おしんのあらすじ 64/65/66話|浩太との再会

NHK朝ドラ おしんのあらすじを1話ごとに詳しく紹介します。今回は 64話65話66話のストーリーです。

出演者:田中裕子(おしん)、渡辺美佐子(長谷川たか)、田中世津子(豊/弟子)、真野ゆうこ(その/弟子)、木瓜みらい(袖/弟子)、島村美妃(けい/弟子)、富沢美智江(夏/弟子)、名川忍(律/弟子)

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おしん 64話 鏡台の贈り物

部屋も引っ越し、独り立ちしたおしんは、客も増やし順調だった。時間があり余ったので仕立て物にも精を出した。

ある日、おしんの部屋に、田倉からの鏡台の贈り物が届いた。心当たりがないのでおしんは受け取らず、運送屋に持って帰ってもらった。

おしんはカフェで、染子に田倉から鏡台が届いた話をした。染子は喜び「おしんちゃんの事を気にしていて、銀座のカフェでひどい目に合わせた事を申し訳ないと思ってるんじゃないの。独立はできたけど鏡台を買えなかったって話したのを覚えてくれてたんだ」と言った。おしんが受け取らなかったと言うと、染子は驚き「受け取ればよかったのに」と嘆いた。

その日おしんが部屋に戻ると、田倉が来ていて、再び鏡台を持って来ていた。おしんは「こんな立派なもの困ります」と断ったが、田倉は「銀座の店に出髪を頼んだ時の詫びと独立のお祝いだ。加代さんにも力になってやってくれと頼まれている」と言い、「腕一本で生きていくなんて立派な根性だ」と褒めた。

去り際「おしんさんはなかなか達筆だ」と代筆の手紙の事に触れ、女給にもてていることについて「もてるのは私ではなく財布の中身だ」と笑って去って行った。

加代が酒田に帰って一月経った。加代はおしんから届いた手紙を読んでいた。(浩太が部屋に来ていない事、田倉から鏡台を貰った話)そこに若奥様が加代を呼びに来た。

加代が居間に行くと、大奥様から「婿が決まって明日見合いだ」と言い、主人は「大阪の取引先の三男坊で、東京帝大卒の非の打ちどころのない婿で、お前の写真を見て惚れ込んでくれた」と話した。

大奥様は「何で一月いてくれと頼んだか分かるか。もし加代に惚れてる男が居たら、どんな男でも加代に添わせてやってもいいと思っていた。でも男から連絡もないし、加代もここに呼び寄せようとしない」と言った。加代は黙った。

その後加代は、トランクに荷物を詰め再び家を出ようとしたが、大奥様が現れ「お前を一月もほったらかしている男の所に行っても幸せにはなれない」と引き止めた。加代は「それでも後悔しない。加賀屋に縛られたくない。俺の事忘れてくれ」と言い、必死に止める大奥様を振り切って立ち去ろうとした。

その時、大奥様が具合悪そうに座り込んでしまった。加代は助けを呼んだ。

医者が帰った後、寝込む大奥様を前に、若奥様は「誰のせいだ」と加代を責めた。医者によると、長い間の心労がたたったとのことだった。

おしんは、加代から、見合いをしたという内容の手紙を受け取った。おしんは時々加代の留守の部屋へ掃除に来ていたが、加代には二度と戻って来ず加賀屋をついで欲しいと思っていた。

おしん 65話 初めての稼ぎ

加代の婚礼の着物が仕立て上がり、病に伏せている大奥様も喜んでいた。若奥様は加代に「今度心臓に発作が来たら助からないそうだ。祝言だけでも一日でも早くあげないと」と釘を刺し、加代の「一度でいいから東京に戻りたい」という希望も許さなかった。

おしんは師匠の所を訪問していた。出髪で毎日10人位取り、一人10銭で、一月で計算すると、髪結いで32円、仕立て代や心づけも含めると47円65銭の稼ぎだった。たかは「あんたの年で!」と感心した。

おしんは御礼に、仕立てた着物と菓子を渡した。すると師匠は「気持ちありがたいけど、こんな事に気を使っちゃいけないよ。他の弟子の手前、勝手に独立したんだ事。これからは一切こういう事はなしにしてくれ。それより田舎のおっかさんにまず何か送らなきゃ」と言った。

おしんは何年ぶりかに母に手紙を書き、20円を郵便為替で送った。7才の時を思うと感慨無量の大金だった。(大正8年当時、サラリーマンの月給が25円~30円だった)

おしんが郵便局から部屋に戻ると、また田倉が来ていた。加代がおしんと話したいと言っていて、田倉の家に電話がかかって来る事になっているから、おしんに来て欲しいとのことだった。

おしんは店にお邪魔した。番頭の爺さんがおしんの事を一瞥した。田倉の店は洋服生地を扱う問屋で、活気がある様子だった。

加代から電話がかかって来た。とうとう婿を取ることになったが、祝言までに万一浩太さんが帰ってきたらすぐ電話で知らせてくれ。何も連絡がなかったらさっぱりと浩太さんを忘れる、という内容だった。

その後おしんは田倉に誘われ喫茶店に昼食に来た。おしんが、加代の結婚の話を伝えると、田倉は喜び、おしんの問いに対し「加代さんにはふさわしい生き方だ。加代さんは温室の花だ。雑草の真似をしたらいつか枯れていまう」と言った。

その後おしんは掃除のため加代の部屋を訪れた。暗い中、人の気配がした。浩太だった。浩太は「まさかおしんさんにここで会えるなんて」と驚いた。

おしん 66話 浩太と再会

おしんは浩太に、加代が酒田に帰った事、自分は東京で髪結いの仕事をている事を話した。

浩太は、酒田でおしんを待った時の事を話し(東京に連れて帰るつもりだったが、来たのは加代で、おしんは結婚が決まってその日が結納だったと聞いた)、「自分は労働運動で全国を飛び回っていて、おしんさんを好きでも幸せにする自信はないので、良かったと思った」と話した。

おしんは、浩太に「お加代様の事を大事にしてあげて欲しい。お加代様は今でも待っている。婿を取る事になっているけど今ならまだ間に合う」と頼んだ。

浩太は、おしんが加代に自分が来た事を知らせないよう言い、「妹が亡くなって加代さんはたった一人の跡取り娘だ。僕が来た事は黙っていて欲しい。加代さんとはそういう付き合いじゃない、おしんさんに絶望した僕の心の隙間を埋めてくれた。しかしそれだけだ。僕の事なんて忘れて加代さんらしい幸せを見つけて欲しい」と言った。

翌日、おしんが神田のカフェに出髪に行くと、田倉が来ていた。加代から”連絡がないからどうしたのか”との伝言を伝えに来てくれたのだった。おしんは「何もない」と言った。

おしんは酒田に行くことにした。

病が治らず伏せていた大奥様は、おしんが来てくれたことに喜び、おしんに「これからも加代の力になってくれ」と言った。

おしんは加代と海岸を歩いた。加代はおしんに「もし浩太さんに巡り合えたらもう一度やり直してくれ」と言った。おしんは「浩太さんとは二度と会う資格はない」と言い、加代の祝言の髪を結わせて欲しいと申し出た。

祝言の日、おしんは加代の文金高島田を結った。浩太のことはついに話さなかった。それが加賀屋と加代のためだと思ったのだった。

■次回あらすじ

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