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まーねえちゃん あらすじ121~126話【第21週】サザエさんの本を出版!

2022年2月13日

NHK朝ドラ「まーねえちゃん」の詳しいあらすじ121~126話(第21週分)をネタばれでまとめました。

今週は、マリ子の奮闘で「サザエさん」が初めて単行本として出版されます。

■前回あらすじ

まーねえちゃん あらすじ115~120話【第20週】出版準備のため再上京

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まーねえちゃん121話 2/14日(月)放映 天海が無事帰還1

昭和21年の11月末、磯野家は再上京を果たし、かつて暮らしていた世田谷の借家を買い取り住まいとした。ただし前の住人が次の家に移り住むまで、しばらく1階と2階に別れて同居生活を送ることになった。

マリ子は、サザエさんの本が刷り上がる予定の日、用紙業者に行ったが、担当者から「作業が遅れていて完成するのがクリスマス位になる見込みだ」と言われてしまった。マリ子は一瞬「(お金を取るため)騙しているのでは」と疑心暗鬼になった。

帰宅したマリ子から本が出来上がっていないことを聞いたマチ子やお千代姉は、「騙されているのでは」と騒いだが、母はるが「人を疑ってはならない」となだめた。

同居人の家の母親は、ヨウ子が昼間から横になっているのを見て病気のことを知り、天海の母・タマからあることないこと吹き込まれ、子供たちが病に感染したら困ると怯えた。(タマは、この家族が早く出ていって家が磯野家だけのものになれば良いと考えていた)

そのことをお千代姉から聞いたはるは、「こちらが向こうに迷惑をかけているのに」と千代を叱責した。

数日後、天海の家に戦争から帰還した朝男が現れた。母親のタマは息子の帰還を涙を流して喜んだ。天海は磯野家にも挨拶に行き、磯野家の人々と喜びの再会を果たした。

まーねえちゃん122話 2/15日(火)放映 天海が無事帰還2

マリ子たちは、戦争から無事戻って来た天海を家に通した。そして天海が不在だった間の出来事を話し、お千代姉の夫・大和田が戦死したことや、マリ子が東郷と結婚し帰還を待ち続けていることも話した。天海はマリ子に好意を寄せていたので複雑な面持ちをしていた。

その後家に帰った天海は、母・タマから、マリ子が慣れない出版の仕事で苦労していることを知り、均が助けてやっていないことに腹を立て、均を呼び出した。

天海の家に現れた均は、戦死を覚悟してマリ子に恋文を出した気まずさから顔を合わせられないという事情を天海に話した。

そこにタマから均が来ていることを聞いたマリ子が現れ、均に「天海さんの復員祝パーティーの準備を手伝って欲しい」と話しかけた。

均は思わず開口一番謝り、手紙のことに言及したが、マリ子は知らないと言い、「あの年は空襲があって、私が東京のウラマドさん達に出した手紙も全然届かなかったみたいだから、届かなかったのでは」と知らないふりをしてその場を丸く収めた。

まーねえちゃん123話 2/16日(水)放映 サザエさんの単行本が完成!

夕方、マリ子と天海はある用事のため出かけて行った。

一方マチ子は、沢山の仕事の締め切りに追われ忙しい日々を送り、ヨウ子も簡単なアシスタント作業を行っていた。

マリ子たちが行ったのは料理店で、天海と均が、初めての出版の仕事で困っているマリ子のために、用紙業者の接待を開催してくれたのだった。

沢山の豪華な料理とビールで業者の人達をもてなし、サザエさんの出版が早く進むようプッシュし、天海と均が芸で場を盛り上げ、先方も満足している様子だった。

しばらくし後、接待の甲斐があったのか、予定より5日早く本が出来上がったとの電話が磯野家に入り、姉妹たちは手を取り合って喜んだ。

まり子は用紙業者に行って完成した本(まず50部だけ)を受け取って風呂敷に包んで持って帰ったが、次の過程である「本を売る」ことについて何も考えがないことに初めて気づいて呆然としていた。

まーねえちゃん124話 2/17日(木)放映 本を売り込むマリ子

無事出版されたサザエさんを受け取ったマリ子は、本を売ってくれそうな場所を考え、その足でデパートに本を売り込みに行った。

デパートの男性店員は、何も知らないマリ子に困惑しながらも、販売店は取次店(問屋)から本を買い取って販売するものだということを教えてくれた。

マリ子は家に帰ると、デパートで500部買い取って貰ったこと、残りは問屋に売り込みに行くことを家族に報告した。そして一人ひとりに完成したサザエさんの本を手渡した。

「一番初めの本をマー姉ちゃんが受け取るべき」と妹たちが言い出し騒ぎになると、マリ子は「この家の家長はわたしなんだから。どれでも同じ!」と一喝してその場を収めた。すると母はるは「まるで亡きお父様の怒鳴り方そっくりだった」とマリ子の頼りがいのある姿にうっとりしていた。

