日本のドラマ

まーねえちゃん あらすじ37~42話【第7週】マチ子、ホームシックにかかる

2021年11月9日

NHK朝ドラ「まーねえちゃん」の詳しいあらすじ37~42話(第7週分)をネタばれでまとめました。女学校を卒業したマチ子は、住み込みの弟子として師匠の家で暮らすようになりますが、ホームシックにかかってしまいます。

■前回あらすじ

まーねえちゃん あらすじ31~36話【第6週】マチ子がのらくろ作者に弟子入り

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まーねえちゃん 37話(11/8日(月)放映)マチ子が住み込みの内弟子に

磯野家が上京して2年が経過した昭和11年(1936年)、2.26事件を境に日本は軍国主義に突入していた。

女学校を卒業したマチ子(田中裕子)は、のらくろ作者・田河の家に住み込みの内弟子として師事することになった。住み込みが始まる前の日、マリ子(熊谷真実)とマチ子は伯父の家を訪ねていた。伯父夫妻は、お嬢様育ちのマチ子に内弟子が務まるのかと心配していた。

帰宅後、マチ子が叔父(小泉博)から卒業のプレゼントの箱を開けると、黒いハイヒールが入っていた。また、写真屋さんで撮った家族写真を手にすると、マチ子は家を離れる淋しさから思わず涙ぐんだ。

就寝前、マチ子はマリ子に「赤いハイヒールを全然履かなくなったのは茜の駆け落ち事件のせいか?」と聞いたが、マリ子は誤魔化してはっきり答えなかった。一方マリ子は、マチ子は神経質な面があるから気にしないようにした方が良い、と住み込み生活にあたってのアドバイスをした。

翌朝、荷物を持って田河邸に着いたマチ子は、自分用の部屋に通されたが、早速家が恋しくなっていた。

マチ子は、付き添いで来ていたマリ子にお茶出しを行い、慣れない作業でガチガチに緊張していた。マリ子は帰りしな、「他人じゃないのに」とプンプン怒りながら帰っていった。

まーねえちゃん 38話(11/9日(火)放映)マチ子の内弟子歓迎会①

マリ子は、マチ子が弟子入り先から帰って来て「顔を見たかった」と泣く夢を見た。夜中に目を覚ました後、マリ子はふたたび寝ることが出来ず、キャンパスに向かってマチ子の絵を描いた。

その頃、マチ子も寝付けず家族のことを思い出していた。

翌朝、マリ子は母(藤田弓子)に夢の話をして「マチ子の様子を見に行って泣いていたら連れて帰る」と言った。母はマリ子の言うことを適当にあしらい、マリ子の描いたマチ子の絵が似ていないことを指摘し「近頃あなたの絵は気が散っている。画塾はやめてもいいのよ」と言った。

庭掃除をしながら、マチ子は兄弟子の均(渡辺篤史)に「休みのとき月何回くらいかは実家に帰れるのか?」と聞いた。均は「僕たちは奉公人ではなく選ばれた内弟子だ。休みは必要ない」と言い放ち、「お姉さんに会いたいなら僕が何とか努力するよ」と言った。(均はマリ子に気があるようだった)

均はすぐに師匠(愛川鉄也)に「マチ子さんがお姉さんに会いたがっている」と話し、マチ子の歓迎会が行われることになった。お姉さんや友達を呼ぼうと言われ、マチ子は喜んだ。

日曜、歓迎会の日、マリ子とヨウ子(平塚磨紀)、三吉が田河邸に来た。のらくろの大ファンの三吉は、田河との対面をとても喜んだ。

師匠は「全国の三吉くん達のためにのらくろを描いている。のらくろにはきょうだいもいない、捨てられてしまったのだろう。そんなことにもクヨクヨせず頑張っている」「日曜、帰る家がないのらくろは兵舎にひとり残っていた。すると全国から“今度はうちに遊びに来て下さい”という手紙が来たんだ」「皆の手紙を読んで、少年倶楽部を買えない子の為に漫画を描こうと思ったんだ」とのらくろへの思いを語った。

