おしんのあらすじ 235/236/237話|仁が家に帰る・川村が駅前の土地200坪くれる

2020年6月26日

NHK朝ドラおしんのあらすじ235話・236話・237話のストーリーを詳しく紹介します。

前回は、仁が東京の百貨店に就職するため上京してしまい、店の商売はおしんと初子の2人で頑張っていました。そん中、正月の田倉家に一人の訪問者がありました。

■前回あらすじ

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■キャストと相関図

ドラマおしんの登場人物相関図 235-237話©みずのとnote All Rights Reserved

キャスト:乙羽信子(おしん)、田中好子(初子/おしんの養女)、山下真司(仁/おしんの次男)、塩屋俊(希望/おしんの養子)、浅沼友紀子(禎/おしんの娘)、斉藤洋介(川村清一/雄の戦友)

おしん 235話 雄の戦友・川村の来訪

戦後店を出し半年経ち、昭和26年の正月を迎えたが、東京の百貨店で就職した仁は自ら退職し行方不明なままだった。

元日の午後、雄の戦友・川村が4年振りに田倉家を訪ねて来た。仏前に手を合わせる川村におしんは御礼を言い「雄も無事帰ってきていたら川村さんと同じ28才になってるんですね」としみじみと言った。おしんは、川村が家族揃って幸せに暮らしていると思っていたが、川村の家族はとうとう満州から引き揚げて来なかったとのことだった。

初子が酒の支度をしたと声をかけた。川村はおしんに初子がまだ独身であることを確認した。

川村は「こんなおせち料理で元日を祝えたのは何年ぶりかな」と喜び、それまでの話をした。(終戦後もずっと一人暮らしで、危ない橋を平気で渡りペニシリンなどを売って儲けた金で買った株が当り東京に家を建てた。終戦から5年半も経っているので家族は諦めた。今は小さな貿易の会社をやっている)

おしんが褒めると、川村は「フィリピンの戦場であんな地獄を見たからこそどんなことでも出来たんです」と言った。おしんが「川村さんに会っていると雄が帰ってきてくれたようで」「雄の分まで川村さんが生きてくれれば」と言うと、川村は「私は雄君の代わりに生き残ったんです。私にできる事なら何でもさせて頂きます」と言った。

そして川村は「ただ、私が今日伺いましたのは…初子さんを私に頂きたいんです」と言い出した。雄から初子の話をよく聞いていて、何度も聞かされている内に初子が理想の女性のように思え、会った事のない初子を思うことで心が和んでいた、と話し続けた。

すると初子は嫌悪を露わにして話を遮り、「見ず知らずの人からそんなことを言われるのは不愉快です。どなたとも結婚するつもりはありません」と言って席を外した。川村はおしんに「お母さん、私は諦めません」と言った。

数日後、おしんが仕入れから戻ってくるとまた川村が顔を出した。今日まで海辺の旅館で静養していて周辺を見ていたとの事だった。川村は熱心に店の立地の重要性について説き、売りに出ていた駅前の土地を買う事にしたので、もしよければ貸してもいいと言った。おしんがやんわりと断ると「寝かせておいたら何倍にもなる、また来きます」と言って去って行った。

おしん 236話 仁の居所が判明

昭和26年の春、商売は少しずつ伸びていたが仁の消息は分からないままだった。おしんは「行商をやめて店1本にしたけど店だけじゃ売り上げは少ないし、川村さんが言うようにやっぱりこの場所はお客の増えようがない。いつまでたっても初ちゃんを楽させられない」と言った。

初子が「母さんは立派な自分の店を持つという大きな夢があったのでは」と言うと、おしんは「希望も仁もいない今、店を大きくしてもどうしようもない。それより母さん一人が生きていけるだけの商いやってる方が初ちゃんだってお嫁に出せる」と言った。

翌朝、また川村が店に顔を見せた。おしんは仕入れで不在だった。川村は初子の顔を見に来たと言うので、初子は「私はお嫁に行けるような女じゃないんです」と米兵相手に商売していたことを話し「二度と来ないで下さい」と言った。