翌日、マリ子は当時日本最大の取次店だった日配を訪ね、2万冊近くの買取を実現した。そして元手に対し大幅な利益がプラスされた16万近い額の小切手を得て帰宅し、家族を驚かせた。

磯野家の2階に暮らしていた家族は、天海の気遣いで天海の家の2階に越して行った。

間もなくして大晦日を迎え、ヨウ子は綺麗に和髪を結ってもらい、皆で除夜の鐘を聞きながら年越し蕎麦を食べて年を越した。

まーねえちゃん125話 2/18日(金)放映 昭和22年の正月を迎える

昭和22年の新年を迎えた。正月、磯野家には新年の挨拶に天海や均が訪ねて来ていて、表では振袖を来たヨウ子を前島姉妹や天海の母親が「綺麗ね」「お姫様みたい」と褒めていた。

マリ子たちは酒と料理で天海と均をもてなした。天海は、戦地から戻って正月を迎えられたことにしじみじとしていた。

均が「陽談社の塚田さんがサザエさんの本について、”2万部全部売れたなら、増刷するといい”と言っていた」と話すと、天海も増刷を勧め、母も乗り気になり、追加で増刷するようマリ子に命令した。

お正月が明けると、マリ子は用紙業者を訪ね、担当の森田に追加注文を行った。インフレで前の代金では受けられないとのことだったので、本の販売単価を上げることにして前金の5万円を渡して再び2万部注文した。

仕事に追われ忙しい日々を送るマチ子は、仕事の合間にスルメを食べるのが習慣になっていて、お千代が「胃を悪くしないか」と心配していた。

その日、鹿児島の義母から、サザエさんの本を送ってくれたことへのお礼の手紙が届いた。マリ子と母はるは、東郷の父母もマリ子の仕事と「サザエさん」の漫画を喜んでくれていることに、暖かい気持ちになった。

まーねえちゃん126話 2/19日(土)放映

増刷の注文をして一月半、マリ子は用紙業者と値段交渉を行い、本は前回の倍の25円で売ることが決まった。利益もその分高額になり、姉妹たちとは取らぬ狸の皮算用して大喜びした。

その日マリ子が入手した雑誌に、陽談社の編集者だった細谷の小説が掲載されていた。3年前にかかった病気から回復し小説を書いているということに、マチ子の心は安らいだ。

3月半ば、増刷の二万部が出来上がったと連絡が入った。

翌日マリ子はそして前回と同様に、取次業者の日配に本の買い取りのお願いに行ったが、本のサイズが特殊なせいで本屋の返品が相次ぎ、倉庫に在庫を抱えている状態で困っていて、追加で買い取るなんてとんでもない、と断られてしまった。

やむを得ず、増刷分は磯野家にて保管することになり、家中に本が山積みになった。

まーねえちゃん121~126話 感想

・ヨウ子ちゃんの晴れ着姿がとても可愛いかったです(江戸時代のお姫様みたいでした)。病気からかなり回復し、普通の生活を送れるようになっている感じなので、本当に良かったです。

・マチ子はスルメが仕事の息抜きだったみたいですが、確かに固い物を噛んでいるとストレス解消になりそうですね。

・下記は、復刊版サザエさんの第1巻です。戦争翌年という時勢が伝わってくるエピソードもあり、時代を感じる内容になっています。

絵柄も今のものとは少し違って、サザエさんはまだ結婚しておらず福岡で暮らす日々が描かれています。

ちなみに、磯野家のきょうだいの年齢差(サザエとカツオ・ワカメの年齢差が10才以上)は珍しい感じだなとつねづね思っていたのですが、漫画を描く側の都合を考えると「女だと普通しないようなことも物怖じしせずどんどんやる、お転婆な女性の主人公」というイメージが町子の中で決まっていて、

そこから全世代が楽しめるファミリー向け漫画にして行くとなると、子供のキャラを登場させるのが都合が良く、年齢差きょうだいの設定になったのかもなと思いました。

 

■次回あらすじ

まーねえちゃん あらすじ127~132話【第22週】「サザエさん」の大ヒット

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