NHK朝ドラ おしんのあらすじを1話ごとに詳しく紹介します。今回は 52話・53話・54話のストーリーです。16才のおしんの、浅草の髪結い店・長谷川で下働きの日々が続きます。
出演者:田中裕子(おしん)、渡辺美佐子(長谷川たか)、田中世津子(豊/弟子)、真野ゆうこ(その/弟子)、木瓜みらい(袖/弟子)、島村美妃(けい/弟子)、富沢美智江(夏/弟子)、名川忍(律/弟子)
■前の回のあらすじ
おしんのあらすじ 49/50/51話|浅草の髪結い・長谷川たかに弟子入り
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おしん 52話 正式に弟子入りが認められる
食料の帳簿を見た師匠は、字や針をどこで習ったのかを聞き、おしんが奉公先だと答えると、「どうして辞めたんだい?髪結いをしなくてもいくらでも身を立てられるのでは」と聞いた。
おしんは「どんなことをしても髪結いになりたい」と言った。師匠はおしんのやる気や器用さを認め、正式な弟子入りを認めた。
その夜、おしんは故郷の母に手紙を書いて近況を知らせ、(作造たちにバレないよう)手紙は近所のおりきさん経由で母の手に渡った。
実家の困窮は変わらず、兄の庄治は「世界大戦てのが始まって米の値段は上がるけど俺たち小作は何の得にもならない」「俺たちが苦労している時におしんを逃そうとして…」と愚痴っていた。
おしん 53話 姉弟子の退職騒動
時が過ぎ、大晦日になった。朝、突然、師匠がおしんに梳き手をやらせると言った。
客が次々と来店しその日は徹夜、元日の昼間まで食事をする暇もない忙しさだった。
閉店後、たかが客から貰ったご祝儀を全員に配った。1円札が入っていて、おしんは弟子として認められて得た金が嬉しかった。
忙しい日々が続くある日、梳き手の夏とけいが辞めると言い出し騒ぎになっていた。おしんの出世が気に食わないという理由だった。
するとおしんは「私は下働きでいいから辞めないで下さい」と頼み、姉弟子のお豊もなかったこととして話を強引にまとめた。
皆が去った後、たかはおしんに「人を押しのけてものし上がる根性がないと、この世界では一人前になれないんだ」と言い、それから二度とおしんに髪を触らせようとしなかった。
おしん 54話 小夜の逝去の報せ
時が二年過ぎ、おしんは相変わらず下働きで18才になっていて、焦りを感じる時もあった。
世間では洋髪が増えていて、おしんは「日本髪が無くなる時が来るのか」と不安に思った。
そんな中、加賀屋の小夜が肺炎で亡くなったと報せが入り、おしんは暇を貰って2年振りに酒田を訪れた。
若奥様は気落ちしていて、大奥様は昔に思いを馳せ、米騒動に言及し「戦争景気で物価がどんどん上がり、米を買い占めれば寝てる間に大儲け。米問屋なんて後生のいい商売じゃない」「人の幸せは物や銭ではない。肝心なのは悔いのない生き方をすることだ」と語った。
おしんが汽車で東京に戻り上野駅に降り立った時、日比谷で米騒動が起きていた。
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おしんのあらすじ 55/56/57話|洋髪の髪結い師を目指す
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