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愛の不時着 あらすじネタバレ【全16話】結末はハッピーエンド?

2020年8月8日

「愛の不時着」全話のあらすじを、各話ごとに簡単にラストまでネタバレでまとめ、最後には最終回の裏話も記載しました。

韓国ドラマ「愛の不時着」は、韓国の財閥令嬢・ユンセリ(ソンイェジェン)が、パラグライダー中に南北軍事境界線付近に不時着し、北朝鮮の将校・リジョンヒョク(ヒョンビン)と恋に落ちるというストーリーで、Netflixでの配信で2020年に世界的にヒットしました。

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愛の不時着 相関図

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愛の不時着相関図

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相関図は独自に作成したものです

愛の不時着 1話あらすじ
北朝鮮に不時着

財閥令嬢・ユンセリの日常

ソウルの街

韓国の有名財閥・クイーンズグループの令嬢・ユン・セリ(32才)(ソンイェジェン)は、ファッション・コスメ会社・セリズチョイスを起業した敏腕社長として世間の注目を集めていた。

一方プライベートでは、芸能人との恋愛ゴシップも自社の宣伝のチャンスと捉え、父は経済犯罪で捕まっていて、継母とは壁があり、兄2人には後継者争いでライバル視され、心から安らげる場所はない状態だった。

※経済犯罪:横領、脱税、贈収賄、インサイダー取引など

そんな中、執行猶予を受け釈放された父親が、きょうだいの中で一番優秀なセリを後継者に指名した。

パラグライダーで不時着

セリは身の締まる思いで気持ちを新たにしながら、翌日、自社商品のウェアのテストのため、北漢山でパラグライディングを行ったが、急な天候不良で発生した竜巻に巻き込まれ、こつぜんと姿を消した。

セリはパラグライダーごと林の木の上に落ちて気を失っていて、しばらくして意識を取り戻すと、銃を構える北朝鮮の軍人の青年(ヒョンビン)が目の前にいた。

必死の逃走劇

その軍人が言うには、そこは南北の境界エリアとのことだった。セリは信じられなかったが、軍人たちが追いかけて来たので、韓国側を目指し必死に逃げた。

やがてセリは小さな村に辿り着いたが、周りの様子への違和感から、北朝鮮に足を踏み入れてしまったことに気づいた。

ショックで立ちすくむセリの前に、先ほどの軍人が現れ、セリを人目に晒さないよう建物の中に避難させた。

愛の不時着 2話あらすじ
境界線の村・開城

北朝鮮の村・開城

セリが辿り着いたのは北朝鮮の開城(けそん)の村で、避難した建物は軍人の青年・リ・ジョンヒョクの舎宅だった。

ジョンヒョクは軍の中隊長で、そのルックスから村には彼の隠れファンの奥様が多くいた。

セリはジョンヒョクと彼の家に集まった部下達に「私を捕まえたら任務をさぼって私の侵入を見落としたのをばらす」と言って帰国を助けるよう脅した。

その頃韓国では、セリの部下たちがセリを必死に捜索していた

心細い潜伏生活

ジョンヒョクたちは非武装地帯での勤務が終わったばかりのため、セリは海上からの帰国を試みることになり、それまでの間ジョンヒョクの家に滞在することになった。

ジョンヒョクが韓国製のシャンプーや生活用品を買って来てくれるなど、さり気ない気遣いをしてくれるおかげで、セリは不安が和らいでいた。

トラック事故の真相を調査

ジョンヒョクは軍の任務の傍ら、近年多発している不審な自動車事故について軍内部を極秘に調査していて、調査のため訪れた平壌で軍の調査課に拘束されてしまった。

(保衛部少佐・チョチョルガンの画策によるものだった)

