「JIN-仁-」 あらすじ 第10話|野風の身請け話・咲の思いを知る

2020年6月8日

ドラマ「JIN-仁-」のあらすじ、パートⅠ(2009年放映)の第10話のストーリーをまとめました。

キャスト:大沢たかお(南方仁)、綾瀬はるか(橘咲)、麻生祐未(橘栄)、小出恵介(橘恭太郎)、内野聖陽(坂本竜馬)、桐谷健太(佐分利祐輔)、中谷美紀(花魁・野風) 他

■前回のあらすじ

スポンサーリンク

1.  身請け前のお調べ

仁は、いつもの神田川の近くに居る時、強い頭痛に襲われ倒れ込んでしまった。咲は仁に縁談話のことを相談しようと思っていたが、また機会を逸してしまった。

仁は「タイムトリップする前に会った患者は俺だったとしたら、俺は俺の手術をした? あの声は龍馬さんだったし、龍馬さんだったのか…?」などと考えた。

家まで仁を連れ帰った咲は、仁が写真を落としたらしいことに気づき、河原で探して拾い仁に渡した。写真の未来の姿は更に薄くなっていた。

そこに、鈴屋の主人・彦三郎が訪ねて来た。主人は「野風を2500両で妾にすることを望む人がいて身請けが決まったので、体のお調べを頼みたい」と頼み、「あの夜は、身請けされたら二度と先生に会うことができなくなるから、野風が最後の思い出を作りたかったのだろう」と言った。

仁は、未来が野風と身請け先の方との子孫であると考え、野風が身請け先に行くため、お調べを行うことを了承した。

鈴屋でのお調べには身請け先の藩医・三隅も同席していた。同行していた咲に、野風は「南方先生から心に決めた人の話を聞いた。誘ったが空しい試みだった」と、先日の夜の出来事を話した。

お調べが行われ、仁は野風の胸に異常を捉えたが、最終的に仁は ”問題ない” との判断を報告した。以前から胸にしこりを感じていた野風は腑に落ちない様子だった。

2.  咲の思い

仁が家に戻り写真を見ると、未来の姿が濃くなっていた。仁は「これでいいんだ」と思った。

一方仁は、漢方医の福田に乳の岩に効く薬について聞いた。すると福田は「乳がんと言えば花岡流」と言い、花岡流で学んでいたとう佐分利に話を振った。しかし佐分利は「自分が花岡流で学んでいたというのは根も葉もないうわさだ」と言った。

咲は、縁談話が仁に話せていないこと、自分の仁への思いが一方通行であることに悩んでいて、自分の思いに鈍感な仁に苛立った。

野風からのお調べのお礼の文(これで心置きなく身請け先に行けるという内容)に目を通し、沈んだ風の仁を見た龍馬が「他の女子のことばかり気を取られているから、咲殿がやきもちを焼いている」と言った。

「なんで?」と言う仁に、龍馬は「咲殿は先生を好いている」「誰に聞いても同じ答えだと思う」と言った。仁はこの時はじめて咲の気持ちに気づき、これまで酷なことをしてきた、と思った。

咲は恭太郎に付き添いを頼み野風の所を訪れ、野風に「自分にも縁談が来ているのだが、恋心は嫁いでしまえば忘れられるものなのか?」と相談していた。

野風は「あちきは咲様が大好きでありんす」「諦められたと言えば嘘になる。けどあちきには身請けに行くより他はない」「女郎は身請けを断れないしきたりだが、大病などになれば話がご破算になることもある。それを狙っていた」と言った。

野風は、胸にしこりがある事、母親も若くして胸に岩が出来て亡くなったのでお調べを頼んだ、でも問題ないという見立てだった、と咲に説明した。

3. 橘家を去る

咲が橘家に帰ると、仁友堂の看板が下げられていて、仁はペニシリンの製造所に移ろうと荷造りしていた。咲は突然のことにショックを受けながらも「野風さんをもう一度見てあげて欲しい、胸にしこりがあると言っていた」と仁に訴えた。

しかし仁は「しこりが岩でない可能性もある。診断にはこの時代にない特別な機械が必要」と言い、取り合おうとしなかった。すると咲は「未来のために野風さんを見殺しにしようとしたのでは?」「もう見ていられない」と言い部屋を出た。咲は縁談話を進めることを決意し母親にその旨を申し出た。

翌朝、縁談の話を進めていることを報告した咲に、仁は「自分は咲さんの顔を見るとほっとしていたので、きっとそういう家庭を築けると思う」「お幸せに」と言い、皆に見送られ橘家を去って行った。咲は涙を流した。

翌日、龍馬に頼まれた仁は、長州藩士の久坂玄瑞にペニシリンを紹介し、久坂が連れて来た患者を使って治療の様子を見せた。龍馬は、久坂がこれから行おうとしている戦について辞めるよう進言し、「そんなことよりこのペニシリンを世界に売って、金を作って船を作って海軍を作り、異敵を討とう!」と声をかけた。久坂は「考える」と言った。

龍馬と久坂とのやりとりを見て、歴史の針を進めてしまうことを恐れた仁は、帰り道、龍馬に「ペニシリンの件はここで手を引きたい」「戦で失われるべき命が生き残ったら、生まれる筈の子供が生まれなくなることもある」と言った。

これまでの仁の不思議な言動を思い出した龍馬は、「もしかして先生はわしらの運命を知っているのか?」と聞いた。そこに刺客が現れ取り囲まれてしまい、斬られそうになった龍馬を庇った仁は、龍馬と一緒に崖下の川に落ちた。仁は無事川から上がり助かったが、龍馬の姿がなかった。

■次の回のあらすじ

「JIN-仁-」 パート1 記事一覧