NHK朝ドラ おしんのあらすじをネタバレでまとめました。
88話・89話・90話では、不景気で田倉羅紗問屋の経営がかんばしくなくなりました。店を畳んで佐賀へ帰るような事態になることを恐れたおしんは、家計を助けるため、たかの店で再度働くことにします。一方、プライドのある竜三はおしんが働くことに反対していました。
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おしん あらすじ 85/86/87話|結婚祝いの会
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おしん 88話 取引先が倒産
結婚祝いの会を終え、泥酔した竜三と源右衛門は人の助けの手を借りて家に帰った。
翌朝早朝おしんは寝入ったままの竜三たちを家に残し、倒産する取引先に代金を回収できていない商品を引き取りに行った。
しかし帰宅後、同行した店員が口ごもりながら竜三に事情を説明すると、竜三は激高しおしんを平手打ちして「顔に泥を塗った」と怒った。
おしんは「奉公先で同じようなことがあって、一足でも早く行って商品を取り戻すのが当然だと教えられた」「代金も貰っていない商品を他の債権者に取られていいのか?」と言い返すと、竜三は「困ったときはお互いに助け合うのが商人の情けだ」と言って認めなかった。
そこに竜三の仕事の知人が現れ、件の店の倒産に言及し、田倉商店が商品を引き上げ済なのを褒め、縫製工場があだで資金繰りが上手く行かなくなったらしい、と話した。
その後、竜三は落ち込んで部屋に籠ってしまった。源じいは「あの店に縫製工場を作るよう勧めたのは坊ちゃんなんです」とおしんに説明した。
88話 感想
(言葉が悪いですが)竜三がひでえ奴だなと思った回でした。二言目には”おなごが商売に口出すな”とか、男尊女子思想に閉口です‥(しかも自分の判断が甘いのに)結構はでに叩いてて、今のドラマだったらNGなのではとも思いました‥
おしんは6才の時からずっと働いていて加賀屋では商売をみっちり仕込まれたことを考慮すると(業種経験は除いて)商売はどう考えてもおしんの方が先輩格なのにね。
が、これが当時の現実なんですね‥。竜三も商売に優れた妻を前に「男が上であるべき」という思想に苦しまなければならなくて大変だし、ダメ夫として描かれるのが続いて気の毒ではあります
おしん 89話 髪結い長谷川のヘルプに入る
田倉は経営不振で、取引先への支払いを延期してもらうような状態になっていた。
おしんは義父の祝い金を源じいに差し出し、店の資金に充てるよう言った。また、取引先が現れ、竜三が強引に収めた生地を返品して行った。取引先の男は「戦争でもおきてくれないと不景気はどうにもならない」と言った。
竜三は落ち込んでいたが、おしんは「生活は少しぐらい苦しくても戦争だけはない方がいい。どん底に落ちても這い上がればいい」と明るかった。源じいは、使用人も雇い切れないから暇を出す、と言った。
そこに律が現れた。たかの店が暮れで忙しいため、可能であれば手伝いに来て欲しいとのことだった。
おしんは竜三の承諾を得てヘルプに行った。たかはかなり疲弊していて、おしんが現れほっとした様子だった。
その後おしんは大晦日から元旦も長谷川で働き、給金として50円を得た。
おしん 90話
朝、仕事を終えたおしんは帰宅し、稼いだ給金を竜三と源じいに渡した。竜三は「女子が余計なこと考える必要はない」と機嫌を悪くしたが、おしんは「またいい景気の良い時がきたらその時贅沢させてもらう」と金を差し出した。
大正11年の新春、おしん22才の年がはじまった。田倉商店では売れ行き不振が続いていて、源じいは「いざという時は店を畳んで佐賀に帰ることも」と言った。
おしんはその日、長谷川を訪れ、家計の事情を説明し、また雇って欲しいと頼み込んでいた。たかは「いつまでも苦労が絶えないね」「来てくれるんなら嬉しい。洋髪もやって時世に合った店にして行けたら」と歓迎してくれた。
夜、おしんは竜三にたかの店で働くことを報告し、反対する竜三に「店を畳んで佐賀に戻るのだけは‥ 幸せのために出来ることをしたい」と懇願した。
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おしん あらすじ 91/92/93話|ふたたび髪結い・長谷川で働く
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