NHK朝ドラ「まーねちゃん」の詳しいあらすじ31~36話(第6週分)をネタばれでまとめました。
憧れの田河水泡に弟子入り志願したマチ子は、めでたく弟子入りが叶い田河の家に通うようになり、なんとデビューも果たします。一方、母はるは、職人を連れての京都旅行を決行します。
■前回あらすじ
まーねちゃん あらすじネタバレ25~30話【第5週】まーねえちゃん川添画塾に通う
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まーねえちゃん再放送・31話(11/1日(月)放映)マチ子がのらくろ作者に弟子入り
翌日の月曜、マリ子(熊谷真実)とマチ子(田中裕子)は再びのらくろの作者・田河(愛川鉄也)の家を訪ねた。
マチ子が持参したスケッチブックを見た田河は、あっさりと弟子入りを認め、マリ子は自分のことのように大喜びした。
その後、マリ子とマチ子はおやつを頂きながら田河夫妻と談笑した。「いつから絵を描き始めたのか」と聞かれ、マチ子の代わりにマリ子が「2、3才から描いていた」とマチ子の幼少期の様子を話した。
「お姉さんの方は絵を描に興味があるのか」と聞かれ、マリ子は油絵で福岡の展示会にて金賞を受賞したことを話し、「昨日福岡から出てきたというのは嘘だ」と詫びた。奥さんは、マチ子の制服で気づいていたと笑い、田河も笑って気に留めなかった。
マチ子は帰宅するとすぐに、三吉少年に弟子入りが叶ったことを報告した。三吉は感激して嬉し涙を流した。合格を聞いたウメ婆さん(鈴木光枝)も磯野家を訪ねてきて、大造(河原崎長一郎)も店で職人らと喜んでいた。
その頃田河は、マチ子のことを原稿を待つ編集者・細谷に話していたが、細谷は関心がなさそうだった。
磯野家ではご馳走が振る舞われ、みな喜びに包まれていた。
まーねえちゃん再放送・32話(11/2日(火)放映)信彦が訪ねてくる
マチ子は、師匠の田河の家を訪ねるようになった。
その日、師匠は、原稿待ちの編集者にマチ子を紹介した。しかし編集者がマチ子に邪険な態度を取ったので、田河は「今日は原稿を渡さない!」と言い出した。先生は子供のようにいたずら好きな人だった。
マリ子は茜(島本須美)の家で茜の姿を描いていた。
マリ子が帰宅すると、大造が訪ねて来ていた。大造は、母・はる(藤田弓子)が職人を連れての京都旅行に行くのを止めさせようと説得していた。しかしはるは「アトリエを作ってくれたお礼だ」と言って聞かなかった。
はるが電話の権利の抽選に外れた話をすると、大造は「正気なのか。(電話設置にかかる)500円もあれば郊外に家が買える」と騒いだ。母は、その金で京都へ行くと説明した。
旅行の前日の夜、画塾の結城信彦がマリ子を訪ねてきたので、家族総出で応対した。
信彦は「絵画論をしたい」と言い、マリ子と茜の共同制作について話題にした。また、マリ子に「我々が失ったもの、信頼を持っている人だ」「あなたのその澄んだ目が羨ましいんだ」と言った。
結城は1時間くらい取り止めのない話をして帰って行った。信彦が帰った後、マチ子が「あの人は何しに来たのか?」「まあねえちゃんのことが好きなんだ」と言い出したので、マリ子は胸が苦しくなった。
まーねえちゃん再放送・33話(11/3日(水)放映)母が京都旅行に出る
翌日、母はるは京都旅行に出た。マリ子は掃除しながら昨日の信彦のセリフを思い出し、思わずボーっとした。
酒田燃料店では、ウメ婆さんが、はるが旅行に出たことを知って騒いていて、残された子供たちの世話をしようと磯野家に向かった。
マリ子は茜の家に行き、茜を描いていた。マリ子の母が不在であることを知った茜は「銀座に行こう」とマリ子を誘った。
ヨウ子は写真屋さんの家に泊まることになっていて、学校が終わると店に直行し、おじさんが本を読んだり遊び相手をしてくれた。マチ子は、放課後に訪問した田河邸で、夕食をご馳走になることになった。
19時を過ぎ、磯野家ではウメ婆さんが皆の帰りをまだかまだかと首を長くして待っていた。
ようやく帰宅したマリ子とマチ子は、すっかりしょげていたウメに「これまで勉強していた」と言い訳して謝った。ウメは「無事だったから良かった」と気を取り直し、夕食に用意していたおでんを温めなおしにかかった。(すでにお腹いっぱいの二人は困った)
そこにヨウ子も、家が恋しくなったとのことで、写真屋さんに連れられて帰ってきた。
まーねえちゃん再放送・34話(11/4日(木)放映)母が京都旅行から帰る
母が3泊4日の京都旅行から帰宅した。
酒田燃料店には、植木屋の植辰親子が京都土産を持って現れた。しかし大造は、本来の目的の建築物のことでなく舞妓のことばかり話す2人に激怒し「お前たちとの付き合いは今日限りだ!」と言って2人を追い出してしまった。
マリ子は、母が不在中の出来事を母に報告し、写真屋さんにもおみやげの八つ橋を持って行った。
気が収まらない大造に、ウメは「(はるが他人にも構わず金を使うのは)信仰上での行動だ」と大造を諭した。