まーねえちゃん 39話(11/10日(水)放映)マチ子の内弟子歓迎会②

マチ子の内弟子歓迎パーティーの準備が行われ、夫人と内弟子の均が居間を華やかに飾りつけた。

師匠の田河は、模擬店の札に皆がリクエストした食べ物の名前を次々と書いた。お寿司やおでんをリクエストしたマリ子が「多すぎる」と心配すると、田河は札に「売り切れ」と書き出し、マチ子に「盛り上がりと”オチ”が大事だ」と教えた。

皆で札をリビングに飾り、ご馳走を頂き、先生の弾くピアノに合わせて歌ったりして楽しんだ。

歓迎会が終わり、マリ子はマチ子の元気な様子を見て、安心して帰宅した。

家に帰ると、マリ子は母にマチ子が元気にやっていることを報告した。母は「安心した」「これからはオネスト神父の手伝いをするから家を空ける時はヨウ子のことは頼みます」「うちはとても幸せ。幸せをすべての人に分け与えたい」と言った。マリ子はふと、自分のためだけに生きると言った茜のことを思い出した。

その時、客人が訪ねてきた。漁師の天海(前田吟)だった。天海は、父親が他界し魚屋を継ぐため帰京し、借金の清算のため神田の店を畳んで世田谷の新町という所に新店を開いた、と話した。

「築地から遠いので不便だ」と天海が言うと、はるが「トラックを買いなさい。お金は後で返してくれれば良いから」と言い出した。天海は「そんなつもりで来たわけではない」「トラックで仕入れても売り裁きが出来ない」と固辞した。

その頃、部屋で一人になったマチ子は、またホームシックに陥っていた。

まーねえちゃん 40話(11/11日(木)放映)マチ子が重度のホームシックに

翌朝、酒田のウメ婆さん(鈴木光枝)が訪ねて来て、三吉を田河水泡に会わせてれたことに礼を述べた。その頃マチ子は、田河邸を掃除をしたり、師匠のピアノに合わせて歌を歌ったりしていた。

マリ子は、昨日天海が来訪したことや、母の近況を書いた手紙をマチ子に出した。手紙を受け取ったマチ子はまたホームシックになってしまった。

マチ子が手紙を受け取った翌日、マチ子の兄弟子の均が磯野家を訪ねてきた。均は「もっとマチ子さんのためにちょくちょく顔を見せて欲しい。ホームシックになって泣いている」と話した。

ショックを受けたマリ子は「毎晩夢に見て心配していた」と泣き出してしまった。動揺した均はマリ子に謝り、マリ子は「“暇を見て必ず行くから頑張れるだけ頑張って”と伝えて下さい」と頼んだ。

マリ子が均を送り出すと、表に信彦(森田順平)がいた。2年ぶりの再会だった。マリ子は、すっかりやつれた感じになった信彦を居間に通した。

茜(島本須美)がいなくなってしまい、マリ子の家に来ていないかとのことだった。マリ子は、茜を悪く言う信彦に「悪口は聞きたくない」と言い、「もし茜さんが来たら連絡する」と言った。信彦は以前と感じが変わり、卑屈になってしまっていた。

マチ子は、何とか家に帰る理由を作り出そうと「日曜に教会に行きたい」と師匠に申し出た。すると師匠は「僕たちも一緒に行こう。隣にある」と言った。田河邸の隣は教会だったのだ。マチ子の脱出計画は失敗した。

まーねえちゃん 41話(11/12日(金)放映)写真屋さんが結婚

茜の消息が分からないまま時が過ぎ、秋になった。

マリ子とヨウ子が久しぶりに写真屋さんの前を通りかかると、店が改装中だった。写真屋さんの三郷(山口崇)は来月結婚することになり、奥さんがパーマ屋さんをやることになり、写真屋さんは会社勤めをすることになったそうだ。

ヨウ子は大好きな写真屋さんの結婚にショックを受け、翌日風邪こじらせ学校を休んだ。ヨウ子は「おじちゃまのお嫁さんになりたかったのに」と泣き、マリ子が慰めた。

その時、マチ子が帰ってきた。虫歯の治療のフリをして抜け出して来たとのことで、マリ子たちと会えて生き生きしていた。しかし、出かけた母が忘れ物を取りに戻ってきたため、マチ子も母と一緒にすぐ家を出ることになってしまった。マチ子は後ろ髪引かれる気持ちで家を後にした。

