おしんのあらすじ 46/47/48話|姉・はるの肺病

2020年6月24日

NHK朝ドラ おしんのあらすじを詳しくまとめました。今回は46話・47話・48話 で、故郷に帰ったおしんは、製糸工場での過酷な労働で肺結核を患った姉はるを看病します。

出演者:田中裕子(おしん)、泉ピン子(ふじ/おしんの母)、伊東四朗 (作造/おしんの父)、千野弘美(はる/おしんの長姉)、吉岡祐一(庄治/おしん兄)、乙羽信子(おしん老年期)、大橋吾郎(圭/おしんの孫)

■前の回のあらすじ

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おしん 46話 肺病のはるを看病

おしんは、肺結核に罹患した姉・はるを懸命に看病した。はるは製糸工場での生活についておしんに語った。

「寄宿舎はひどく、一人畳一畳で2人で1つの布団で寝る(交代制で同じ布団を使う)。なので病気がうつりやすい。重労働で弱ってるから、どんどん病気になって、これまで亡くなった仲間がどれだけいるか分からない。12時間働いたら何もする気力がなく習い事どころでなく、ただ寝るだけで、何のために生きているのか分からなくなった、地獄のような8年だった」

しかしはるは「辛いことばかりではなかった」と言って、優しかった監督・平野さんの事を話し、「その人が居たからこれまで辛抱できた」と言った。おしんは「平野さんが好きだったの?安心した。姉ちゃん楽しい事なんて一つもないと思ってたから」と言った。

二度と会える人ではないというはるに、おしんは「体が良くなったら会える」と励ました。

そこに母・ふじが酒田から帰って来た。父・作造は、おしんが電報でふじを呼び寄せたことに怒った。庄治も「金がないから母ちゃんにはしっかり働いてもらいたい」と不満を漏らした。するとふじは庄治の頬を叩いて怒った。

おしんが「小作という制度が悪い」と恨めしそうに話すと、作造が「お前どこでそんな事、誰に吹き込まれたんだ?外でそんな事言ってみろ、ただじゃ済まない」と厳しく咎めた。おしんは「おれ間違ったこと言ってねえ」と言い返し喧嘩になった。

翌日、おしんは製糸工場を訪ね平野に面会し、「姉を見舞って欲しい」と頼んだ。平野が「どういうことか分からない」と聞くと、おしんは「姉が平野さんの事を好きだったので、嘘でもいいので姉に生きてて良かったと思わせたい」と事情を説明し懇願した。

はるの症状がますます悪くなっていたある日、おしんが川で吐血の汚れものを洗っている所に、花束を持った平野が現れた。

おしん 47話 はるの最期

はるの同僚の平野が見舞いに来てくれた。おしんは意識が朦朧としているはるに声をかけ、平野が見舞いに来てくれたことを知らせた。はるはとても喜び、平野は早く元気になるよう励ました。はるは「元気になってまた平野さんの話を聞きたい。まだ死なない」と言った。

平野の去り際、おしんは平野にお礼を言った。平野は、女工たちの労働環境がひどいのに味方になれない自身の不甲斐なさを嘆き、「でもいつまでもこんなことは続かない、資本家だけが肥え太っていくなんて許される道理がない。今に働く者が強くなる時代が来ます」と話した。おしんは「人に使われるのはほとほと嫌になった。自分の腕一本で食っていけるようにならないと」と話した。

ふじは、好きな人に未練を残すはるを哀れんだが、おしんは「おれは良かったと思う。人を好きになることも知らないんではもっともっと不幸だもの。おれ浩太さんの事は諦めてる。でも好きになった事後悔したことはない」と話した。

目を開いたはるは、「花を一輪でいいから押し花にして、棺桶に入れてくれ」と言った。

そこに作造が現れ、勝次という紹介屋を連れて来た。勝次はおしんに山形の料理屋の働き口を紹介した。おしんは「男の人の機嫌は取れない」と断ろうとしたが、勝次は「酒の相手をするだけだ。客に気に入られて、一晩で10円稼ぐのもいる」と言い、作造も「器量を見込んでこんな良い話持って来てくれたんだ。家が大変だから庄治を助けてやらないとかわいそうじゃないか」とおしんを説得した。

おしんが納屋にはるの様子を見に行くと、はるは具合が悪いのに起き上がり、大事な話だと言い「今の男の口車に乗るな。よく製糸工場に来ていて、辞めたがってた女工を騙して女郎に売り飛ばしたり。おしん、死んでもあんな男相手にするなよ」と話した。もう決まったというおしんに、はるは大反対し「逃げろ。ここに居たら無理やりでも連れていかれる」と言って、小さな包みを渡した。

はるは「紙に書いてある東京の住所を訪ねろ。会ったことはないが、おれが奉公しに行くことになっていた。東京に働きに行っている昔の仲間に頼んで、髪結いの師匠を探した。女子でも人に使われていては駄目だ。自分の腕で生きられるようにならないと。俺の代わりに良い髪結いになれ。俺の分まで生きてけろ」とおしんに必死に訴えた。

はるはその夜逝去した。19才だった。

おしん 48話 はるの夢を叶えに東京へ

姉・はるが亡くなり葬儀を終えた。おしんは遺言通り東京に行く決心をしていた。

おしんはそのことを母・ふじ告げ、はるの髪結いの夢も伝えた。東京行きを心配するふじに、おしんは「はる姉ちゃんがこの人を頼ってと心に決めていた人だ」と説得した。おしんは、自分がいなくなると母が父に厳しく当たられるのではと心配した。

ふじは「お前が思った通り生きてくれれば」「上手く行かなかったら帰って来れねえべ」と言って金を渡そうとした。おしんは「うちにはもう帰らない、こんな風に出て行って戻れる道理がない。たとえ髪結いが駄目でも何とか東京で頑張ってみる」と言った。

ふじは、もう会えなくなるかもしれないおしんとの別れを惜しみ、おしんは「親不孝を許してくれ」と謝った。

その夜、鶏肉の煮込みの贅沢な夕飯が振る舞われた。咎める作造に、ふじは「はるの精進落としとおしんの門出の祝だ」と言った。庄治も「料理屋で働くようになれば美味い物いっぱい食えるじゃないか」と非難した。

翌日の早朝、おしんは物音を立てないように戸を開け、父や兄に気づかれないうちに、ふじに見送られ故郷を去った。

朝、起床した作造がおしんが家にいない事に気づいたが、ふじは「ちょっと出かけて来るって。昼には帰ってくる」と誤魔化した。しかし昼を過ぎて口利き屋が現れても、おしんは帰って来なかった。

ーー現代のパートーーー

おしんは実家の谷村姓の墓を訪ねていた。おしんは、孫の圭に「今なら肺病なんてすぐ治るけど、当時は一度うつったらそれっきりで…」と当時の事を話した。

おしんは「庄治あんちゃんとも色々あって、縁切り同様になっていたから、ここの寺に来たのも今日が初めてなんだよ」と言って、墓の中のはるに謝った。

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