しかし、ジョンヒョクの父が総政治局長だとが分かると、すぐに解放された。

保衛部にセリの存在がバレる

その日の夜、チョチョルガン主導の抜き打ちの見回りが行われ、セリの存在が軍と村人達にバレてしまった。

平壌から大急ぎで戻って来たジョンヒョクは、とっさにセリのことを「婚約者で、南朝鮮でスパイの任務を遂行していた」と誤魔化した。

愛の不時着 3話あらすじ
船渡しでの帰国を試みる

悪人・チョチョルガン

夜の空

チョチョルガンはセリを怪しみ、ジョンヒョクの家を盗聴担当のチョンマンボクに監視下に置いた。

ジョンヒョクにはムヒョクという軍人の兄がいたが、7年前に自動車事故死していた。

実は事故はチョチョルガンが仕組んだもので、チョは他にも国外の犯罪者を匿う裏事業にも関わる悪人だった。

ジョンヒョクたちとの交流

セリはジョンヒョクの家に滞在する中、ジョンヒョクが昔ピアニストを目指していたことを知った。

また、監視のため家に現れる部下の隊員4人(酒好きで口の悪いピョチス・クールなイケメン・パクグァンボム・韓流ドラマ通のキムジュモク・新人兵のクムウンドン)にも、親しみを持つようになった。

ユン家の後継者問題

同じ頃、韓国の事業家のクスンジュンという男が、セリの次兄セヒョンへの詐欺の罪から逃れるため、身分を偽って外交官として中国経由で北朝鮮に入国していた。

セリの2人の兄は、セリが戻って来なければ自分が後継者の座につけると目論んでいた。

船渡しで帰国

セリは、ジョンヒョクの部下・ジュモクの親戚のつてで、船渡しで韓国に戻ることになった。

決行当夜、ジョンヒョクに付き添われて船に乗り込んだものの、軍の見廻りに発見されてしまう。

ジョンヒョクは、ジュモクから聞いていた韓流ドラマの危機を乗り切る方法を思い出し、セリにキスをして逢い引きを装い、難を逃れた。

愛の不時着 4話あらすじ
村人たちとの交流

帰国に失敗

捕まることは回避できたが帰国は失敗に終わった。セリはジョンヒョクに苛立ちをぶつけ、これ以上迷惑をかけないため、早朝黙って家を出てパラグライダーで来た道を戻ろうした。

しかし、トランシーバーの電波を感知され軍に見つかりそうになり、間一髪のところで駆け付けたジョンヒョクに抱えられパラグライダーで逃げ、再び家に戻った。セリは自分を守ってくれるジョンヒョクに惹かれはじめた。

自動車事故の謎を追うジョンヒョクは、軍の整備場でフロントに鋼鉄の刃のようなものを装備した車を確認し、その破片を入手した。

村の奥様たち

再び開城の村に留まったセリは、ジョンヒョクが出世して出国の便宜を図れる立場になるのを後押ししようと、大佐の奥様・ヨンエの誕生日会に参加し、村の婦人たちと交流を図った。

市場で迷子になる

市場の照明

セリは、村の婦人たちに誘われて市場に行ったが、日暮れ後に皆とはぐれ、子供の頃海辺に置き去りにされたトラウマを思い出し心細くなっていた。

そこにジョンヒョクが現れセリを見つ出してくれ、セリは深い安堵を感じた。

愛の不時着 5話あらすじ
婚約者あらわれる

ジョンヒョクの婚約者・ソダン

ジョンヒョクとセリがに戻ると、家にはジョンヒョクの婚約者・ソダンが訪ねて来ていた。(ダンはデパート社長の娘で、海外で活躍する音楽家)

ジョンヒョクは、セリを”軍の関係者だ”と嘘の弁解をして、ダンを平壌の家まで車で送り届けた。

ジョンヒョクが実家にも顔を出すと、親から早く結婚式を挙げるよう念を押された。(恋愛結婚ではなく見合い結婚だった)

盗聴係・チョンマンボクの苦悩

翌日、セリはジョンヒョクから、国際陸上大会の選手に扮して帰国する方法を提案され、盗聴係のマンボクは、この話をチョチョルガンに報告した。

善良なマンボクは、ジョンヒョクの兄の事故に関わっていたことに今も苦しんでいた。

平壌に行く

列車の線路

セリは偽のパスポートを作るためジョンヒョクと共に平壌に向かった。

途中停電で列車が止まり、野外で焚火で暖を取りながら夜を明かし、二人は距離を縮めた。(ジョンヒョクは、兄を失いピアニストの夢もかなわず悲しみを抱えていた)

