おしんの故郷 最上川で舟下りを体験

2020年5月16日

おしんの舞台を訪ねて、2019年7月前半に最上川舟下りを体験する山形旅行に行ってきましたので、それについて書きます。

最上川

最上川は山形県を南から北へ流れる一級河川で、ドラマ”おしん”で主人公が筏で川を下るシーンが有名です。

舟下り観光が行われている場所は、ドラマで登場する場所より北の方で、川幅もかなり広くゆったりしています。

松尾芭蕉が「奥の細道」で今の暦の7月に、「五月雨を集めて早し最上川」と詠んだ地でもあります。

(”五月雨”ってあまり考えたことなかったのですが、梅雨の雨のことなんですね。)

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最上川舟下りの予約

舟下りを行う下記の観光会社のサイトをネット検索で見つけ、ネットから予約申し込みをしました。(乗船日の3日前締め切り)

最上峡芭蕉ライン観光株式会社

こちらの会社の定期航路便(12Km,1時間コース)は、平日は1日6便、土日は12便あります。(記事作成時点)

1人参加も可能、貸し切り船も可能(東京湾の屋形船みたいだ、と思いました)

■料金

乗船代金 2350円
私はお弁当(おしん弁当1600円)も注文し、しめて3950円を当日支払いました。

※舟下りを行っている会社はもう1社あるようです

 

最上川舟下りへのアクセス(電車で向かう)

■東京から

山形新幹線つばさ(3時間少し) + 陸羽西線(20分弱) で最寄り駅に到着します。(東京駅→新庄駅→古口駅)

山形県内には、海側と内陸側にそれぞれ空港があるので飛行機での移動も良いと思います。また、電車の本数が少ないことや観光地が駅から離れている場合も多いので、観光は車での移動の方が圧倒的に便利と思います。

私は前日山形駅のホテルに宿泊したので、当日山形駅から移動して乗船場まで2時間で到着しました。(山形駅→古口駅までの電車賃(各停)は1490円)

新庄駅からの陸羽西線への乗り継ぎは、それほど待たずに(20分くらい)乗り換えられました。

 

 

車窓はのどかで、山並みを見ていると落ち着きます。山の見える場所で暮らせるのはいいなと思います。

ないものねだりですが、東京よりせかせかしていないのと、人の密度が少ないのが羨ましいです。旅行で接したお店の店員さんたちも、いい意味でゆったりした感じがしました。

陸羽西線の車窓

↑ローカル線の陸羽西線の車窓。田んぼの緑がきれいです。線路の両側に山々が見えます。月山も見えたと思います。

舟下りを体験

乗船手続き

古口駅で降りたところ、駅に観光会社の方が迎えに来てくれていました。

乗船場までは、最寄り駅の古口駅から徒歩10分弱で着きます。(バスも出ています)

駅で降車したのが私だけだったので、舟下りももしかしたら人少ないのか…? との心配をよそに、乗船待合所に着くと人が沢山。

バスツアーの団体さんと、個人の方も数組居て、皆さん車で来たようです。

お土産屋さんも兼ねた待ち合い所で受付と支払いを済ませ、10分ほど待つとアナウンスが流れ乗着場へ移動しました。

(写真の門の文字は「戸澤藩舟番所」。江戸時代、戸沢氏が新庄藩の藩主だったようです)

乗船

船に乗り込みいよいよ舟下りがスタート。

船頭さんは二人体制で、船の先頭で語りを担当していたのは女性の船頭さんでした。アナウンスが流暢で聞き取りやすく、バスガイドさんを思わせました。

船頭さんの解説によると、最上川は米沢(西吾妻山)を源流として山形県内のみを貫き酒田まで流れていて、長さは229kmだそうです。(にんにくナントカ、という語呂合わせで長さを覚えるそうです)

冒頭でも書きましたが、12kmの距離を1時間かけて船で下ります。

※最上川の舟下りはのんびり静かに移動するものです。アドベンチャー的なものではありません

最上川川下り

↓上流に戻っていく他の船

紫外線MAXの時期でしたが、船の上部には日よけの布製?の屋根が張ってあり、それのおかげで結構日差しが弱まっていました。(とはいえ紫外線を極力よけたい私としては帽子は必須アイテム)

