おしんのあらすじ 16/17/18話|ひらがなを習う・幸せな正月・別れの時

2020年7月8日

NHK朝ドラおしんのあらすじ16話・17話・18話 をネタバレでまとめました。戦争で負った傷が原因で高熱を出した俊作を、おしんは必死に看病しました。回復した俊作はおしんに字を教えてくれることになった。

■前の回のあらすじ

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■キャスト

小林綾子(おしん)、中村雅俊(俊作)、大久保正信(松造じいさん)、泉ピン子(ふじ/おしんの母) 、伊東四朗 (作造/おしんの父)、大路三千緒(なか/おしんの祖母) ナレーション:奈良岡朋子

おしん16話 平仮名の書き方を習う

退潮が回復すると、俊作は暇をみておしんにひらがなを教えた。おしんは、字を習えること自体よりも俊作の気持ちが嬉しかった。

おしんは小屋にあった俊作の雑誌(明星)を見ていた。帰って来た俊作が本を取り上げたので、おしんは謝り二度としないと言った。

おしんが「きいたこともない言葉だった」感想を漏らすと、俊作は「詩っていうんだ、歌のようなもだな」と言った。おしんは聞かせてくれとお願いした。俊作は了承し「ああ弟よ、君を泣く、君死にたまふことなかれ・・」と与謝野晶子の詩を読んだ。

そこに現れた松造が俊作に注意すると、俊作は「おしんだっていつか戦争に巻き込まれる時が来る。心のどこかに今日おれが話したこと覚えていてくれていたらそれでいいんだ」と言い、

「この詩は与謝野晶子という偉い詩人が、日露戦争の時、旅順口に出兵した弟のことを悲しんで作ったものだ。戦争に出すために親は弟をかわいがって育てて来たわけじゃない、無事に帰ってきてくれ、そういう意味だ」と真剣に説明した。

松造は、おしんにはまだ分からないだろうと言った。するとおしんは「兄ちゃんだって戦さ行ったんだべ」と言った。松造は「あん時つい(言ってしまった)」と言い、おしんに人に喋るなと言った。

おしんは「なしてだ?名誉の負傷じゃないか?うちの村にも戦争で足無くなって帰ってきた人がいたけど名誉の負傷だって威張ってるぞ」と言った。

すると俊作は「戦争というのもは相手のものを沢山壊し、人を余計あやめた方が勝ちなんだ。・・人を殺したり傷つけたりする事は許されないことだ。ところが軍隊は平気でそういうことをしている。松じいは息子2人を失くして悲しんでいる。それでも戦争は名誉なことだと思うか?」と聞いた。おしんは首を横に振った。

俊作は、決して戦争はしてはいけない、日本が戦争をすることがあってもおしんだけは反対するんだと説き、本をおしんにやると言い猟に出た。

鉄砲のうまい俊作に、おしんは「あんちゃんも人をうったのか」と聞いた。俊作は「数えきれないくらいだ。だから軍人はやめたんだ」と言った。

おしんの故郷では、ふじが夜中目を覚まし「おしんが吹雪の中でおれば呼んでる」と夢で見た光景を作造に話し、「成仏できねえで迷ってるんだ。葬式ぐらい出してやらないと」と心を痛め泣いていた。

おしん17話 俊作たちと正月を迎える

おしんは俊作たちと正月を迎えた。松造がおしんのために臼と杵を用意してくれていて、お彼岸のためにとっておいた米を使い3人で餅つきをした。

おしんはとても幸せだった。腹いっぱい食べることができ、色んなことを教えてもらえ、暖かい心に触れることが出来た。人は物よりも心が豊かであれば幸せになれることを知ったのである。

松造は、おしんにウサギの皮で作ったちゃんちゃんこをくれた。とても暖かく、おしんは膝をついて二人に礼を言った。

おしんが洗濯物を取り込みに行った後、松造は「(情がうつらないようにと自分で言っていたのに)おしんにはかなわない。孫娘みたいな気持ちになってしまった」「でも春は来るんだ」と俊作に言った。

 