セリの元婚約者・クスンジュン

その頃セリの次兄セヒョンは、詐欺師でセリの見合い相手だったクスンジュンの行方を追っていて、クを手助けしているチョン社長を金で寝返らせようとしていた。

平壌に着いたセリは、ホテルでパスポートの写真撮影を済ませ、ロビーに行った所で、北朝鮮に入国していたクスンジュンとばったり再会した。

愛の不時着 6話あらすじ
クスンジュンの企み

クスンジュンと再会

セリはクスンジュンと夜会う約束をし、一旦ジョンヒョクとともにホテルの部屋に入った。そこに、ジョンヒョクがホテルに居ると聞きつけた婚約者のダンが現れ、(部屋は別々だったが)セリとの関係で誤解を与え怒らせてしまった。

クスンジュンは、電話でセリの次兄セヒョンに、"セリが北朝鮮に居る。ここに留まらせるのと引き換えに、騙し取った金の返金を半額にしてくれ"と交渉していた。

(セリの次兄は、後継者の座を自分がつぐためセリが帰って来ない方が都合が良かった)

クスンジュンは、ホテルの屋上でダンと居合わせ、タイプだったので声をかけ知り合いになった。

初雪

夜、セリはクスンジュンとホテルの喫茶店でお茶をし(お互い細かい事情は話していない)、ジョンヒョクはダンの要望で両家で食事をして、結婚式の日取りを来月に決めた。

それぞれの予定が終わった後、セリとジョンヒョクは平壌の眺めの良いレストランに行き、切ない気持ちで初雪が降るのを眺めた。

後日クスンジュンは、犯罪者を匿う事業に関わるチョチョルガンに会い、セリの写真を見せ、国内に引き止めることへの協力を依頼した。

帰国の日

村へ戻った後セリは、お別れ会として部隊の皆とピクニックに行った。

帰国の日、セリはジョンヒョクの部下・グァンボムの運転する車で空港に向かった。しかし特殊装備をしたトラックに行く手を阻まれ、バイクで並走し警護していたジョンヒョクが肩を撃たれてしまった。