風が強い日などは、途中で折り返すコースで運行することもあるそうですが、私が行った日は天気も晴れで、航路通りの運航でした。

緑色の木々と川の水が爽やか、気温も天気予報によると25℃位前後で快適、空気も気持ちいいです。

1人で参加したので、はじめ居にくい感じがしましたが、自然の雄大さに見入り次第にその気分も消えました。

 

船頭さんは男性というイメージがあったのですが、女性の方もとても良かったです。

歌が本当に上手で、地域に伝わる歌を3曲くらい披露して下さり、情緒がありました。

↓しぶきを楽しむ
最上川川下り

↓おしん弁当(結局船内では食べず帰りの電車の中で食しました)
おしん弁当

 

降船場にもお土産屋さんの施設がありました。帰りは、来た時の駅まで送ってもらえるバスに乗車(400円)。

清々しい空気を味わえ、楽しい体験でした。紅葉や冬など、違う季節にもまた行ってみたいなあと思わせるものでした。

おまけ(山形駅周辺の観光)

山寺(立石寺)

松尾芭蕉も訪ねたお寺で、平日でしたが結構お客さんがいました。(ご年配の方の方が多め)約1000段の階段を登ると最上部に辿りつきます。

1000段は大変かなと思いましたが、休み休み行ったのでそれほど苦労せずに登れました。

最上部からの眺めがとても良いです。

霞が城

これは山形駅からすぐの、お城跡です。

文翔館(山形市内)

旧県庁の建物であり、国の重要文化財の洋館です。無料で見学可能です。映画「るろうに剣心」のロケ地としても使用されたそうです。

宿泊

メトロポリタンホテル山形に泊まりました。山形駅直結で、駅改札を出て30秒でホテルの建物に入れる便利な立地です。
一週間前にネット予約し、一泊7500円で部屋が取れました。

↓駅前の写真。中央左よりのビルがホテルです

1人旅なのと費用節約のためシティホテルにしましたが、部屋はきれいで茶系の素敵なインテリア、スタッフの方々も丁寧で良かったです。

↓紅花染めの布地のかわいいパネルが飾ってありました。

 

おまけ(山形のグルメ)

グルメと言うほどのものではないですが、食べたもの・買ったものを紹介します。

蕎麦

山形駅近くの老舗蕎麦屋「庄司屋」さんで夕飯を食べました。落ち着いた雰囲気の和風のつくりのお店で、そばは具が沢山なのにリーズナブルで美味しかったです。

山形の蕎麦

フルーツ

山形駅の駅ビル「エスパル山形」に入っている、高橋フルーツランドの「ハタケカフェ」で、小さめのパフェを食べました。パフェはチョコバナナパフェと季節のフルーツパフェの二種類あったと思います。

ハタケカフェのパフェ

芋煮

山寺の参拝前に、門前にあるお店で芋煮と焼きおにぎりを食べました。芋煮はふつうの煮物くらいに思っていましたが、好きな味だったので想像以上に気に入りました。

胃が温まったし腹7分くらいの量だったので、参拝で歩く前の昼ご飯としてちょうど良かったです。

名産品(お土産)

お土産は、山形駅の駅ビル「山形エスパル」で買いました。駅直結の2階フロア全体がお土産フロアになっていて、山形の名産食品~県内で作られたオシャレ雑貨などが売っていました。

色々なお店があり、選びがいがあります。

↓私の買ったお土産たち

・でん六のおつまみ豆:はじめて知りましたがでん六は山形市に本社があります。
・ミルクケーキ
・べにばな茶、つやひめの玄米ほうじ茶
・庄内焼 とちの実せんべい
・ストレートジュース(ブドウとラフランス) など

↓芋煮(レトルト)ボリューム満点でやさしい味が美味しかったです。

 

参考にしたガイドブック

旅行の計画に当たり上記のガイドブックを買いました。最上川舟下りについても詳しく記載されています。

この旅行ガイドブックは「車を使わない旅」をコンセプトにしていて、本屋で買ったのですが、旅行の本全般について山形単体のガイド本がほとんどないことに気づきました。(「東北」でまとめられているものが多い)

山形の観光地は車移動が必要な場所も多く、一冊まるごと山形のガイドブックというのは難しいのですかね、、(私は山形の雰囲気好きなのですが。)

旅行記は以上です。山形は自然あふれるとても良いエリアなので、ぜひ旅行に行ってみてはと思います。

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