NHK朝ドラおしんのあらすじ 295話・296話・297話 の内容を詳しく紹介します。今回はラスト。最後はどうなるのか?!
前回は、仁夫婦が離別の危機を乗り越え家族揃って再出発する覚悟を決めたところです。
キャスト:乙羽信子(おしん)、佐々木愛(初子/おしんの養女)、高橋悦史(仁/おしんの次男)、浅茅陽子(道子/仁の妻)、吉野佳子(禎/おしんの娘)、桐原史雄(辰則/禎の夫)、野村万之丞(希望/おしんの養子)、大橋吾郎(圭/希望の子)、渡瀬恒彦(並木浩太/おしん知人)、宮本宗明(剛/仁の長男)、鈴木美江(あかね/仁の長女)、川上麻衣子(みどり/仁の次女)、奈良岡朋子(ナレーション・通行人女性)
■前の回のあらすじ
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おしんのあらすじ 292/293/294話|スーパーたのくら経営悪化が現実化・一家離散?!
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おしん 295話 たのくらの倒産へ
仁は、おしんと道子、娘に今月末でたのくらを整理することにした事を伝えた。
「今月末が支払い期日になっている手形の返済のめどが立たなくなった。新しい店のてこ入れが出来たらと随分努力したが。今なら借金を残さずに済む」「母さんに何といって詫びたらいいか。雄兄さんにも川村さんにも顔向け出来ない事になってしまって」と言った。
おしんは「済んでしまったことだ。お前が好きでやったこと、全身全霊打ち込んで悔いはないだろう」と言った。道子も笑顔で「いつでも出て行けるよう荷物もまとめてある」と言った。
仁は「当分は仮住まいになる。母さんは希望(のぞみ)か初ちゃんのところに頼んである」と言った。
別の日、おしんが部屋で引っ越しの準備をしている所に、圭が様子を見に顔を出した。圭は「大学出たら商人になる。きっと店を持って加賀屋ののれんをかけて見せるからね」と言った。おしんは喜んだ。
その後浩太から電話が入ったので、おしんは浩太の家を訪ねて店の倒産のことを伝えた。
おしん 296話 引っ越しの日
店では先行きのなさを察してか、次々と退職者希望者が出ていた。仁は「退職金だけは借金してでも準備してくれ。お袋の命令だからね」と辰則に言った。
おしんは夜まで浩太の家に滞在し食事をご馳走になっていた。浩太は、おしんさんには幸せになって欲しいと思い続けてきたが、大事な時に力になってあげられないと嘆いた。
おしんは「私は良かったと思ってます。店が上手くいっている時には家族皆が自分勝手な事をして。でもいよいよたのくらが駄目だと分かると肩を寄せ合って暮らしていこうと思うようになるんですね」と話した。
おしんが家に帰ると、帰りが遅いのを心配していた道子と孫娘達が出迎えた。道子や孫娘が心配してくれたのは初めてでおしんは嬉しかった。
1月末、引っ越し当日を迎えた。手伝いに来た初子はおしんに「まだ倒産が決まった訳じゃないのに急がなくても。母さんここのお庭好きだったのに」となどと言った。
仁達の荷物は今日一日では運びきれないので明日も作業予定で、今晩は皆でこの家で最後の夕飯を囲む事になった。
そこに突然、浩太がおしんを訪ねてきた。浩太はおしんと顔を合わせるなり「折り入って話がある。今日引っ越しとは思ってもいなかった。気が早すぎる」と言った。
おしん 297話 【最終回】浩太が田倉家の危機を救う
来訪した浩太を自室に通したおしんは、仁も部屋に呼んだ。
話というのは、例の大手スーパーが姉妹店としてたのくら17号店を買収し、銀行からの融資も肩代わりしてくれるというものだった。(大手スーパーの重役が浩太の知人だった)
浩太が「もしその気におなりなら交渉に入らせます」と聞くと、仁は畳に手をつき「あの店の借金さえなくなれば、たのくらは生き残れます。お話が本当ならこんなありがたいことは…!」と頭を下げた。
その後引っ越しは中止になり、皆で皆で宴会を楽しんだ。
浩太の尽力で、17号店は大手スーパーに買い取られることになり、3月初めには全ての取引が終わり、たのくらは既存店を立て直し再出発することになった。
子供達とともに八代家の墓へ墓参りに来ていたおしんは、同じく墓参りに来た浩太に出くわした。
浩太とおしんは昔話をしながら海辺を散歩した。浩太は「私はもしおしんさんと一緒になれてたらもっと違う人生を生きたような気がします」と言った。それに対しおしんは「私は今でもこれで良かったと思ってます。別々に生きてきたからこそ良いお友達でいて頂けた」と言った。
そこに犬を散歩する女性が通り過ぎ、二人を夫婦と勘違いし声をかけた。
完
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