愛の不時着 7話あらすじ
撃たれたジョンヒョク

ジョンヒョクが死の淵をさまよう

撃たれたジョンヒョクは病院で手術を受け一命を取りとめた。

意識を取り戻したジョンヒョクは、セリが帰国しなかったことに激怒したが、セリの輸血で命が助かったことを知り、2人は思いを通じさせた。

セリの帰国を阻んだのはチョチョルガンの企てで、病院にチョチョルガン率いる軍人たちやジョンヒョクの両親、ダン母娘が現れた。

病院に居づらいと考えたセリは、クスンジュンに連絡して迎えを頼み、何も言わずに病院を去った。

セリの素性がばれる

韓国では、セリの行方不明から一か月経ち、セリの逝去と財閥を次男が継ぐことが公にされた。

ジョンヒョクは病院に現れたダンに「彼女が好きなので結婚は難しい」と告げたが、ダンは構わず式の準備を進めるため帰りにドレス店に立ち寄った。

しかし、店に置いてあった韓国のファッション誌で、セリの失踪について報じる記事を目にして、セリの素性を知る。

--回想--

数年前、セリは生きることに迷いがありスイスを訪れていて、湖畔で聞いたピアノの曲で心が慰められていた。

愛の不時着 8話あらすじ

プロポーズ

雪の山中

クスンジュンの過ごす招待所に身を寄せたセリは、クから「これ以上ジョンヒョクに頼ると彼もひどい目に遭う。自分と結婚することで帰国しないか」と提案される。

夜、雪の降る中、まだ体調が万全でないジョンヒョクがセリの居場所を突き止め訪ねて来たが、セリは「クのプロポーズを受けた」と告げ、ジョンヒョクを追い返した。

再びジョンヒョクの元へ

しかしセリはジョンヒョクの体が心配になり、車で追いかけ、ガソリン切れしてしまったため2人で近くの建物で身を寄せ合って夜が明けるのを待った。

その頃チョチョルガンは、ジョンヒョク父のライバル的立場の軍事局長に会い、セリの事をスパイ事件に仕立ててリジョンヒョク一家を潰す企てを持ちかけていた。

翌朝、セリとジョンヒョクは通りかかった車に乗せてもらい、ジョンヒョクの希望で病院ではなく家に戻った。

誘拐

セリは村の奥様達から、ジョンヒョクの婚約者・ダンが近くのマンションに引っ越して来たことを聞き、質屋で結婚祝いにと時計を手に入れた。

しかし家に着く直前、セリは何者かに拉致されてしまう。

愛の不時着 9話あらすじ

誘拐は父親が黒幕?

ジョンヒョクの家に、保衛部のチョルガンらがセリを捕まえに現れ、激高したジョンヒョクはチョを殴り捕まってしまう。

拉致されたセリが連れて来られたのは平壌のジョンヒョクの実家だった。拉致はジョンヒョクの父親の仕業だった。(ダンの報告でセリのことを知った)

兄の時計

盗聴担当マンボクの息子ウピルは、セリが連れ去られる現場を目撃していて、父マンボクにそのことを伝え、現場で拾った箱を渡した。中身は時計で、それはマンボクも見覚えのある、ジョンヒョクの亡き兄・ムヒョクの物だった。

家の地位のおかげで拘留から解放されたジョンヒョクは、すぐに実家に向かいセリに再会し、両親にセリが欠けがえの大事な人である事を訴えた。ジョンヒョクの父親は頭を抱えていた。

7年前の出来事

セリはジョンヒョクの部屋のピアノで、昔スイスのイゼルトヴァルト湖で聴いた曲を弾いた。するとそれは同時期スイス留学していたジョンヒョクが作曲し弾いていた曲だった事が判明した。

2人は7年前にスイスで出会っていたのだった。

ジョンヒョクは実家に来る前に、上官に前哨地勤務を申し出ていた。

そしてクスンジュンの協力を得て、翌日セリとともに前哨地入りし、地雷を撤去しておいた密路を通って、別れを惜しみながらセリを南に返した。

愛の不時着 10話あらすじ
セリが韓国に帰国

ユンセリが韓国に戻る

雪景色

韓国では、セリが生きて戻って来たことにみな驚愕していた。セリには仕事で忙しい日常が戻ったが、ジョンヒョクが傍らにいない日々は切なさでいっぱいだった。

兄の死の真相

その頃北朝鮮では、ジョンヒョクは盗聴担当のマンボクから、兄・ムヒョクの死の真相を聞かされ兄の時計を受け取った。兄はチョチョルガンの罪をあばこうとして命を奪われたのだった。

ジョンヒョクは、時計に隠されていたSDカードの情報をもとにチョの悪事を告発した。

チョチョルガンが逃亡

チョの裁判が行われ、マフィアと関わりがあり数々の犯罪を起こした罪で有罪となった。しかしチョは護送中に仲間の助けで逃亡し、ジョンヒョクに「南でユンセリの命を奪う」と電話をかけてきた。

ジョンヒョクが韓国に現れる

韓国に戻ってしばらく経ったある夜、寝付けないセリが、家の近く(清潭)を歩いていると、韓国にいるはずのないジョンヒョクが目の前にいた。

北朝鮮では、ジョンヒョクの部下達とマンボクが、ジョンヒョクの父親から、南に行ったジョンヒョクを連れ戻すよう極秘で命じられ、体育大会の選手に扮し韓国に向かっていた。

愛の不時着 11話あらすじ
韓国で二人で過ごす日々

ソウルで過ごす日々

ジョンヒョクは、セリを守りチョを捕まえるため、昔の金鉱の抜け道10kmを這って抜け南に来たのだった。

ジョンヒョクはセリの家に滞在し、セリのボディーガードと称しセリと四六時中行動を共にし、職場に同行する以外にもショッピングを楽しんだりして、とても幸せな時間を過ごした。

