NHK朝ドラおしんのあらすじ1話・2話・3話のストーリーをネタバレで紹介します。
ドラマ「おしん」は、80代のおしんが人生を振り返る形式で進む物語で、明治生まれの女性が直面した、波乱万丈の人生を描いたストーリーです。
■キャストと相関図
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キャスト:乙羽信子(おしん老年期)、高橋悦史(仁/おしんの息子)、浅茅陽子(道子/仁の嫁)、大橋吾郎(圭/おしんの孫)、吉野佳子(禎/おしんの娘)、桐原史雄(辰則/禎の夫)、野村万之丞(希望/おしんの養子)、佐々木愛(初子/おしんの養女)、宮本宗明(剛/仁の長男) ナレーション:奈良岡朋子
■概要 おしん 1話~6話
昭和58年(1983)春、83歳のおしんは自ら築き上げたスーパーマーケットの社長の座を息子に譲って失そうします。行き先は故郷の山形、おしんがこれまでの人生を振り返る形でドラマが始まります。明治の終わり頃、雪深い山形の山奥の農家に生まれたおしんは、両親の愛に包まれながらも毎日が極貧との闘いでした。明治から大正、そして昭和へ、時代とともにたくましく、しなやかに生きた女の一生を描く物語のプロローグです。
(NHKオンデマンド 作品紹介より引用)
おしん 1話 人生を振り返る旅に出る
志摩半島に暮らす田倉(たのくら)家の祖母しん(83才)は、1983年3月、息子・仁が経営するチェーン店スーパーの17店目の大型新店舗が開店する日に姿を消した。
原因は、もともと新店の開店に反対していたこと、嫁の道子(仁の妻)との不仲などが考えられ、仁夫妻、禎(おしんの娘)夫婦、希望(おしんの養子)で集まって話し合ったが、どうにも分からなかった。
新店オープンの式典が盛大に行われ、来賓たちが副社長のおしんに会いたがったので、仁は「体調が優れないため休んでいる」とごまかした。
その頃おしんは、雪の中を走る列車の中に居た。
自宅に戻った孫の圭(希望の息子)は、陶芸工房で仕事中の希望に、「旅をするのでお金を貸して欲しい」と申し出た。
1話 感想
・冒頭2,3話は渡鬼感が半端ないですね! 出演している俳優さんはほぼ全員知らない人で、女性陣はなんか皆似てる気がして、誰が誰だか区別がつきませんでした‥
「おしん」という大人気ドラマがあったということは視聴する前に知っていましたが、橋田寿賀子作品であることはあまり意識していませんでした。(橋田寿賀子=渡鬼、というイメージが強いので)
でもこの第一話の冒頭を見ると、この家族内のゴタゴタ感が、紛れもなく橋田作品だ!と思えてきます。
・おばあちゃんおしんの時代は1980年代で、子供時代のシーンよりは最近なのですが、それでも21世紀の現在からすると服装や髪型にも時代を感じます。
ファッションや髪型は流行があるので当然なのですが、かっこいい人ポジションの男性の見た目にも違いを感じます。全体的に現代より雄々しい感じで(全体的に濃い感じ、ちょっと暑苦しい?気がする)、イケメンの定義も時代により変遷するのだなーと思った。
おしん 2話 銀山温泉に降り立つ
希望の家を訪ねた初子(おしんの養女)は、嫁との不仲説を否定し「気が済んだらけろっと帰ってくるのでは」「はじめから新店の開店に反対していた」と言った。
希望は初子に、大手スーパーが、たのくら新店近くに出店しようとしている、という噂話を話した。
新店オープンの式典が終わり、夜、仁の家では、道子が相変わらず愚痴を言い、娘2人も、お父さんはマザコン・夫婦喧嘩は迷惑、と文句を言っていた。仁は翌日捜索願を出すことを考えていた。
その頃おしんは、雪景色の山形の銀山温泉に来ていた。
翌朝、おしんが宿の前でタクシーを待っていると、突然孫の圭が目の前に現れた。
2話 感想
・おしんは突然山形の雪深い温泉に旅に出てしまいましたが、この先一体何が起きるのか・・展開が気になりますね。しかも、普通の80代の隠居のおばあちゃんといった感じではなく、家業の店の経営に関わっていて女丈夫といった雰囲気がします・・。
・おしん中年・老年役の乙羽信子さんは元タカラジェンヌで、この後登場する、おしんの祖母・なか役の大路三千緒さんとは同期生だったそうです。昔も宝塚から女優に転向する方は多かったのですね。
乙羽信子さんは1924年生まれなので、おしん放送時は58・59才位だと思います。20才以上上の役を違和感なく演じているのがすごいなと思いました。
おしん 3話 孫の圭が旅に同行
圭は、以前聞いた思い出話から推測し、銀山温泉に辿り着いたのだった。圭は父親の希望に電話をかけ、おしんに会えたことを手短に伝えた。
圭がおしんに会えたことを聞いた初子は「血は繋がってないけど、母さんに懐いていたから気持ちが分かるんだね」と驚いていて、一方、道子と禎は、希望の所に連絡が来たことに憤慨していてた。
その後、おしんは圭を伴ってタクシーで出かけた。目的地近くに到着したが、吊り橋の先のおしんが行きたい村は、雪が深くて行くのが難しかった。
また既に村は廃村になっているらしい。おしんは「明日歩ける恰好でもう一回出直す」「橋も昔に比べ立派になった」と遠い目で言った。
3話 感想
・私が「おしん」を見ようと思ったのは、2019年3月頃のチコちゃんの番組でやっていた「朝ドラ100作記念の朝ドラヒロイン特集」を見たのがきっかけです。
そこに出演していた小林綾子さんが、おしん撮影エピソードを語っていて興味を持ったのですが(最上川の別れのシーンについて語っていました)、こんなに惹きこまれるとは思っていませんでした。(NHKオンデマンドで視聴し、幼少期編は次の回を見る手を止められず中毒状態)
このwebサイトに感想などをまとめたのも、こんなに面白いドラマなんだ!!みんなに見て欲しい、ということを伝えたい熱意によるものです。
「おしん」では、ストーリー以外にも、山形をはじめ日本各地の風景を見れたり、日本の近代化の歴史を知れるのが面白いです。興味を持った事ついては深堀して考察や感想を書いています。
・山形の冬は豪雪でとても寒そうですが、銀山温泉は風情があって雪景色の中でより美しくて、寒くても行ってみたいと思わされます。(私はまだ行ったことがありませんが、最寄りの大石田駅から距離があるので車かバスで行く必要があります)
■次の回のあらすじ
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おしん あらすじ 4/5/6話|山形の貧しい小作農家に生まれる
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