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まーねちゃん あらすじネタバレ67~72話【第12週】戦争とマリ子の婚約

2021年12月11日

NHK朝ドラ「まーねちゃん」の詳しいあらすじ67~72話(第12週分)をネタばれでまとめました。

天海や三吉が出兵し、紙不足でのらくろが打ち切りになるなど、日本は日に日に戦争の色が濃くなって行く中、マリ子は東郷から結婚を申し込まれます。

■前回あらすじ

まーねちゃん あらすじネタバレ61~66話【第11週】東郷の告白

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まーねちゃん再放送・67話(12/13日(月)放映)天海に赤紙が来る

天海に赤紙が来たと聞いたマリ子(熊谷真実)は、均(渡辺篤史)を電話で呼び、天海(前田吟)の家に集まった。出兵は翌々日の朝とのことだった。

天海は「どんなことがあっても必ず戻ってくるつもりだ」と決意を口にし、母親(星清子)の今後について話し(店は閉めて近所に働きに出て、そこで魚を売る)、均とマリ子に「母を頼む」と言った。そして、均が持ってきた田河先生(愛川鉄也)からのお酒を皆で飲んだ。

三姉妹が帰った後、天海と均は酒を飲み交わし、天海は「姉妹のこれからをよろしく頼む」と均に言った。(その際均は、痔の持病で出兵はないという話になった)

翌朝、母はる(藤田弓子)が帰って来た。母は天海を送り出す上での心得をオネスト神父に聞き、仲間に頼んで夜通し千人針を集めていたのだった。

その日マリ子は知り合いを訪ね千人針を完成させ、天海親子に渡した。

まーねちゃん再放送・68話(12/14日(火)放映)天海と三吉が出兵

天海の出兵の日、沢山の隣人知人たちが天海を送り出すために集まった。三郷に記念写真を撮ってもらった後、万歳三唱と歌で天海を送り出した。

昭和15年、配給切符制の必需品が増え「ぜいたくは敵だ」とされ、戦争の色が濃くなってきた。

昭和16年の春、酒田燃料店の大造が訪ねて来て、奉公人の少年・三吉が出兵を志願したことを話した。

マチ子(田中裕子)は三吉を送り出すため、東郷(田中健)が手配してくれた闇の料亭に三吉を連れて行き、ご馳走を振る舞った。

三吉は「店では仕事も自分がいなければならないほどではなく、自分がいることで余計な食費をかけてしまうのは辛い。ご隠居さん(ウメ婆さん)(鈴木光枝)やマチ子さんのためなら出兵したい」と話した。

マチ子と三吉は、田河先生の家で開いたパーティーの楽しい思い出を思い出し、マチ子は自分で作ったのらくろの描かれたお守りを三吉に渡した。

まーねちゃん再放送・69話(12/15日(水)放映)のらくろが連載終了に

東郷がマチ子を訪ね磯野家に現れた。マチ子が外出中だったのでマリ子が代わりに用件を聞くと、「のらくろ」が連載終了になるらしいことを知らせに来たとのことだった。

マリ子は詳細を聞くために陽談社の塚田(日下武史)を訪ねた。塚田によると、『少年倶楽部』が売れ過ぎで紙を賄えないため、のらくろを終わらせることになったとのことだった。

マチ子は田河の家を訪ね事情を聞いた。先生は至って落ちついていたが、マチ子と均はショックで納得できず、担当編集者の細谷(下篠アトム)を責めた。田河は二人を制止し、「のらくろは自分達夫婦にとって我が子みたいに思っている。軍の干渉も何度も逃れてきた‥」と語り、細谷は「すまない、僕の力が足りないばかりに‥」と謝った。

先生は「10年も続けることが出来た。細谷君、本当にありがとう」「のらくろは親孝行だ、ずいぶんお父さんを稼がせてくれた」と笑顔で言った。マチ子は泣いてしまった。田河夫妻は、持病持ちの均が徴用に取られることを心配し、「陽談社で整理係でも良いから使ってくれたら‥」と細谷に頼んだ。

帰り道、マチ子は細谷に「今やっている原稿やめようと思う」と言った。しかし細谷は「先生の分まで頑張らないでどうするんだ」と反対した。

夜、姉妹を心配した東郷が様子を見に訪ねて来た。ふとヨウ子が「琵琶を弾いて欲しい」と頼み、東郷は薩摩琵琶を奏でた。

まーねちゃん再放送・70話(12/16日(木)放映)マリ子、プロポーズを受ける

その日、母・はるの外出と入れ違いに、東郷がマリ子を訪ねて来た。東郷が庭で良いというので庭で対応した。

東郷は、2年振りの休暇で今夜九州の実家に帰るとのことで、マリ子に「24歳だが結婚する気はないのか」と聞き、「実家に帰った時に話をつけたいから」と言ってマリ子に結婚を申し込んだ。