ジョンヒョクを捜索するため南に来た部下達とマンボクは、ソウル滞在を楽しみながらもジョンヒョクの行方を捜した。

追われるスンジュン

その頃北朝鮮では、チョの犯罪が明るみに出たためクスンジュンは追われる身になっていた。クスンジュンはダンに借りた新居のマンションに隠れ、ダンと接するうちダンに惹かれていった。

チョチョルガンの行方

ジョンヒョクはソウルでチョの行方を知るブローカーに接触しようとして、暴漢に襲われ危ない目に遭った。

同じ頃セリは会社の地下駐車場で、警備員として社内に紛れていたチョチョルガンに襲われかけたが、駆け付けたジョンヒョクに助けられ事なきを得た。

愛の不時着 12話あらすじ

クスンジュンの生い立ち

ソウルの繁華街

セリはジョンヒョクが襲われた建物の持ち主のチンピラを訪ね、金に物を言わせチョの行方探しを依頼した。

その頃北朝鮮では、体調を崩したクスンジュンのもとにダンがお見舞いに現れ、スンジュンが自分の生い立ちをダンに語っていた。

(父親が、セリの父親の裏切りで事業を失敗し一家離散したので、セリの一家に仕返しするため詐欺を働いた)

部下らとの再会

セリの会社のインテリア展示場のオープン日、ジョンヒョクの部下らが展示場を訪ね、ジョンヒョクと再会を果たす。セリは彼らも自分の家に泊まらせた。

一方チョチョルガンはセリの次兄セヒョンに接近し、セリを北朝鮮に連れて行く事への協力を請うが断られる。しかし次兄の妻・コサンアが密かにセリの家の住所を教えてしまう。

2月2日、仕事を終えたセリが家に帰ると、部屋は真っ暗だった。皆が北朝鮮に帰ってしまったと思ったセリは、ショックで泣き崩れてしまったが、電気がついて部屋が明るくなり、誕生日のサプライズで皆が現れた。

愛の不時着 13話あらすじ
銃撃戦

セリの恩返し

セリは誕生日プレゼントにジョンヒョクからペアリングを貰い感激する。

翌日から、セリはジョンヒョクの部下達に好きなだけ買い物や食事をしてもらうもてなしをし、ジュモクには大ファンのチェジウとの会食をプレゼントした。

クスンジュントとダン

その頃北朝鮮では、クスンジュンがダンの母親にダンとの関係を聞かれ、「一方的にダンを好いている」と答えた。

その後スンジュンは話の流れで、ダンにジョンヒョクがセリの為に南に行ったことを話してしまい、ダンはショックで泣いてしまった。

次兄夫妻の陰謀

セリの実家では、次兄夫婦がセリの帰国を阻んでいた事がばれ、父親に叱責されていた。すると次兄の妻が「セリがクスンジュンと共謀しているかもしれない」と言い出し、はっきりさせるためセリを家に呼び出すことになった。

