「JIN-仁-」あらすじ 第1話<初回>|幕末にタイムスリップ!感動の医療&歴史ドラマ

2020年8月13日

ドラマ JIN-仁- は大沢たかおさん主演の医療&時代劇ドラマで、主人公の医師・南方仁がタイムスリップした幕末で、医療に携わる物語です。

以下に2009年版・第1話の詳しいストーリーをネタバレ込みで詳しくまとめました。(初回は二時間スペシャルなので文章が長めです)

「JIN」はTBSの日曜劇場で2009年にパートⅠ、2011年にパートⅡ(完結編)が放映され、総集編がJINレジェンドとして放送されています。そのストーリーや歴史上の人物など数々の魅力的な登場人物で人気を博しました。

■キャスト:大沢たかお(南方仁)、中谷美紀(友永未来)、綾瀬はるか(橘咲)、麻生祐未(橘栄)、小出恵介(橘恭太郎)、内野聖陽(坂本竜馬)、桐谷健太(佐分利祐輔)他

■主題歌 MISIA「逢いたくていま」

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1. プロローグ 謎の患者と胎児様腫瘍

南方仁(大沢たかお)は、御茶ノ水の東都大学病院に勤める脳外科医で、患者からの信頼も厚く腕も良いのに、なぜか難しい手術の執刀を避けていた。

ある日、顔面を殴打された身元不明の男性患者が病院に運び込まれ、仁が手術を執刀した。患者には外傷に加え脳に腫瘍があり、摘出された腫瘍は胎児の形をした珍しいものだった。手術中、仁は激しい頭痛を感じたが、すぐ収まった。

研修医の野口(山本耕史)が、仁が難しい手術を避けることに不満を口にしたので、看護師の博美(原千晶)が理由を説明した。

ー外科の友永未来先生(中谷美紀)と南方先生とはもともと知り合いで、友永さんが3年前ここの病院に来てから二人は付き合うようになった。しかし結婚間近の頃、友永さんの脳幹部に腫瘍が見つかった。

手術成功の見込みは無かったが、放っておいても死を待つだけだったので南方先生が周囲の反対を押し切り自ら執刀し手術を行った。しかし手術は失敗し、友永先生は植物状態に陥ってしまった。

仁はつらい日々を送っていた。病室で意識のない未来に話しかけ、屋上で未来が元気だった頃の姿を思い出していた。未来は屋上から見る夕日が好きで、また「神は乗り越えられる試練しか与えない」という言葉を好んだ。

2. 幕末へタイムスリップ

仁が執刀した身元不明の患者が、夜、突然部屋から姿を消した。スタッフ総出で探し回り、仁が屋上近くで発見、患者は摘出した腫瘍の標本と救急バッグを持っていた。その時、仁を再び激しい頭痛が襲い、「戻るぜよ、あん世界へ」という謎の声が聞こえた。仁は患者の後を追いかけ、階段から落下し気を失ってしまう。

目覚めると、仁は木がうっそうと茂る林の中に居た。患者は居ず救急バッグだけが傍らにあった。人の声がしたので助けを求めに行くと、侍の恰好をした男たちが切り合っていた。

時代劇の撮影と思ったが飛んできた血は本物だった。仁も危うく切られそうになったが若い侍(小出恵介)に助けられ、代わりにその侍が額を斬られてしまった。

そこに水戸藩の家中が通りかかり敵は退散、傷を負った侍は「私が死ねば母と妹が路頭に迷う、ここで死ぬわけにはいかない」と医者だと言った仁にすがりつき、家中たちに身元を申し出て意識を失った。

3. 橘家の人々との出会い

刀傷を負った侍・橘恭太郎を湯島の彼の家に運び込むと、母・栄(麻生祐未)と妹・咲(綾瀬はるか)が迎えた。栄は取り乱し、得体の知れない仁に戸惑った。

仁は「1時間以内に手術をしないと助からない」と言い、部屋にあったかなづちなどの大工道具を咲に渡し、熱湯消毒をするよう言い、「お兄さんの頭の中の血を取り出す」と説明、白い布や焼酎の準備も依頼、借りた服に着替えた。