しばらく経ち、写真屋さんの結婚式の日を迎えた。母とともに式に出席したマリ子は、ヨウ子のことを思い複雑な心境だったが、家に帰ると、ヨウコは「お嫁さんきれいだった?」と笑顔で聞いてきた。

まーねえちゃん 42話(11/13日(土)放映)マチ子内弟子をやめる

写真屋さんが美容室として改装オープンし、マリ子も髪の毛を整えに行った。帰り道、勤め帰りの三郷と遭い、髪型を褒められた。

田河邸では、マチ子も兄弟子の均も、自分の漫画の執筆にも力を入れていた。休憩時間、田河の妻がマチ子の様子を心配して「一度家に帰した方が良いのでは」「漫画に型破りなはつらつさがなくなって来ている気がする」と田河に進言した。しかし師匠は感情的になり認めなかった。

お茶を運んできたマチ子は、深刻な雰囲気から師匠が自らのことで悩んでいると勘違いして、逆に励ました。田河は「ギリギリまで頑張ろう」と妻と均に言った。

マチ子のホームシックはそれからも治らず、翌春、内弟子生活が1年を迎えるにあたり、内弟子をやめて家に帰ってくることになった。

磯野家に事情を説明しに来た均に、母はるは「マチ子に見込みがないということですね」と聞いた。均は「少女雑誌での連載も先生が斡旋している位だ」と即座に否定した。

マチ子が家に戻る日、天海が田河邸からマチ子の荷物を運び出してくれた。均は姉妹の兄貴分だという天海にライバル意識を感じていた。

マチ子は家に戻るととたんに昔の元気さを取り戻し、姉に抱き着き、母の膝に座って甘えた。

まーねえちゃん 37~42話 感想

・師匠の家の隣が教会で日曜に家に帰る計画が失敗した話は、ギャグみたいですが実話です。モデルがいる登場人物のエピソードは、けっこう実話が織り込まれている感じがします。

一方で、天海さんは何となく創作上の人物かなと思っていましたが、やはりそうでした。

長谷川町子さんのエッセイ漫画を朝ドラにする話を、プロデューサーが姉妹社に何度も打診に行ったものの断られ続けたそうなのですが、ギリギリになっても受けて貰えない中、雨の降る夜中に家の前にいた所、近くの魚屋さんがあやしんで、長谷川家に「男が家の前に立ってる」と電話が入って、そこまでやりたいならもう一度話しあいましょうと、と家の門が開いたそうです。(芸術新潮 2016年 の長谷川町子とサザエさん 特集のコラムより)

そのことから、脚本家の小山内美江子さんは魚屋さんにお礼がしたくて、ドラマ内に天海さんを登場させたそうです。

・マチ子のホームシックの重さを見て、長谷川家はよほど居心地の良いいい家庭だったんだなと思いました。(私も(20代になってからですが)1人暮らしをしましたが、解放感の方が大きくてホームシックという感情がなかったので)

「のらくろ」作者・田河水泡さんについて

田河水泡さんについて辞書に載っていたので略歴を転載します。

たがわすいほう【田河水泡】 生:1899.2.10 東京  没:1989.12.12 神奈川

漫画家。本名、高見沢仲太郎。1925年日本美術学校図案科卒業。版画を制作し前衛美術運動にも参加したのち子供漫画へ進み、『少年倶楽部』連載の『のらくろ』(1931~41)で名を揚げた。軍国主義化の時勢を反映したこの空前の人気漫画は、軍隊に入隊した孤児の黒いのら犬を主人公としたもの。ほかに『蛸の八ちゃん』『凸凹黒兵衛』『豆象さん』などを、講談社の雑誌に連載。第2次世界大戦後の作品には『珍品のらくろ草』『チンパンジーHB』などがあるが、どの作品にも作者の落語への傾倒ぶりを示す人物のおどけた会話があり注目される。著書に『のらくろ自叙伝』(76)、『滑稽の構造』(81)がある。

(ブリタニカ国際大百科事典より)

ペンネームの由来は、本名の高見沢(たかみざわ) → たがわみずあわ → 田河水泡 です。

■次回あらすじ

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みずのと

●不朽の名作~最新ものまで色々なドラマや読書を日々楽しんでします ●普段の仕事は会社員で文章を分かりやすくまとめる仕事をしていたことがあります ●東京在住

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