銃撃戦でユンセリが撃たれる

呼び出されたセリは車で実家に向う途中、チョチョルガンと次兄が手配した暴漢に襲われそうになったが、車に潜んでいたジョンヒョクの部下達とマンボクに守られ無事だった。

一方ジョンヒョクは、ブローカーの協力で突き止めたチョの居場所を訪ね、銃撃戦に発展していた。

部下達も、セリの運転する車で援護に駆け付けたが、ジョンヒョクが撃たれそうになった所をセリが車で割り込んで庇い、撃たれてしまう。

愛の不時着 14話あらすじ
真相があきらかになる

セリの容態が回復

胸部を撃たれたセリは意識不明の重体に陥り、ジョンヒョクは病室前をずっと離れず容態を心配していた。

ジョンヒョクの部下達とマンボクは帰国日を迎えていたが、南に留まりセリの回復を願った。数日後、セリは無事意識を取り戻した。

母の本心を知る

セリは、セリの容態を知る為マンボクが病室に仕掛けていた盗聴の音声から、母がセリを愛していて心から心配している事を知る。

また、次兄夫妻がチョチョルガンと共謀していたことを証明する会話も録音されていて、銃撃事件の捜査員と家族皆の前でそれが明るみに出された。

迫る追手

そのころ北朝鮮では、クスンジュンはダンと思いを通じさせていたが、スンジュンには追手が迫っていた。

ジョンヒョクとの銃撃戦で傷を負ったチョチョルガンは、無許可の病院で手当てを受け一命を取りとめていた。居場所を突き止めたジョンヒョクは再びチョの所へ向かった。

愛の不時着 15話あらすじ
命の危機

チョチョルガンの最期

クスンジュンはセリの次兄の寄こした追っ手に捉えられてしまうが、元々逃亡生活をサポートしていたチョン社長が逃がしてくれ、主が不在のジョンヒョクの家に逃げ込んだ。

韓国では、ジョンヒョクとチョチョルガンは銃撃戦になっていたが、ジョンヒョクを尾行していた国家情報院の援護でチョが絶命しジョンヒョクは助かる。

拘束される

ジョンヒョクと部下らは、不法侵入者であることがばれ、韓国の国家情報院に連行された。

ジョンヒョクは取り調べに対し、"財閥令嬢で大金持ちのユンセリを北に連れて行き利用するため南に来た"と話し、自分1人で罪をかぶろうとしていた。そして供述に食い違いがあるセリとの対面調査の際にも、ジョンヒョクは同じ内容を冷たく話した。

再び命の危機に陥る

セリはショックで再び体調を崩して敗血症になり、命が危なくなる。

クスンジュンは、ダンから電話を受けたので家に呼び、翌日北朝鮮を去ることを告げ、"いつかまともな男になった時、ダンが一人だったらチャンスをくれ"と告白した。

しかし翌日飛行場に向かっている時、セリの次兄が寄こした追っ手にダンを人質に取られ、銃撃戦になりクスンジュンは撃たれてしまう。

そのころ韓国のセリも、危篤状態になり心停止した。

愛の不時着 16話あらすじ(最終回)
スイスで再会・最後は結婚?

別れ

エーデルワイスの花

北朝鮮では、追っ手に撃たれたクスンジュンが命を失い、ダンは悲しみにくれた。一方セリは心肺蘇生で一命を取りとめた。

ジョンヒョク達は韓国滞在中に問題となる行動がなかった事から、北朝鮮で受刑中のスパイ容疑の韓国人と交換で、非公式で北に送還されることになった。

セリは母の運転で境界線に駆け付け、ジョンヒョクと別れを惜しみ北へ帰る姿を見送った。

その後の日々

ジョンヒョクの両親はジョンヒョクの帰還に喜んだ。また、ダンの希望でジョンヒョクとダンの縁談は破談になった。

韓国ではセリの次兄夫婦が犯罪者に協力した罪で逮捕された。

セリはジョンヒョクと二度と会えない悲しみに沈んでいたが、驚いたことにセリのスマホにジョンヒョクからのメッセージが届いた。

ジョンヒョクは帰国前に、国家情報院の捜査官が貸してくれたスマホでメッセージを予約送信していたのだった。

SNSメッセージは数日ごとに届いた。

【ラスト】スイスで再会

1年後、最後のメッセージが届いた。(スマホの予約送信が出来るのが1年だったため)メッセージには、"いつかエーデルワイスの花の咲く国で会おう"とあった。

その頃ジョンヒョクは、軍を除隊し国の交響楽団に所属する事が決まっていた。

セリはジョンヒョクと再会するための足掛かりを作るため、会社を継いだ長兄・セジュンにかけ合い、音楽生を支援する奨学財団を設立し、対外的にも積極的に宣伝した。

翌年の夏、セリは一縷の望みをもって財団の演奏会を行うスイスを訪れたが、ジョンヒョクの姿はなく落胆した。

それでもセリは諦めず、数年後、財団の演奏会のある夏にスイスを訪れ、同じくスイスに来ていたジョンヒョクと再会を果たした。その後も二人は演奏会のある時期にスイスで会い、幸せな休日を過ごした。

