おしんのあらすじ 31/32/33話|大奥様から勉強を教えてもらう

2020年6月23日

NHK朝ドラ おしんのあらすじを1話ごとに詳しくご紹介します。おしん全297話のうち、今回は 31話・32話・33話のストーリーです。

キャスト:小林綾子(おしん)、長岡輝子(加賀屋大奥様)、小林千登勢(加賀屋若奥様みの)、志喜屋文(加代)、石田太郎(加賀屋主人)、吉宮君子(きく/加賀屋奉公人)、佐藤仁美(うめ/加賀屋奉公人)

■前の回のあらすじ

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おしん 31話 加賀屋で奉公し続けられることに

ーー現代のパートーーー

おしんは、血の繋がらない孫・圭と共に酒田に到着した。街はすっかり変わってしまっていたが、米蔵とけやきの並木道は当時と同じままだった。圭が思い出したように、「父さんから本当のおばあちゃんは酒田の人だと聞いた事がある。父さんも2歳で母親を失くしておばあちゃんの所に貰われて来て覚えてないって言うから、詳しく知らないけど」と言った。

おしんは「圭のお父さんは私の息子だよ。そのつもりで育てたんだ」と答えた。

その頃伊勢では、仁がライバルスーパーの出店をいかにして阻止するかを辰則と話し合っていて、突破口を見いだせず苦悩していた。

ーー幼少期の場面へーーー

加賀屋の娘・加代に怪我を負わせたおしんは、加賀屋を去ることになったが、大奥様が近くで新しい奉公先を探して来てくれるというので、それまで部屋で待っていた。

一方大奥様の方は、加代の願いを受けおしんを置き続けることに決めていた。納得しない主人と若奥さまに、大奥様は「おしんは小夜よりも加代のために置くんだ。おしんは私が仕込むから任せとけ」と言った。

呼び出されたおしんは、大奥様から「加代が辞めさせないでくれというから、加賀屋に居てもらうということになった。これからは加代の遊び相手になってくれ」と言った。そして「晩飯食ったか?今日はお前も疲れただろうから早く寝ろ」「加代はおめえの作ったみみずく喜んでたぞ」と優しい言葉をかけた。

翌朝おしんが店の前で子守をしていると、登校する加代が通りかかった。おしんは加代に「怪我した所痛くないか」と話しかけた。加代は笑顔でおしんと話した。おしんは「加代の為ならどんなことでもしよう」と思っていた。

おしん 32話 手習いを習う

おしんは「おれ、大奥様好きだ。大奥様とお加代様のためならどんなこともする」とお梅に話し、張り切っていた。

学校から帰ってきた加代が、小さな声でおしんに「後で俺の部屋に来」と声をかけた。おしんが部屋に行くと、加代はおやつの饅頭をくれ、学校で習った漢字を書いて見せてくれた。二人は楽しく話した。

おしんは「学校はいいな」と羨ましがった。すると加代は「おしんは何で学校に行かないのか?」と聞いた。おしんは「子守だから」と言った。加代が「何で子守をしているのか」と聞くので、おしんは「おれが働かないと家族が困るから。家に居ると食う米がない」と説明した。加代は「百姓で米作っているのに何で米がないのか?」と質問攻めにした。

そこに若奥さまが現れ「おしんは子守だ。加代の部屋に入るな」とおしんに注意した。おしんが去った後、加代は母親に抗議した。若奥様は「加代は跡取り娘だ。おしんとは立場が違う。おしんとあまり親しくするな。何の得にもならない」と注意した。

夜、加代は大奥様の部屋に行き「なぜおれとおしんは違うんだ。何でおしんはおれの部屋に入ってはいけないのか?学校もいけないのはかわいそうだ」と聞いた。大奥様は「貧しくて子供が働かなければならない家もあるが、おしんが悪いわけではない。だから人を分け隔てしてはいけない」と言い、自分は加代がおしんからいろいろ学んでいる事を嬉しく思っている、と話した。

すると加代は「おしんを学校に行かせてやってくれ」と頼んだ。大奥様は「子守の仕事があるから出来ない。でも学校に行かなくても大丈夫。ちゃんと考えている」と答えた。

翌朝飯炊きをするおしんの所に大奥様が現れ、「夕飯の後おれの部屋に来い」と言って去って行った。おしんは何か注意をされるのではと沈んでいた。

夜、おしんは大奥様の部屋に行き謝ったが、大奥様は「筆と紙があるから書いてみろ。これから毎晩手習いを見てやるからな。お前さえその気になれば学校で覚えることくらい出来るようになる。お前が大きくなっても困らないよう仕込んでやるからな」と言った。

おしんがずっと大奥様の部屋に居る事を気にした若奥様は、部屋を覗きに来て、大奥様がおしんに字を教えていることに驚いた。ついて来た加代は「一緒に手習いする」と言い出した。若奥様は不満そうだった。

おしん 33話 加代を大怪我から救う

大奥様がおしんに勉強を教えることに、主人と若奥さまは抗議した。若奥さまは「加代とおしんを一緒に考えるのは加代に良くない。おしんをひいきしたらおしんがいい気になる」と言い、主人は「おしんは育ちが育ちだ。加代に良くないことでも吹きこんだら…」と心配していた。

大奥様は「そんなくだらない事で気に病んでいたのか。加代の方がお前たちよりよっぽどしっかりしている。加代はおしんを見て色々考えるようになったんだ」と言って取り合わなかった。

大奥さまはおしんは九九が出来ることを確認し、算盤も教えた。加代も参加し、おしんに競争心を持って学んだ。

朝、若奥様はおしんに「大奥様に可愛がられていい気になっている。奉公人には奉公人の分がある。加代はお前の主人だ。友達ではないんだ」と注意した。奥さまが去った後、お菊も「ほどほどにした方がいい。遠慮するのが奉公人の分だ。お前もあんなこと言われたら辛いだろう」と言った。

勉強を辞めると申し出たおしんに、大奥様は「それほど意気地のない子供だったのか。若奥様に何か言われたんだろうけど。おれは、女でもゆくゆくは一人立して自分の力で生きて行けるよう仕込もうと思って教えていたんだ。貧乏は人一倍身に染みているんだろう。自分を大事にして、くだらないことにくよくよするな。もっと欲張りになるんだ」と諭した。

大奥様の言葉が強く心に響いたおしんは、若奥さまの冷たい目に耐えて手習いを続けた。

そんなある日、店の前で電気を通すための電信柱の設置工事が行われていて、加代に連れられておしんもその様子を見に行った。知りたがりの加代は工事現場に近づき色々質問した。おしんと若奥さまが「危ない」と言っているのに、加代はどんどん近づいた。その時、電信柱がぐらつき、加代を直撃する方向に倒れてきた。

おしんはとっさに加代を突き飛ばし、加代はぎりぎり電信柱の下敷きになるのを逃れた。(その時若奥さまはショックで気を失っていた)

目をさました若奥さまは、おしんのお陰で加代が大怪我を逃れたことを理解し、おしんに頭を下げ「自分はぼんやり立っているだけで何もできなかった。お前が庇ってくれなかったらただじゃすまなかった。これからも加代の力になってくれ」と泣きながら声をかけた。

それからは若奥様は、暖かい目でおしんを見るようになった。間もなく加賀屋に電気が通り、おしんの心も明るく、「初めて電灯のついた日を一生忘れないだろう」と思った。

正月が近づき、若奥さまが「この間の礼だ」と、加代とお揃いのかわいらしい赤い着物をおしんに渡した。おしんは信じられず、こんなに幸せでいいのかと恐ろしかった。

■次回あらすじ

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