マリ子は突然のことに驚いてしまい、言葉のあやで言い合いのようになってしまった。すると東郷は激高し、マリ子に結婚を承諾するよう迫った。マリ子は、優しいが短気だった亡き父がそっくりの怒り方をしたことを思い出しつつ、暗示にかかったように結婚を了承した。

数日後、東郷が実家の両親を連れて磯野家を訪ねて来た。母も妹たちもマリ子が結婚を受けたことを全く聞いていなかったので驚き、伯父夫妻も呼んでの話し合いになった。

伯父(母はるの兄)はマリ子に、なぜ家族に結婚を受けたことを話さなかったのかと聞いた。マリ子が言い淀んでいると、マチ子が「もしかして家や家族のことを考えて‥」「まー姉ちゃんが内心東郷さんに好意があるのは分かっていた」と言った。

するとマリ子は「あの時結婚しようと言われて嬉しかったと思う」「私はこの家の長女だから、もしこの家からいなくなったら‥」、と話した。すると東郷の父母は、息子は一家込みで嫁に貰うつもりだ、と言った。

そうして皆賛成し、改めて東郷が皆の前で求婚し、結婚話は無事まとまった。まずは結婚ではなく婚約という形をとることになった。

まーねちゃん再放送・71話(12/17日(金)放映)東郷に赤紙が来る

マリ子は東郷と婚約し、結納を交わした。

その日、編集者の細谷が訪ねて来て、マチ子にのらくろ最終回の掲載された昭和16年10月号の少年倶楽部を渡した。マチ子は思わず涙ぐんだ。

そこに、東郷との約束のために出かけたマリ子が「急な仕事で約束を破られた」と帰って来た。

細谷が帰ったあと、マリ子とマチ子は部屋で仕事をしたが、マリ子よりもマチ子の方が「釣った魚にエサはやらない男だ」、と東郷への怒りが収まらない様子だった。

しばらく経った日の朝、東郷が磯野家に現れた。その顔には疲労の色が滲んでいてかなり疲れている様子だった。最近スパイ事件があったのだが、その1人が東郷の勤め先の毎朝新聞に勤めていた人間で、身近だった人は取り調べを受けるなどして社内が大変な状況だったという。

はるがお風呂に入るよう勧めたが、東郷は「時間がない」と断り、突然婚約破棄を申し出た。赤紙が来て、入隊するため今夜久留米に向かうとのことだった。

はるもマリ子も言葉を失った。東郷は「自分がもし戦争で生きて帰れないこと考えると、最愛の君を縛りつけたまま出征したくない」と理由を話した。

するとマリ子は「結婚を申し込んだ時に不幸にするようなことはしないと言った」と怒って責め、「簡単には婚約解消はしないと」と婚約解消に反対し、はるもマリ子を支持した。

その後、マリ子は東郷の寮の部屋に行き荷物の片づけを手伝い、短い二人の時間を過ごした。東郷はおでこにキスをしてくれたが、マリ子は遠く離れしまう切なさでいっぱいだった。

まーねちゃん再放送・72話(12/18日(土)放映)日本が全面戦争に突入

マリ子は東郷に送る自分の写真を、三郷に家まで来てもらい撮影して貰っていた。三郷はその後再婚し、子供も設けていた。

撮影が終わった時、磯野家に東郷からマリ子宛て速達が届いた。

マリ子は喜びながら慌てて開封したが、内容に目を通すにつれ表情を硬くした。手紙は明日戦地に発つという内容だった。通常、入隊後しばらくは訓練をしてから戦地に行くもので、急なことにマリ子はショックを受けた。

マチ子は、戦況からこれまでどおりの漫画を描けなくなる状況で、心にもないことは描けないので、今持っている少女倶楽部の連載をやめることを決意し、師匠の田河に伝えた。

その後、細谷が訪ねて来て、マチ子にイラストを描く新たな仕事をくれた。

一月ほどたち、昭和16年12月8日、ラジオ放送で真珠湾攻撃のことが報じられた。米英との戦争がはじまったのだった。ラジオは日本の優勢を伝えていた。

母はイギリス出身のオネスト神父を心配し様子を見に行ったが、オネスト神父は拘束されてしまっていた。

まーねちゃん67~72話 感想

・東郷との結婚話がまとまる時、マチ子が「東郷さんがお兄さんになってくれたらそんな嬉しいことはない」というようなことを言ってましたが、この時兄貴分の天海の存在が完全に忘れ去られている感じがして、少し面白かったです。

・マリ子と東郷が離れ離れになる直前の場面では、2人の辛い心情が画面から伝わって来ました。

■次回あらすじ

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