終わり

■ ラストの裏話/感想

アナザーストーリー 愛の不時着

2021年10月のNHKの番組「アナザーストーリーズ」で愛の不時着を特集していて、ラストのスイスでの再会シーンは、実は初めにスイスのシーンを撮影した時と同じ時期に撮影した、と語られていました。

当初のラストは「境界線近くの開城工業地帯付近で2人が遠くから見つめ合う」というものだったのですが、脚本家のパクジウンさんが、初めのスイスのシーンの撮影に同行中に新たなラストの案を思いつき、急きょ変更したそうです。

なので主役の2人は、途中の経緯を知らない状態で感動の再会を演じなければならなかったそうです。そう言われてみると、最終回の再会シーンは予想よりあっさりしてました。

それぞれのラスト

気になる登場人物の最後や、分かりにくい部分についてまとめました。

 チョンマンボク(耳野郎)の最後は?

チョンマンボクは良い人なのに盗聴の仕事をさせられていて心が痛くなりましたが、ジョンヒョクのおかげで(高官の家の息子であることに幅をきかせて人事に要望を出した?)、最終回で勤務先を異動し、平壌の劇団で音声の仕事に就きました。

 ラスト最終回がスイスなのはなぜ?ラストの意味は?

両国から渡航な可能な国がスイスだからなのと、二人が初めて出会った思い出の地だからだと思います。(他の国もありますがスイスの方が絵になりますね)

ラストの意味としては、結婚したわけではないですが、再会を果たせたのでハッピーエンドとだと思います。

 次兄夫婦の結末

セリの次兄・セヒョンとその妻・コサンアは逮捕され、二人は離婚します。

 愛の不時着は全何話?

全16話です。

 セリが韓国に戻る(帰国する)のは何話?

9話の最後で帰国します。てっきり北朝鮮内の話で終わると思っていたので、10話以降の韓国編があるのが想定外で、しかも部隊のみんながとても楽しそうな様子でとてもよかったです。

 ジョンヒョクの兄の死の真相(ムヒョクは生きてる?)

ジョンヒョクの兄・ムヒョクは、チョチョルガンの悪事に気づいてしまったことで、自動車事故を装って命を消されてしまいました。(実は生きていたとかは残念ながらありませんでした‥)

盗聴係のチョンマンボクは、ムヒョクの腕時計にチョチョルガンの犯罪リストのデータが隠されていることを把握していて、データがチョチョルガンに渡る前に、腕時計を市場の質屋に入れてしまいました。

その後セリが偶然その時計を市場で買い戻し、マンボクを経由して、事件の真相の説明と共にジョンヒョクに渡ります。

(時計はジョンヒョクが兄にプレゼントした物だったので、ジョンヒョクは一目で時計が兄の物と分かった)

感想

・ジョンヒョクもかっこよかったですが、私はクスンジュン派だなーと思いました。理由は、クスンジュンは(悪いこともしているが)逆境を自力で切り開こうとしてるからかもしれないです。

・盗聴係のマンボクさんのシーンは涙ものでしたが、盗聴係が主役のドイツ映画「善き人のためのソナタ」(2007年公開)を思い起こしました。冷戦時代の東ドイツが舞台で、盗聴係の男性が主役の映画です。こちらもとても良い映画なのでおすすめです。

(アカデミー賞外国語映画賞を受賞しています)

・ふと、韓国ドラマでは悪役の女性はショートカットが多いなと思いました。韓国ドラマを沢山見ている訳ではないのですが、韓流ドラマの再放送なんかでもそうだったので。そもそも韓国は圧倒的に女性はロングヘアが多いみたいですね。

 愛の不時着 サントラ

愛の不時着は曲も良かったです。すべてが良かったです。以下はサントラのCDです。ドラマの世界に浸れます。

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