NHK朝ドラおしんのあらすじ268話・269話・270話のストーリーを詳しく紹介します。
前回までは、娘の禎と辰則が一緒になり、おしんに初孫・剛が誕生。一方戦争で亡くなった夫の竜三と長男雄の十三回忌を行い一区切りの心境です。
キャスト:乙羽信子(おしん)、佐々木愛(初子/おしんの養女)、高橋悦史(仁/おしんの次男)、浅茅陽子(道子/仁の妻)、吉野佳子(禎/おしんの娘)、桐原史雄(辰則/禎の夫)、野村万之丞(希望/おしんの養子)、寺田 路恵(百合/希望の妻)
■前の回のあらすじ
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おしんのあらすじ 265/266/267話|初子の見合い話・孫の剛(たけし)が誕生
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268話 店のチェーン店化計画
10年の歳月が過ぎ1967年の春、67才のおしんは、仁家族との同居は解消し初子と2人で暮らしていた。店の外観はすっかり現代風になっていた
店が休みの日、仁と辰則が話があると言うことで家に皆が集まった。
仁は娘二人(みどり、あかね)も生まれ、子3人の父親になっていた。禎(てい)と辰則は独立し店を持ち、息子2人(始、弘)も生まれ4人家族になっていた。
仁の話というのは店をチェーン店化する計画についてだった。おしんは「店は当初に比べ売り場面積も2倍で従業員も20人の大店舗。それで充分だ」と賛成を渋った。
すると仁と辰則は「安い時に買った土地が方々に残っている」「日本は経済成長が続く。借金しても店を増やすのが得な時代だ」と説得してきた。
そこに希望の妻・百合から「希望が陶芸の展覧会で特選を取った」との電話が入った。皆が歓声を上げ喜び、仁が「これで希望も独立できるんじゃないの」と言った。
するとおしんは「チェーン店の話、どうしてもやりたいならやってもいいよ。ただし条件がある。希望が独立したいようだったら窯を持たせてやりたい。そのことに文句を言わないこと」と言った。
おしんは家に到着した希望を、涙ぐみながら迎え入れた。
268話 感想
・268話から、おしん以外のキャストが総入れ変わりしました。私は若い頃の希望役が結構好きだったのですが(感じが良くて、良い気を放っている印象がする)、演じた塩屋俊さんは残念ながら2013年に56才で急逝されていました。
俳優や監督業だけではなく俳優の養成にも力を入れていて、鈴木亮平さん(西郷どん主役の俳優さん)も塩屋さん主宰のスクールの弟子で、塩屋さんのこと"東京の父"と慕っていたそうです。
・百合役もキャストが変わりましたが、声のトーンと話し方が以前の方と似た感じがして、同一人物感があると思いました。
269話 希望の独立話
皆で希望(のぞみ)の受賞を祝った。仁が「作品に箔がついて独立しても飯が食えるようになるだろう」と言うと、希望は「とんでもない。これからも先生の所でお世話になる。第一独立する費用もない」と言った。
すると仁が「金は母さんが出してやるって言ってたぞ」と言い、おしんも同意したが、希望は「自分の力でやっていくつもりだ」と資金援助を遠慮した。
皆が帰った後、おしんは希望からの手土産に百合の手紙が添えられていることに気づき、手作りのお菓子と優しさに喜んだ。
おしんは初子に「百合ちゃんにはどんなに詫びても詫びきれないことをした」「私達の家を建てる前にまず希望の窯を作ってやりたい」と話し、初子も賛成した。
翌日、おしんは希望の働く工房を訪れ、陶芸の師匠に受賞に際しお礼の意を伝え、希望を独立させてやりたいと思っていることを申し出た。
師匠は賛成し、「希望くんなら独立しても何とかやって行けるでしょう」と言った。
270話 包丁を持った女が現れる
おしんは陶芸工房に行った後、希望の家も訪ねた。希望は妻の百合に独立の件を話した。おしんは、費用は自分が持つこと、希望を支えてくれた感謝を百合に述べた。
おしんは、資金援助に遠慮する希望と百合に、「先生も才能を買ってくれている」「例え借金しても希望を独立させる責任がある。今してあげなくて後で後悔するようになったら、あの世でお加代様に合わす顔がない」と力説した。
家に帰ったおしんは、土地が見つかり次第窯場と住まいを作る事になったと初子に報告した。留守中に変わったことがなかったか聞くと、初子は仁に実印を貸したと言った。
翌日仁は「銀行に新店の建設費を融資して貰うために必要だった」とおしんに印鑑を返し、不機嫌なおしんに「少しは任せて欲しい。店の方の金が大変だから希望は希望で借金させたらいい」「いい加減店に出るのをやめたらどうですか」と言った。
その後おしんは店にも出ず、暗い様子で居間に座っていた。そこに店員が飛び込んで来て「女が刃物を振り回している」と言った。
おしんが初子たちの静止を振り切り事務所へ行くと、割烹着を来た女が刃物を振りかざしていた。
女は「あんた鬼だ!うちの人を騙して家も土地を巻き上げるなんて」「返してくれ!親子五人行く所がないんだよ」と泣き叫び、ハンコと名前が書いてある紙を突き出した。おしんは紙を見て驚き、仁の顔を見ると、仁は目を逸らした。
女が駆け付けた警察に連行される時、おしんは女が昔の知り合いであることに気づき「仙子さん・・」と呟いた。
警察が去った後、おしんは仁の頬を叩いた。
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おしんのあらすじ 271/272/273話|店舗拡大・悲しい出来事・仁夫婦の不和
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