故郷では、米一升を持ち出掛けたふじが、おしんの位牌を作っていた。作造は怒りふじを殴り、喧嘩になった。その後作造は家の外に出ていった。なかは「作造だってておしんがめんこいのには代わりがないんだ。だから生きてると思いたいんだ。春になって雪解けたらみんな分かるべ」とふじをなだめた。

おしんの兄・庄治が、友達の家でついた餅を貰って持ち帰って来た。庄治が「うちではいつやるんだ」と作造に聞くと、作造は「うちはやらない。人が死んだ家には正月は来ねえんだ」と声を詰まらせ言った。

 

おしんは雑煮を食べ、俊作と松造はどぶろくを飲みご機嫌で、松造が陽気に舟歌を歌い始めた。俊作が目をやると、おしんは俯いていた。奉公で川でおしめを洗っていた時舟歌を聞いていて、聞くと悲しくなると言った。

俊作が、家に帰りたいのでは?と聞くと、おしんは「奉公が終わる時期に帰れば父母も奉公が終わって帰って来たと思ってくれるはず」と子供らしい考えを述べ松造は笑った。

俊作は木を彫り観音様を作っていた。おしんが売るための物か?と聞くと、戦争で自分があやめた人達の供養だという。

俊作は、生きていく上で辛い事・苦しい事があっても人を憎んだり傷つけてはならない事、人を傷つければ自分も苦しむことになる事、相手の気持ちになり、人を許せる人間になって欲しい、と自分の思いをおしんに語った。

おしんには俊作の言うことがよくは理解できなかったが、戦争で兄ちゃんが辛い思いをしているだなと思った。そして自分は人を愛せる人間になろう、と愛することの意味もよく分からず思った。

おしん18話 春を迎え、別れの時

春が訪れ、おしんが俊作たちと別れる時が来た。元気がないおしんに、俊作は「今の気持ちを忘れずに自分を大事に生きるんだ。きっと幸せになる。俺達の側にいたって幸せにしてやれない。帰るんだ」と声をかけた。

しかし松造が、川で魚を釣る際、足をくじいてしまい、明日おしんを送るために山を降りることが出来なくなり、代わりに俊作が近くまで送ることになった。

出発の日、出発前におしんは俊作に「ハーモニカを聴かせてくれ」とせがんだ。俊作はハーモニカを吹いた。おしんは「長いことありがとう」と言い部屋に戻ろうとすると、俊作はハーモニカをおしんにやると言った。

おしんが「大事なものを」と断ろうとすると、俊作は「戦争に行く時に買って戦場にも持って行った。色んな思いが染み込んでいて、持ってれば辛いだけだ。おしんが大事にして吹いてくれるんならその方が」と言い、吹き方を教えた。

おしんは松造に別れを告げ、故郷に向け俊作と出発した。まだ深く積もる雪の中を歩き続け、ようやく故郷の集落が見える所まで辿り着いた。おしんが「もう1人で帰れる」と言ったが、俊作は送り続けようとした。

そこに兵隊数人が現れた。二人は身を潜め兵隊が通り過ぎるのを待ち、再び歩き始めた。しかし物音で兵隊に見つかり、尋問され怪しまれ、連行されそうになった。

俊作が「俺はただの猟師だ。連れていかれる理由などない」と抵抗すると、兵隊たちは力づくで俊作とおしんを連行しようとした。おしんを荒々しく扱う兵隊に、俊作は怒りもみ合いになった。すると兵隊は銃で俊作を撃った。

俊作は苦しみながら「これでやっと俺も楽になれる。これでいいんだ」「おしんは後悔しないような生き方をするんだぞ」と言って息絶えた。

■感想

何かで見たのですが、与謝野晶子は橋田寿賀子さんの母校の高校出身で、それもあって物語に”君死にたもうことなかれ”を登場させたそうです。

ちなみに詩に読まれた与謝野晶子の弟は無事戦争から帰還しています。そして与謝野晶子自身は子供12人を生んだらしいことに驚きました。(年中妊娠している状態でしょうし、当時は鉄分不足とかならなかったのだろうか…?)

■次回あらすじ

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