NHK朝ドラ おしんのあらすじ 247話・248話・249話 のストーリーです。前回までは、おしんの次男・仁が結婚相手の川部道子を紹介、セルフサービス方式の店を開く話が進んでいる状況です。
■前回あらすじ
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おしんのあらすじ 244/245/246話|川部仙造と道子の来訪・店の資金は自力調達
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■キャストと相関図
キャスト:乙羽信子(おしん)、田中好子(初子/おしんの養女)、山下真司(仁/おしんの次男)、田中美佐子(道子/仁の婚約者)、長門裕之(仙造/道子の父)、今井和子(波江/道子の母)、塩屋俊(希望/おしんの養子)、丘山未央(百合/おしんの家の元奉公人)、浅沼友紀子(禎/おしんの娘)
おしん 247話 融資の話を断る
おしん達が新店舗について設計士らと打ち合わせしていると、道子の父・仙造が設計士を伴い突然現れた。
仁はまだ仙造に融資をはっきり断っていなかったので慌てたが、おしんは構わず自分側の設計士と金銭登録機メーカーの担当者を紹介した。仙造は一瞬無言になったが、「遠慮はしないでうちに任せれば良い」と、セルフサービス方式の店の開店がいかに経験が必要で大変かを話し出した。
話を遮り仁がようやく謝ると、仙造は「設備資金は出すのに店はそちらで勝手にするのはおかしい」と抗議した。するとおしんは「銀行から借りれることになったので迷惑かけることはない」と言い、仙造の気持ちに丁寧に礼を言った。仙造は憤慨したがおしんはペースを崩さなかった。仁は小さくなり俯いた。
仙造は自宅に帰った後も怒りが収まらず、おしんの対応を妻・波江と道子に話し、道子に「したたかなばあさんで一筋縄では行かない。仁君との結婚は諦めた方がいいかも。お前みたいな小娘が太刀打ち出来ない」と言った。
その頃おしんの家では、仁が新店舗のプランや予算を心配していたが、おしんは、設計士が予算に収めてくれている事、土地の評価額が上がっていること、業績も認められ、並木さんが保証人になってくれたので銀行から融資を受けられた、ときちんと進んでいることを伝えた。
仁が「並木さんはどういう知り合いなの?」と聞いたが、おしんは「あんたには関係ない」と言い恩人であることしか話さなかった。
起工式の前日、式に出席するため帰宅した希望は、百合が元気でやっていることを初子に伝えた。おしんは新しい店への意気込みを希望に話した。この時おしんは55才だった。
おしん 248話 仙造の新店舗の起工式
おしんは晩酌をしながら、新しい店を開くことになるまでの顛末を希望(のぞみ)に聞かせた。希望は「あまり無理しないで」とおしんを心配した。
おしんは「融資のことで銀行に通っているうちに新しい店をやることが楽しくなってきたんだ」と答えた。仁が「いざとなったら道子の父さんに助けて貰えばいい」言うと、おしんはつっぱねてその場を立った。
希望は仁に「自分達だけで新しい店を出せることになった今、それでも道子さんと結婚するのか?」と聞くと、仁は「道子はしっかりしてて明るいから何かあったら店を任せられるし、実家だって頼りになる」「自分には店を継ぐ責任がある。お前は自分のことだけ考えてていいな」と言って自室に戻って行った。
家のことに気を利かせ忙しく立ち働く初子を見て、希望は「初ちゃんの結婚のことも考えてあげた方が良い」とおしんに言った。初子は「もう29にもなると後妻の口しかない。苦労したくない。母さんのそばに置いてもらえれば一生それでいい」と言った。
翌日、来賓を招いた起工式が行われた。
式の後、来賓として招いていた川部仙造と道子を家に通し、最終的な設計図を見せたところ、仙造が、衣料品売り場がないことに「話が違う」と憤慨した。するとおしんは「狭くて置けない。相当安く卸してくれるなら考えなくもないです」と平然と返した。
喫茶店に移動した仁は、怒り続ける仙造に平謝りした。仙造は「道子を嫁にやることを考え直さないと」と言った。すると道子が「2階の私達の部屋を潰して日用品の場所にして、1階の空いたスペースに衣料品を置けば。近くに父さんが家を買ってくれるっていうから、私達はそこに住めばいい」と言った。
希望は窯元に戻る際、おしんに「道子さんの父を怒らせると仁が辛いだろうから。仲良くやって」とやんわり注意し、住まいについて聞いた。おしんは「店の労働力として道子達の同居は当然だ」と答えた。
おしんは「今は嫁に貰う方がペコペコしないといけない、時代も変わった。自分が姑で苦労したのがついこの前と思っていたのに今度は自分が姑に・・」としみじみと言った。
おしん 249話 同居問題でもめる
増築工事と並行し、従来の店舗では商いを続けていた。
おしんが講習で不在の間に、仁が御用聞きをやめるよう店員に指示していたので、おしんはその事を注意した。すると仁は「人手が足りないし大した儲けにならないし、今まで行っていた所には新店舗の宣伝も兼ねて事情を話すつもりだった」と話した。
居間に来たおしんに初子は「仁も仁なりに考えてやっている。意見を聞いてあげなきゃ」と言った。また結婚の話になると、おしんは「とうとうあんな娘と結婚するのかね~。他に女がいない訳じゃないのに」とぼやいた。
設計者が来訪し、おしんに2階の売り場について「若坊ちゃん夫妻の部屋を売り場に変更しましたよね?」と聞いた。仁から話があったという。寝耳に水のおしんは席を立ち、店の仁の所に行き問い詰め、明日道子を呼ぶように言った。
次の日、田倉家に来た道子に、おしんは「別居は認めない。商人のおかみさんになるのに店と別の所に住んでいたら務まらない」と言った。道子は黙っていた。おしんは「借金だらけで始める店だから家族の労働力がなきゃやってけない。道子さんが来たら、今まで初子がやっていた家のことは道子さんがやって頂くのが筋でしょ。同居出来ないなら田倉の嫁になる資格はないわね」と言い切った。
その夜、道子の話を聞いた母・波江がおしんの悪口を言ったが、父・仙造は愉快そうに笑い「良く考えると田倉のお袋さんが言っていることも筋が通っている。嫌ならきっぱり別れればいい」と言った。
仁は板挟みで悩み、一方おしんは仁が家を出て行くことを覚悟しながらも、新しい店を一人で背負うのは淋しいと思っていた。
感想
・道子役の田仲美佐子さんがとても綺麗です。田仲美佐子さんには、しっかり者の姉御なイメージを持ってましたが、"おしん"では我が儘な道子役がはまっていたので、役柄に合わせて演じられて演技が上手いんだろなと思いました。ちなみにデビューは1981年で、おしんが放映された1983年の田中美佐子さんは23,24才という計算になります。
・道子の立ち位置は気の毒な面もあるなーと思います。(百合の事がなければ、ここまでおしんの道子への拒否感は増さなかったと思うので)
■次回のあらすじ
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