しかし川村は「そんなことは何の傷にもなりゃしない。自分も同じ、終戦の混乱の中まともに生きられた方がおかしいんだ。皆ギリギリの所で生きてきた。誰も悪くない」「仁君だって戦争の後遺症を引きずっているんだ。もうよそうそんなことでくよくよするのは」と言い、しばらく仕事で名古屋に居るので時々来ると言って去って行った。

行商中の休憩時間、初子はおしんに朝の出来事を話した。おしんは「苦労したんだね川村さんも。そういう人ならお互いにいたわり合って暖かい夫婦になれるかも」と言った。

おしん達が店に帰ると見知らぬ派手な女が店の前に居て「仁にヒモ状態で居つかれて困っている」と話した。おしんは「あんたと仁の問題でしょ。私には関係ない」と店の中に去っていったので、代わりに初子が話を聞き名古屋の女のアパートに仁を迎えに行った。

部屋には無精ひげを生やした仁が居た。初子が「一緒に帰ろう」と声を掛けると、仁は店の商売を手伝うことに不満を言った。初子は「半年も家を出て、他に何かできた?世の中そんなに甘くないことが分かったら無駄じゃなかったじゃない。商売っていうのは一匹の魚、一本の大根を売る所から始めなきゃ。帰って、もう一度やり直そ!」と説得した。

夜、初子は一人で帰って来て、おしんに仁が元気だったことを報告し「仁ちゃんの意思で帰ってきて欲しかった」と言った。

翌朝おしん達が行商に出ようとすると仁が戻ってきた。仁は「母さん、俺が運転していくよ。そのつもりで帰ってきたんだ。初ちゃん留守番してて」と言いオート三輪に乗り込んだ。おしんは何も言わなかったが嬉しそうだった。

おしん 237話 川村から土地を譲渡される

夜、仁はおしんにこれまでの事を話した。「学歴がなくても実力さえあれば何でもできると信じていた。戦時中、仲間の誰より早く特攻隊になれたのが自信になっていたけど戦後はどこにも通用しない。就職した百貨店も大学出の連中が第一線で働いているのに自分は配送係」「一匹狼なら学歴なんかいらないと思って、バーで知り合った人とブローカーみたいなこと始めたけど、詐欺にひっかかったり・・」と話した。

おしんが「食い詰めて仕方なく帰ってきたのかい」と聞くと、仁は「嫌々帰ってきたんじゃない。やっと地道に働くことの大事さが分かったから。もう一度自分を試したいんだ。学歴なんかなくてもどれだけのことが出来るのか」と言った。

おしんは「この店ならあたしと初ちゃんで十分。だけどあんたがもしやり直すつもりなら、今よりも少しでも売り上げが上がることを考えてくれなきゃ」と言った。仁は「やってやるよ」と言った。初子は隣の部屋で話を聞いていた。

別の日、初子はホテルのロビーで川村と会った。初子は「この間買ったという駅前の土地を貸して欲しい。仁さんが帰ってきたので駅前で商売をしたい。仁さんが商売に本腰を入れてくれるなら私は家を出られる」と川村と結婚する意志を示した。

すると川村は「あの土地は田倉のお母さんに差し上げましょう。そのつもりで買ったんです。雄君の代わりに生き残ったから何かして差し上げたかった」「ただ初子さんの事とは全く別の問題です。金の力で初子さんを自分の物にしようと思ってはいない」と言った。

川村がおしんの家に来て土地譲渡の手続き書類を差し出した。おしんは遠慮したが、川村は自分の気持ちを話し「雄君の形見だと思って」と強く言った。するとおしんは「ただで頂くわけにはいかないので、5年かかるか10年かかるか分かりませんが、必ずお返しするという条件で」と受け入れた。

川村は「私には家族がいず戦後はただ遮二無二金儲けしてきた。でも誰も喜ばせる者がいない。お母さんが喜んでくれて慰めになります」と話した。

帰り際、川村は初子に「気長に待っています」と言い去って行った。初子は心を動かされていた。

しばらくて川村からの譲渡の手続きの書留が届いた日、おしんは新聞を見て茫然としていた。川村が金貸し業の怨恨で襲われ亡くなった、と報じられていたのだ。おしんは「戦争さえなかったら平穏無事に暮らしてただろうに、かわいそうに」と言い、身よりのない川村を雄と同じ墓地へ葬った。初子は「二度ともう、戦争は嫌」と涙ながらに言った。

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