演者:田中裕子、東てる美、渡瀬恒彦、小林千登勢、長岡輝子、石田太郎、大塚ちか子、泉ピン子 他

■前の回のあらすじ

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おしん 40話 男の素性を知る

おしんは海岸で会った男に呼び出され、宿の部屋を訪ねた。

男は「他に頼める人がいない」と前置きし、酒田で会う事になっていた人と会えず、宿賃が払えない状態で、家から送金して貰うことにしていて、送金先を加賀屋のおしん宛てにした、ここに居る事を誰にも知られたくない事情があって、と話した。

おしんは断ったが、男は「既に手配してしまった。親にも居場所を知られたくないし郵便局にも行けない」「あなたを信用できる人だと思って頼んでいる、お礼もする」と言った。おしんは怒り、その場を去ろうとした。

すると男は「君は小作って農民を知っていますか?」と問いかけ、「自分は小作が地主に搾取されている社会の矛盾を是正しようとしている」と話した。おしんは思わず「そんなことが出来るんですか?」と聞いた。

男は「出来ます。年貢米を5割から3割に出来たら。呼びかけて小作の人達の力を合わせるんです。ただ今の世の中はそういった運動は危険思想だと目の敵にされている。僕は東北の小作の暮らしを見て、この運動に命をかけようと思ったが、おかげで刑事につけられるようになって… けどいつか小作の人達の組合を作って、今の馬鹿な慣習を打破します」と言った。

おしんは協力する事を了承し、自分が小作出身である事を話した。男は「とんだ釈迦に説法だった」と微笑み、おしんの手を握り礼を言った。おしんは顔を赤らめていた。

おしんが家に戻ると、加代は男の所に行くと言って張り切っていた。

翌朝、お大奥様は加代に、今日からお花とお茶をしっかり習うよう言い聞かせていて、加代は怒って食事の途中で席を立った。

おしんは、男の所に受け取った電報為替を持って行った。男は御礼の金を渡したが、おしんは「役に立ちたいと思っただけだ」と遠慮した。男は自分の父親が地主であること、親父の汚いお金貰って自分は不甲斐ない、と話した。

おしんが「お加代様が来る前に失礼する」と言うと、男は「あの人には来ないように言った。迷惑してるんだ。あの人は新しい物に憧れているだけだ」「重箱はありがたかった、おしんさんが作ってくれてると思うと嬉しいんだ。とても美味しかった。今夜ここを発ちますがまた来ます。手紙書くので会ってくれますね?」と言った。二人は見つめ合った。

おしん 41話 おしんの恋煩い

おしんは恋煩いで掃除にも身が入らないほど男の事で頭が一杯になっていた。

しかし加代に、おしんが男と会っていた事がばれてしまい、「安田さん(男の偽名)に一人で会いに行ったことがあったんだな」と問い詰められた。(宿の女将に聞いたという)おしんはやむを得ず、「家からの送金を代わりに受け取っただけだ」と釈明した。加代は理解し「また使い頼んで来たら必ず話してくれ」と念を押した。

別の日、おしん宛てに差出人の記載のない郵便物が届いた。あの男からのもので「今最上川の上流の農村をまわっている。10日ほどしたら酒田に行く用事がある」とあり、4月12日午後3時に砂丘に行くので、来れれば来て欲しい、との内容だった。

指定の日、おしんは砂丘に行き、男と再会した。男は「今日会えなかったらおしんさんの事忘れるつもりでした。こんな運動していたら家庭なんて持てるはずない。でも自分のことを分かってくれる心の支えが欲しかった。おしんさんに会った時そうだと思った」と話した。

そして、男は農民運動を始めたきっかけを話した。(昔、自分の家に山形から奉公に来ていた子がいた。おしんさんに似ている。けど、僕の気持ちを知って、親はその子に暇を出したし、その子は実家に帰って肺病で亡くなった。実家を訪ねて小作のみじめさを見た)

男は「酒田に来た時会って欲しい。おしんさんがいると思えるだけで、孤独な思いに耐えられる。いつか迎えに来て一緒に暮らせる日が来ると思うだけで、どんなことも乗り越えられる」と言い、おしんの手を握った。おしんは「またどこかに行くくんですか?」と聞いた。男は「必ず迎えに来る。ただ君には君の人生がある。今は僕の気持ちだけを話したかったんだ」と言った。

おしんが加賀屋に戻ると、母・ふじが訪ねて来ていた。大奥様に縁談の話で呼ばれたと言う。

おしん 42話 結納をむかえる

おしんは母ふじに、「家に少しでも金をまだ送りたいから縁談を断ってくれ」と言った。ふじは「もうきょうだい皆奉公に出ているからお前が嫁に行っても何とかなる。自分も家を出て働こうと思っている」と言った。ふじは酒田で米を担いで運ぶ仕事をするという。

ふじは「そんなに嫌なら何で初めに話があった時断らなかったんだ?好きな人がいるのか?」と聞いた。おしんは黙り「分からない。でも待っていたいんだ。今になっておれの口から断れない」と言った。ふじは「その男に明日会わせろ」と言ったが、おしんは「酒田にはいない。でも必ず迎えに来ると言ったんだ」と答えた。

それを聞いたふじは、縁談話を受けると言い「銭のない苦労は嫌ってほどして来たじゃないか」と言った。

時が過ぎおしんは結納の日を迎え、式は無事終わった。加代がしつこく「そんな結婚はごめんだ。自分の意思がない結婚なんて」と反対していたが、大奥様は「お前は加賀屋の跡取り娘だ。お前の婿も決まってる」と釘を刺した。

母ふじは、加賀屋が親代わりだからと言い結納の席には出なかった。おしんは大奥様の好意で頂いた母の分の祝の重箱を持ってふじの働く倉庫を訪ねた。ふじが声をかけると、おしんは「嫁に行きたくない」と泣き出した。ふじは「一緒にいれば情が湧いてくる」となだめた。

加代は、座卓に置いてあるおしん宛ての手紙に気づいた。差し出し人が書いてあらず、加代は勝手に手紙を開封した。手紙には、東北の農村を歩き回っていた事、東京に引き上げる途中酒田に寄るので、5月20日午後3時に砂丘で会えないかと書いてあった。その日付はまさに今日で、加代は大急ぎでトランクに衣服などの持ち物を詰め始めた。

加代は、戻って来たおしんを部屋に呼び出し「おしんだけは信じてた。友達からおしんが男と砂丘を歩いていたと聞いた時も、人違いだと笑った。まさか安田さんと逢引きしてたなんて…。今日限りおしんとは縁を切る」と言い放った。その後加代は荷物を持ち裏から出て行った。

加代が向かった先はあの男が待つ砂丘だった。加代は「おしんは来ません。嫁に行くんです。今日結納を済ませた」と知らせた。加代は「東京に行く。あなたについて行きたい」と言った。

若奥さまがおしんに「手紙が届いていたので置いておいた」と声をかけたが、手紙は見当たらずなくなっていた。

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