再放送日時:2022年4月3日(日)
ドラマ「ドラゴン桜」第3話のあらすじです(パートⅠ・2005年放映)。
東大を目指す特進クラスの授業が始まり、勇介をはじめ4人の生徒が10日間の合宿に参加することに。勇介の幼馴染じみの直美も、将来に夢が持てず特進クラスの様子が気になっていました。
<出演者>桜木健二(阿部寛)、井野真々子(長谷川京子)、矢島勇介(山下智久)、水野直美(長澤まさみ)、緒方英喜(小池徹平)、よしの(新垣結衣)、麻紀(サエコ)、奥野一郎(中尾明慶)、理事長(野際陽子) 他
■前回のあらすじ
-
「ドラゴン桜1」2話 あらすじ|自分の弱さを知れ!
続きを見る
ドラゴン桜 3話 特進クラスの合宿がはじまる
桜木(阿部寛)が開設した特進クラスに4人の生徒(勇介(山下智久)、英喜(小池徹平)、よしの(新垣結衣)、麻紀(サエコ))が集まった。合宿中1日16時間勉強ということに皆抗議したが、勇介だけは「10日間くらいなら出来る」と強気だった。
その頃、登校前の直美(長澤まさみ)は、飲み屋の商売で泥酔した母親(美保純)から「あんたも客に愛想よくしろ。もう少しで店で働くんだから」「バカで何の取り柄もないんだから」と説教されていた。
桜木は、脳の働きを考慮し、思考力が必要な数学は午前中に授業を行い、沢山の計算問題を課した。
手始めに行った小学校5年生のテストで英喜とよしのが70点を取って喜んでいると、桜木は「100点以外はクズだ。ミスをしたら悔しがれ」と注意した。
桜木は「数学は遊び。達成感を出して喜ぶテレビゲームと同じ。数学もまず慣れることだ」「英語と国語は問題文の中に答えがあるが、数学は自分の頭の中からひねり出さないとならない」と説明し、卓球の打ち返す動きに合わせて分数問題に即答する学習方法を課した。
登校した直美は、特進クラスに勇介がいるのを目にして驚いていた。桜木が再び直美に声をかけたが、直美は「頑張ったって頑張らなくたってそんなにいいことない」と取り合わなかった。
教師たちにうるさく言われ、理事長は、”今日明日中に特進クラスに生徒が5人集まらなかったら桜木をクビにする”という条件をやむを得ず了承していた。
午後、特進クラスの授業が続く中、一般クラスの生徒達は下校し始めていた。英喜が羨ましがり愚痴をこぼすと、勇介は「誰も頼んでいない。やめたきゃやめろよ」と言った。
井野(長谷川京子)は、勉強の指示に生徒が返事をしてくれてる経験が初めてで、内心喜んでいた。
ドラゴン桜 3話 直美も合宿に参加
夜、桜木は教師達から歓迎会に招かれて飲み屋(直美の母親の店)に居た。しかし、井野以外の教師は桜木をコケにしようとドタキャンの連絡を入れてきた。
その時、店の得意客と女将(直美の母親)(美保純)が店をカラオケスナックに改装するための図面を見て話していた。すると話を耳にしていた直美が店に現れ、改装に大反対した。
得意客の男が「楽に儲かる店にしてあげるよ」と言うと、直美は「楽して儲かる商売なんてあるわけないでしょ。バカじゃないの!」「この店手伝うとは決めていない」と語気を強めて言った。すると怒った男は「龍山なんか行ってる奴に可能性なんかない」「どんな大学や会社が龍山の生徒を入れる?」と侮辱した。
すると桜木が「一つだけ入れる大学がある」と、特進クラスへの参加をちらつかせた。直美は勢いで、特進クラスに参加すると申し出た。
女将が大反対するので、桜木は「5日後、特進の生徒全員が、高校数学の計算問題100問で100点取れるか賭ける」と言った。
直美も特進クラスの合宿に加わり、全員で勝負に向けて勉強に取り組むことになった。
ドラゴン桜 3話 テストで勝負に挑む
桜木はまず生徒たちに小6までの算数のドリルを課した。よしのと英喜は途中でやる気をなくしていたが、勇介は「やるって決めたことはやる」と言い勉強に集中した。
授業終了後、勇介が、外に1人でいた直美に話しかけ、それぞれ家のことを話した。勇介は「今回のテスト満点を取る気だ。張本人のお前がこけるなよ」と直美にはっぱをかけた。
翌日は、早朝からグラウンドを競歩しながら数学の公式を暗唱し、教室の授業ではペアを組んで相手と交換して問題を採点し、間違いを相手に説明して客観性を養う訓練をした。勇介と直美がペアになり、よしのがやきもちを焼いていた。
直美はくじけそうになっていたが、勇介の言葉を思い出して頑張り、他の生徒たちも必死に取り組んだ。桜木は「お前らが馬鹿なんじゃなく、脳は忘れるように出来ているから繰り返せ」と励ました。勉強づくめの5日目には、直美は高校数学の問題で100点を取れるまでになっていた。
テストの日をむかえ、教頭(斉藤洋介)から問題用紙が配布され20分のテストが始まった。
生徒達は想像以上難しい問題に苦戦した。テストの内容は応用問題ばかりで皆のレベルでは難しいものだったため、採点の結果、半分以上空欄で皆100点は取れなかった。桜木が「勝負に負けたのは予想どおり。頑張ったか頑張ってないかには意味がない」と言い放ったので、勇介が「初めから分かっていたんじゃないか」と抗議した。直美は「私の負けだ」と涙を流しひどく悔しがった。
するとテストの様子を見に来ていた直美の母親が「そんなに悔しがるなんて。あんたの好きにしなさい」と直美が特進クラスへ参加することを認めた。他の生徒たちも「本番まで1年もある」と前向きな気持ちになった。
桜木は井野に「特進は5人そろった上、あいつらは東大受験に大切なものを手に入れた。勉強が出来ないことを悔しいと思う心だ」と言った。
■次回のあらすじ
-
「ドラゴン桜1」4話 あらすじ|壁にぶつかるまで我慢しろ
続きを見る