おしんのあらすじ 223/224/225話|雄の最期を知る・再出発

2020年9月20日

NHK朝ドラおしんのあらすじ 223話・224話・225話のストーリーをまとめました。田中裕子さん演じるおしんは今回で最後です。

キャスト:田中裕子(おしん)、渡瀬恒彦(並木浩太/おしん知人)、赤木春恵(神山ひさ/浩太の親戚)、斉藤洋介(川村清一/雄の戦友)、内田慎一(仁/おしんの次男)、萩原等司(希望/おしんの養子・加代の子)、長島裕子(初子/おしんの養女)、山下陽子(禎/おしんの娘)

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おしん 223話 雄の最期

山形の兄・庄治に借金を頼みに行ったものの無駄足で帰って来たおしんは、気持ちを切り替え、転売で何とか頑張る決意を初子に話していた。

その時、表に軍服姿の男が見えた。おしんは雄だと思い駆け寄ったが、雄の友人・川村だった。3日前船で浦賀に帰って来たとのことで、おしんも初子も無事を喜び家に通そうとした。

すると川村は、雄が昭和20年4月にルソン島で戦死をした事を告げた。初子はその場で気を失った。

おしんは川村を部屋に通し、遺品だという日記を受け取った。川村は雄が餓えでなくなったと言い、「負けると分かっていて地獄のような所に田倉のような未来ある青年を送り込んだ軍隊が許せない。そういう残酷な事をする戦争が憎い。名誉の戦死ではない」

「田倉はいつも、”お袋に必ず生きて帰ると約束をしたんだ。這ってでも日本に帰る”と言っていた。なのに田倉もとうとうマラリアにかかって、その時運悪く米軍と遭遇し、逃げることが出来ず… 私が負ぶってやるというのに、もう逃げることにも疲れたと…」と話した。

耐えられなくなった初子は部屋を出て行った。川村は「私は…もう二度と思い出したくない。あれは人間の世界じゃない…」と苦しみ泣き、骨を拾うことが出来なかった事をおしんに謝った。

おしんは静かに涙を流しながら「川村さん、ありがとう。雄の事を話して下さることがあなたにとってどんなに辛いことだったか」と川村に声を掛けた。川村は「何の為に私たちはこんな目に遭わなきゃならなかったのか…戦争は嫌です!」と号泣した。

川村が帰った後、おしんは雄の遺品の日記に目を通した。「母さんのライスカレーが食べたい。あれが本当の幸せだったことにやっと気づきました」「時々どうして、僕がこんな異国で灼熱に焼かれ餓えに苦しみながらあてもなく歩かなければならないのか分からなくなる。僕は、お国の為よりも母さんの為に生きなければならなかったのに」と書かれていた。

おしんは苦しみ泣き、俊作から貰ったハーモニカで曲を奏でた。

おしん 224話 初子が家を出る

雄の日記には「初ちゃんには、僕のことは忘れて幸せを見つけるように伝えて下さい。もし生まれるのなら今度は戦争のない時がいい。やっぱり母さんの息子がいい。初ちゃんと巡り会えたらいい」と書かれていた。

皆が竜三と雄の遺影に拝んでいる最中、別の一家が住む隣の部屋から、大音量の洋楽が聞こえて来た。「ここを出たい」と怒る仁を、おしんは「仕方ないでしょ。母さんこれから一生懸命働いてお金儲けるわ。この戦争でなくした物、きっと取り返して見せる」と言ってなだめた。

すると仁も希望も、勉強ぜずおしんを手伝うと言い出した。

おしんは、転売のため歩く道中、初子に「雄があんなことになったからって、初ちゃんを実の娘だと思っている。でも、うちにいたら雄の事も思い出すだろう。いっそ山形に帰って雄の事も忘れて、いい人がいたら結婚するの」と声をかけた。初子は何も言わなかった。

翌朝、おしんが起きると初子がいなくなっていて、書置きには暇をもらう旨が書かれていた。「何でだ」と聞く仁に、おしんは「山形に帰ったんだ。そうしなさいって勧めたから」と説明した。

数日経っても、初子から山形に無事着いたという便りはなかった。

その日、おしん達の家に網元のひさが訪ねて来た。東京郊外の息子の家から数日前に伊勢に戻って来たとの事で、おしんとひさは再会を喜び合った。

ひさは再び伊勢で船を出すことにすると張り切っていて、おしん達が今暮らしている家が自分達の家でないことを知ると「うちに来なさい。一緒に暮らそう。来てくれたらにぎやかで私も心強い」と誘った。おしんは笑顔になった。

おしん 225話 再起の日

おしん達はひさの家に引っ越す事になった。おしんは竜三が買ってくれた家との別れを惜しみ、仁に「もっと立派な家建てて見せるから」と言った。

そこに初子からの郵便物が届いた。お札が入っていて、「私は元気です。ご安心下さい。同封のものを役立ててくれたら嬉しいです。また送ります」としか書かれていなかった。消印は東京だった。

ひさの家に着いたおしんが、海辺の方を見ながら、在りし日の竜三や雄の姿をぼんやりと思い浮かべていると、不意に人影が現れた。浩太だった。浩太は「元気そうだね。良かった。ご主人ご無事ですか?」と声をかけた。おしんは涙を流し浩太にしがみ着き膝から崩れ落ちた。

部屋に通され、浩太は竜三と雄の死を悼んだ。ひさは竜三が自決であることに驚いた。おしんは「あの人なりに責任を取って…戦争に協力したからって。軍へ魚を卸したり、軍隊へ納入する被服の工場を引き受けて」と言った。

ひさは「そんな事協力した内に入るの。いちいち責任感じてたら軍人なんか一人も生きてられない、あっちもこっちも戦犯ばっかりだ」と嘆き、浩太は「私のように途中で節を曲げて、それでも生き残っている人間も居るのだから。それに比べれば田倉くん見事だよ」と言った。

浩太はとおしんは戦争の虚しさを語り合った。浩太は「私も戦争で店を焼かれて、掘っ立て小屋のような所で商売している。もし私で力になれることがあれば遠慮なくおっしゃって下さい。」とおしんに声をかけた。

そこにひさの家の漁師が駆けつけ、大漁を報告した。ひさはおしんに「明日から売って売って売りまくるんや!」と声を掛けた。

おしんは浩太と一緒に波打ち際を歩いた。おしんは、竜三や雄、加代など、先に世を去った大切な人達の姿を回想した。再出発の時、おしん46才だった。

感想

「おしん」は話が長くて、嫁姑バトルのあたりなどは見てて疲れる感はあるのですが、この回あたりは、再び「名作!」と思います。戦争の影について改めて考えされるのと、役者さん(田中裕子さんと斉藤洋介さん)の演技力がすごい!と思わせる回です。そのキャラクターが憑依している。あとラストの回想シーンもじーんとします。

■次の回のあらすじ

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