NHK朝ドラおしんのあらすじ 226話・227話・228話 のストーリーを詳しく紹介します。
おしんが乙羽信子になって違和感がある件についても最後に考察しました。
今回は、前回から4年経過し、今回からおしん役は乙羽信子さんにチェンジし、仁や希望など子供達を演じる役者も一新しました。
■前回あらすじ
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おしんのあらすじ 223/224/225話|雄の最期を知る・再出発
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■キャストと相関図
キャスト:乙羽信子(おしん)、山下真司(仁/おしんの次男)、塩屋俊(希望/おしんの養子・加代の子)、浅沼友紀子(禎/おしんの娘)、渡瀬恒彦(並木浩太/おしん知人)、赤木春恵(神山ひさ/浩太の親戚)、長谷川たか(渡辺美佐子)、中沢健(ガッツ石松)
おしん 226話 戦後5年経ちふたたび店を持つ
終戦の翌年、再会した網元のひさに誘われ魚の行商を再開したおしんは、戦後5年経った50才になる年に再び店を構えた。
行商も続けるつもりで、オート三輪の運転練習を張り切ってやっていた。
おしん達は間借りしていてたひさの家で、新店舗兼住居に引っ越すため荷造りを行った。娘の禎は中学生に成長していて、おしんは大学に進学させたいと思っていた。
おしんが居間を通ると、ひさを訪ねていた浩太と顔を合わせたので、おしんは出店に協力してくれたことの礼を述べた。(浩太は知り合いの物件を紹介し資金も用立ててくれた)
浩太が「仁君たちが立派におしんさんを支えてきた。私もほっとしてます」と言うので、おしんは「でも私が商売商売っていうから、お金儲けしか考えられない子に育ってしまったようで」と謙遜した。
婿入り先の造り酒屋を切り盛りしている浩太について、ひさは「社会主義の運動をしていた頃の面影がない。今は子煩悩の父親で」と笑った。
そこにおしん宛てに初子からの郵便物が届いた。この4年間、毎月金が送って来るが、居場所は分からないままだった。
226話 感想 乙羽信子のおしんに違和感?
・「おしんの子供時代に老人おしんが時々登場するのが興ざめする」「田中裕子さんから乙羽さんに主人公がチェンジしたことに違和感を感じる」という感想を時々目にします。
しかし実は、老年期のおしん役と浩太役だけは、原作者の橋田寿賀子さんのリクエストだったそうです。なので作者の「おしん」のイメージは乙羽信子さんなんです。
おしん役が田中裕子さんから乙羽信子に交代した時は、確かにだいぶ変貌を感じました。
ただ、田中さんは撮影中に過労で倒れたらしいので、田中さんが晩年まで演じるとなると体力が持たなかっただろうとも思います。
なので、顔が違ってイメージが違ってしまうのは、ある程度しょうがないかなと思って見てました。
(ちなみに私は、小林綾子→田中裕子の時のチェンジの方が別人感が強くて、見るのを諦めようとしたくらいなぜだかショックでした(笑))
おしん 227話 初子の居場所が判明
引っ越しの荷積みをする仁と希望(のぞみ)を見て、ひさは「戦争中はひどい目にあったけど、親子3人力を合わせて商売できるなんてこんな幸せなことはないで」と声をかけた。
おしんはこれまでの礼を述べ「いつか商人になって大きな店を持つのが夢でした。50になってしまったが、死ぬまで追い続けるつもりです」と話した。
新店舗に移り、仁と希望が商品を陳列していた。仁は店の狭さを嘆き「いつかデパートみたいな店やってやるかならな!」と言った。
そこに運転免許が取得したおしんが帰ってきて、魚と野菜の売り場がないことに気づいて指摘したが、仁は「魚や野菜が出るのは夕方3時間だから道端にはみ出しても」と言った。するとおしんは「うちは魚屋なんだよ」と却下した。
仁は「もっと色々なもの扱える店やりたいんだ」と言ったが、おしんは聞く耳を持たなかった。
店は営業を開始し、盛況だった。夜、店が終わるとおしんは仁に、もっとテキパキ働いて欲しいこと、魚のおろし方を注意した。仁は「あんな忙しい思いをしていくら儲かるっていうんだよ」とこぼした。
そんな日々を送るある日、東京の健から、初子が見つかったとの手紙が届いた。
おしんは東京に初子を迎えに行くことにした。ひさが「店開いた大事な時行かなくても」と言うと、おしんは「初子は娘みたいにして育てた子です。戦争の傷を背負って去っていた。初子の幸せを見届けない限り私には戦争は終わらないんです」と言った。
おしん 228話 髪結い師匠たかや健さんと再会
おしんは20年ぶりに東京に向かい、滞在させてもらう予定の髪結いの師匠・たかの家に着いた。
先に来ていた健とも再会し、3人でしばし思い出話をした。健は雄の戦死を悲しみ、戦争の責任を取り自決した竜三を見直したと言った。
たかは今も芸者の日本髪を結っているとのことで、健は戦争中かたぎになり米軍の払い下げの品物を動かす商売をしていると言った。そして健は「お初坊にはそういう仕事の関係で」と言った。
おしんが詳しく聞こうとしても、健は「昔の初坊でははない。覚悟なすって下さい」と言うのみで、夕方迎えに来ると言って一度帰って行った。
その頃伊勢では、仁が魚を余らせたまま行商から帰って来た。仁は希望(のぞみ)に「お袋がいないとどうしようもないよ」と弱音を吐いていた。
夕方、健がおしんを迎えに来た。おしんが再度「初子、今どんな暮らししているの」と聞いたが健は答えなかった。
■次の回のあらすじ
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おしんのあらすじ 229/230/231話|初子と再会/希望が陶芸家を目指し弟子入り
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