仁は、手術に反対し刀をかざす栄をなだめ、救急バッグの中の手術道具を使い恭太郎の手術を行った。(頭蓋骨を削り血腫を取り除き縫合)咲は仁の手術に目を奪われていた。手術は無事終わり、仁はその日橘家に泊めてもらった。

翌朝目覚め、自分が江戸時代に居ることを改めて認識した仁は、咲に「今何年か?」と聞いた。文久2年(1862年)という答えが返ってきた。

恭太郎の経過は良好だった。栄が仁を送る籠を呼ぶと言うので、仁は「転んで頭を打ち記憶を失くした」とごまかした。仁はこれからどうすればいいのか考え、あの時の患者が見つかれば元の時代に戻れるのではと思った。

咲と恭太郎が、仁を家におくことについて母親と揉めている様子を耳にした仁は、書き置きを残し橘家を去った。

4. 麻酔なしの手術

仁は腫瘍の標本を探して歩き、眼下の川が神田川だと気づいた。川に落ちれば元の世界に戻れるかも、と崖から川を覗き込んでいると、通りかかった男(内野聖陽)に身投げと勘違いされ引き止められた。

男は土佐弁を話し、タイムスリップする時に聞いた声と同じだった。仁は去って行く男を追いかけ、そのうち町に出た。町は商店が軒を連ね活気で溢れていた。

仁が男に追いついたその時、呼び込みの少年(伊澤柾樹)が馬に轢かれそうになり、庇った母親(戸田菜穂)が怪我をし騒ぎになっていた。

仁は母親の所に駆け付け怪我を確認し「手当すれば助かる」と言った。居合わせた医者・佐分利(桐谷健太)は、仁が額を触り出血を止めていることに驚いていた。(圧迫して止血していた)仁は土佐弁の男に、橘家に置いたままの手術道具を持ってくることを頼んだ。

橘家に辿りついた土佐弁の男は、咲に事情を説明、咲は静止する母親を振り払い土佐弁の男に同行し仁が待つ番所へ向かった。

番所に運ばれ意識が戻った母親は、払う金がないからと治療を断った。仁がお代は取らないと言うと、子供(喜市)がどうしてもと言うので、仁は「では代金として枝豆をいただこうかな」と笑顔で言った。

咲は雨の中必死で走り手術道具を届けた。しかし麻酔が入れ忘れられていた。仁が困っていると、母親が「痛みを感じさせない薬がないと手術ができないのか?私は大丈夫だ」と言った。

仁は、頭の血管を縛ること、痛みで死ぬことがあると説明すると、母は元々死ぬはずだったのだから、と了承し麻酔なしの手術が始まった。咲が助手をした。

手術中、母親の苦しみが酷く、仁は手を滑らせてしまった。仁は、未来の手術を失敗した事を思い出し、手が止まってしまった。すると喜市が泣きながらが「ちちんぷいぷい」と痛み止めのおまじないを唱えはじめた。仁は再び手術をはじめた。

5. 写真の変化

仁は、自分がこれまで手術を成功させてきたのは、自分の腕ではなく今まで誰かが作ってきてくれた薬や技術などだったんだ、と思った。

手術は無事終わり、仁は御茶ノ水で夕日を眺め、元の世界に帰れない淋しさに涙を流した。すると咲が「いつか全てを思い出され自分の家に戻ってしまわれるかもしれませんが、それまでは橘の家が先生の家です」と言った。

咲は、母に反対されている手前、仁を連れて家に入りづらかったが、予想に反して母は仁を快く迎え入れてくれた。

仁は、未来と一緒に映った写真の構図が微妙に変わっていることに驚いた。死ぬはずの人の命を救うことで、歴史を変える可能性があるのかもしれない、と思った。

街は人出が少なく、コロリ(コレラ)が再流行しているようだった。仁はまた土佐弁の男を見かけたので追いかけ、名前を聞いた。男は「土佐の坂本竜馬だ」と言った。

*感想・ミニ情報*

原作漫画の著者、村上もとかさんについて調べたところ、70才近い方(1951年生まれ)だと知り驚きました。(難しい素材が沢山取り込まれた物語であり、ベテランだからこそ出来る作品なのだろうと納得ですが)

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