夜、家族団らんの時間、マチ子の師匠のになり、母が「神様がのらくろを描かせている」と言ったので、マチ子が「のらくとは先生の子供のようなものだ。神様の話を持ち出さないで」と言い返した。
するとはるはマチ子の言い分を認め「その代わり今度の日曜教会に行きましょう」と言い出した。娘たちは”独裁者”と陰口を叩いた。
その時、外に半鐘が響いた。火事の報せだった。
すぐに職人さんたら男衆が集まり火消しに加勢し、火は広がらずに済んだ。磯野家に馴染みの職人さんたちが一息つきに来て、大造は相変わらず怒っていたが、植辰は憎まれ口を叩き、仲の良さを取り戻していた。マリ子はほっとした。
まーねえちゃん再放送・35話(11/5日(金)放映)茜と信彦の恋の架け橋になる
しばらく経ったある日、マリ子が茜の所に行こうと家を出ると、家の前に信彦がいた。話があるというので、二人であんみつ屋に行った。
どきまきしていたマリ子だったが、信彦と茜は恋人同士で、茜が別れたがって会って貰えなくなっているという事情を知った。信彦はマリ子に仲介して欲しいと頼んできた。
マリ子はショックを受けつつも、「今日は茜さんの家に行くのはやめて、1日考えて明日一緒に行きましょう。喜んでお役に立つ」と答えた。
店を出ての信彦と別れた後、マリ子の所に三吉が駆けつけて来て、マチ子から田河邸にすぐ来て欲しいとの伝言があった旨を伝えられた。マチ子は、雑誌・少女倶楽部の天才少女のグラビア特集に、師匠から推薦されたのことで、困惑していた。
その晩、マチ子の雑誌掲載に関してご近所さんも参加しての話し合いが行われた。母は写真が載ることに反対していて、大造が説得を試みたが歯が立たなかった。
すると写真屋が、マチ子に意見を聞いた。マチ子は、「漫画を2ページ出してくれるのはいいが、大騒ぎされるのは気になる」と答えた。
写真屋は、チャンスの神様には前髪しかないという話をして「先生の与えてくれたチャンスだから掴んだ方が良いと思う。三吉さんたちの為に漫画を描きたいなら、雑誌社との繋がりを持った方が良い」と説明した。すると母も納得し、雑誌掲載を了承した。
翌日、マリ子は茜の家に行き、「私にとっての東京である二人が結ばれるのは嬉しい」と信彦と別れないよう説得にかかった。すると、外で待機していた信彦が思いあまって部屋に入って来てしまった。マリ子は「私が声をかけるまで待っていてと言ったのに」と泣き出した。
まーねえちゃん再放送・36話(11/6日(土)放映)茜が失踪
マリ子は「あとは二人で話して」と去ろうとしたが、茜が「立ち合っていて欲しい」とマリ子を引き止めた。
二人は結婚をめぐって意見が対立していた。信彦が、既に茜の家に正式に結婚の申し込みをしていると言うと、茜は「下手をしたら告訴される」「父は私が生まれた時に勝手に結婚相手を決めているような人だ」「有力者だから命令を聞く人はいくらでもいる」と言い、勝手なことをしたと信彦に怒った。
しかし茜がいくら無理だと言っても、信彦の決意は固く、マリ子も「信彦さんの正直な気持に答えて欲しい」と後押しした。すると茜は「信彦にかけてみるわ。家の言いなりになるより‥」と考えを変えた。
マチ子の写真と漫画が雑誌に掲載され、マリ子とマチ子は田河邸にお礼の挨拶に行った。田河が「初めて雑誌に載るときはお赤飯を炊いてお祝いするものだ」と言い、お祝いしてくれることになった。
帰り道2人は、一度も顔を出そうとしない母はるについて「世間の母親とはちょっと違う。頼ってもうしょうがない」と諦めを口にしていた。
家に戻ると、福岡からも祝電が届いていて、マチ子は喜んだ。一方マリ子には茜からの手紙が届いていて、「父親との話がこじれていて、東京を去ることになった」とあった。
マリ子はすぐに茜のアパートに駆け付けたが、すでに引き払った後で、マリ子の描きかけ絵だけが残されていた。絵が未完成で終わったことが、チャンスが引き返してしまったような予感を感じさせ、落ち込んだ。
酒田の家でマチ子のデビュー祝の宴が催された。茜のアパートから戻ったマリ子は、宴に行こうとせず一人部屋に居た。呼びに来たマチ子は、マリ子から事情を聞くと、マリ子を明るく励まし宴会の席に連れ出した。
まーねちゃん 31~36話 感想など
・茜役の方はとても声がきれいで、「よくよく聞いていると何か聞き覚えあるぞ、声優さん?ジブリが頭をよぎるな‥」、と思って調べてみたところ、島本須美さんという方で、ナウシカの声優さんでした!びっくり!
他にもめぞん一刻の音無響子、ルパン三世・カリオストロの城のクラリスや、しょくぱんまん様の声も島本さんです。もともと女優で声優に移行したようです。(特に信彦との言い合いの場面は、画面を見ないで声だけ聞いていると「この声は!」と思えて面白いです)
・弟子入りが決まって、マリ子が自分のことのように大喜びする姿が印象的でした。本当に絆が強い姉妹なんだなと思いました。茜が目の前からいなくなり、作品が未完成になったのは残念でした‥
■次回あらすじ
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