ドラマ「JIN-仁-」のあらすじ、パートⅠ(2009年放映)の第9話のストーリーをまとめました。
第9話では、仁は火消しの辰五郎と出会い、火事が起きたら駆けつけることを約束します。一方で、仁は野風に呼ばれて鈴屋に行き、野風の誘いを受けます。
■キャスト:大沢たかお(南方仁)、綾瀬はるか(橘咲)、麻生祐未(橘栄)、小出恵介(橘恭太郎)、内野聖陽(坂本竜馬)、桐谷健太(佐分利祐輔)、佐藤二朗(福田玄孝)、中谷美紀(花魁・野風)、中村敦夫(新門辰五郎) 他
■前回のあらすじ
-
「JIN-仁-」あらすじ 第8話|仁友堂の開院
続きを見る
あらすじ1 を組の新門辰五郎
野風は、咲と仁の間には医術があるが、自分には何も絆がない、と嘆いていた。そんな野風には身請けの話が来ていた。(金を貰い妾などとして嫁にもらわれること)
仁は、写真の未来(みき)の姿が消えかかっていることが気がかりで、上の空のことが多かった。仁友堂の皆は医療器具を改良したり新しい道具を作るなど、医療は進化する方向に進んでいたが、写真の状態に変わりはなかった。
往診の途中、仁が恭太郎たちと茶屋で休憩しながら、手に持っていた器具について「火事の時などに呼吸を助ける道具だ」と話していると、隣に座っていた火消しの男達が絡んで来た。ボスの男は「医者か、火事場に来たことがあるのか?」と聞き、「人助けとか偉そうに言うが、火事場で人助けしてる医者者なんて見たことねえぜ。江戸を火事から救ったのは火消しの度胸だ」と医者をけなした。
仁は「流行り病から江戸を救ったのは医者の度胸だ」と言い返した。するとボスは「医者の度胸をみせろ、火事があったら呼びに行く」と言い去っていった。喜市によると、今の男は新門辰五郎というを組の親分、とのことだった。
あらすじ2 野風との夜
仁たちが橘家に帰宅すると、龍馬が来ていた。龍馬は仁にペニシリンを販売することを提案し、「海外にも売れば仁友堂も潤い、戦わずして日本を1つにできる。攘夷派と開国派は無用の戦いをせずに済む」と言った。
そこに、咲が野風からの文を持って現れた。「相談に乗って欲しいことがある、皆さまに伏せて欲しい」と書いてあった。
仁と龍馬が鈴屋を訪れると、豪華な夕餉と沢山の女郎に迎えられた。相談というのは嘘で、野風は仁に「医術以外の話をしたい」と言った。龍馬は女郎たちとの遊びに浮かれていた。
仁が"お手洗いに"と言って外にしばらく居る間に、皆部屋から消えていて(龍馬は粉を入れられた酒で眠らされていた)仁は野風のいる部屋に招かれた。そこには寝床が用意されていた。
野風は仁に「この世の人ではないのにこの世の人のふりをしておられる」「どこかあちきと似ている気がする。ここはすべてを嘘で塗り固めた城だから」と言った。
野風は仁に「咲様と一緒になるのか」「心に決めたお方が?」と聞いた。仁は、未来(みき)のことを話した。
仁は、口に出すことで、野風と未来が性格まで似ていることに気づいた。野風は「今宵はその方の名前で呼んでくれ」と誘った。
その時、火事を知らせる半鐘の音が響いた。仁は辰五郎との約束を思い出し、鈴屋を出て火事場に向かってしまった。
あらすじ3 火事場での治療
町は火事で大混乱だった。仁は患者の居る場所にかけつけ恭太郎が呼んでくれた仁友堂の仲間と合流、患者の腕に布きれを巻きトリアージを行い、重症患者から治療を始めた。
患者が減り落ちついてきた所に、火消しの千吉が気道熱傷で運び込まれた。多くの火事場を経験した辰五郎は諦めていて、千吉を引き取ろうとした。しかし仁は「助けられる命を見過ごしては私が死んでも死にきれない、それが医者の心意気です」と言って引き止めた。
時間がないため麻酔が出来ず、注射で直接空気を送り込み手術を始めた。仁達の居る場所の周囲まで火の手が回ってきていたが治療を続けた。
喉に穴を開ける手術を行い処置をした後、千吉は無事呼吸を取り戻した。仁たちが外へ出ると、周囲の家屋はすべて焼け焦げていた。辰五郎は仁を認め感謝した。
翌朝、龍馬に仁のことを聞かれた野風は、袖にされる辛さを嘆き、「雪になりたい。雪になればいつでも先生の肩に落ちていける」と言った。
野風は胸にしこりを感じていて、"身請け前の検査は仁にしてもらいたい"と主人に頼んでいた。
■次の回のあらすじ
-
「JIN-仁-」 あらすじ 第10話|野風の身請け話・咲の思いを知る
続きを見る
■ JIN-仁- 完結編 を見れる動画配信サービス 一例
サービス名 | 無料トライアル期間 | ホームページ |
d-TV![]() | 初回31日間 | 公式サイト |
Paravi
| なし | 公式サイト |
本ページの情報は2022年9月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、最新の配信状況は各サービスの公式ホームページにてご確認ください