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「JIN-仁-」完結編 あらすじ 第1話|脚気の治療・長州VS幕府軍の戦

ドラマ「JIN-仁- 完結編」のあらすじ 第一話の詳しいストーリーです。2時間スペシャルのため文章が少々長いです。

キャスト:大沢たかお(南方仁)、綾瀬はるか(橘咲)、麻生祐未(橘栄)、小出恵介(橘恭太郎)、内野聖陽(坂本竜馬)、桐谷健太(佐分利祐輔)、中谷美紀(花魁・野風/未来)、小日向文世(勝海舟) 他

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1. 咲の母が脚気にかかる

1864年夏、仁が幕末に来て2年近くが過ぎた。仁は自分がタイムスリップした意味を考えていた。

仁友堂の収入は福田の内科に頼りきりだった。普通の人は具合が悪くても医者に行く習慣がなくなかなか患者が来なかった。咲は家を出て仁の所に住み込んでいたが、このところ落ち込んでいる様子だった。

仁は咲に実家に謝りに行くことを勧めたが、咲は「兄の上役の家との縁談を断った。許されないことをしたと分かっている、この件は忘れて下さい」と言うのみだった。茶屋の喜市やあかねによると、咲の兄・恭太郎も差し控え(城に上ることを禁止されている)の状態が続いているという。

心配になった仁は橘家を訪問して恭太郎と再会し、母親・栄が脚気(かっけ)に罹患していることを知った。咲も病のことを知って何日か前に来たが、栄に敷居をまたぐことを許されず追い返されたという。脚気は江戸時代ではポピュラーな病気で、ビタミンB1の欠如が原因だが、長らく原因不明とされ明治まで莫大な死者を出していた。

仁は診察を申し出た。久々に会った栄は痩せこけ顔色も悪く別人のようになっていた。栄は、恭太郎の命の恩人ではありながらも咲が家を出た原因でもある仁にわだかまりを持っていた。

仁は診察を行い、食事をやめ玄米にしてイモや豆も沢山取ることをアドバイスし、このままだと命にかかわるとを伝えた。しかし栄は「もう生きていたくもない。生きていて私にどのような望みがあるのか」と仁に問うた。

2. 道名津(ドーナツ)作戦

仁友堂に戻った仁は咲に、栄を診療したこと、食事療法が必要なことを伝えたが、咲は「これは母の私への罰だ。橘家に泥を塗った私を死をもって戒めようとしているのです」と諦め口調だった。

すると仁は「咲さんは医者でもあるのだから黙って見ているだけというのは違うのでは」と助言した。、二人は、脚気に有効な食材を気づかれずに食べてもらう方法を考え、栄の好物・かりんとうにヒントを得て道名津(ドーナツ)を作ることにした。

その頃京都の街角に、長州の攘夷派により取られた佐久間象山の首が晒されていた。しかし龍馬が「晒し首は偽物で、象山はまだ命があり医者が必要」と書かれた文を神戸にいる勝に渡した。

仁友堂では、皆で調理しとても美味しいドーナツが出来上がっていた。そして仁友堂作であることを隠し、喜市の店の新商品の試作とし橘家に持ち込んだ。しかし栄はドーナツを一口しか食べなかった。皆が沈む中、喜市は「明日もあさっても食べて下さるまで持って行こう」と言った。

その頃、横浜の長屋で子供に手習いを教えていた野風は、長屋の大家さんに「近所の婦人に色気が不評だから出て行って欲しい」と言われていた。

3. 京に向かう

仁の前に龍馬が現れ、先月、新選組が尊王攘夷派を急襲した話を出し、また、京で佐久間象山を治療して欲しい、と依頼してきた。象山は蘭学の権威かつ砲術にも通じた大学者で、勝の妹の夫でもあり、襲われて重傷を負っているという。

仁は栄の治療があるのでいったん断ったが、咲に説得され京行きを決めた。職人の協力でペニシリンを乾燥させ持ち運べるよう準備し、仲間の医師ともに江戸を発った。一方、咲は喜市の協力で母の元にドーナツを運び続けた。

京へ向かう航海中、仁は龍馬に象山を襲った人物について聞いた。龍馬は「象山先生を抱える松代藩の家老一派ではないか。先生は100年先まで見通せると言われる天才で、それゆえ傲慢で敵も多い人だった。偽首は松代藩が攘夷派に罪をなすりつけるための見せかけだろう」「象山は熱心な開国主義者だったし、攘夷派の者は天誅だと言って人を襲いまわっていた。疑うものはいない」「今のこの国は兄弟喧嘩ばかりしてる。この国はどうなるのか」と話した。

4. 劣勢の長州藩

仁たちが上陸した大阪では、長州の連中がいきり立っていた。尊王攘夷を掲げる長州は、それを面白く思わない薩摩にはめられたという。その結果長州は都を追われ国賊と蔑まれるようになっていた。

仁はさっそく、長州の兵たちに "蘭方医は国賊だ" ととり囲まれ連行されかけたが、かつてペニシリンを売り込んだ久坂玄瑞が現れ口添えしてくれたおかげで解放された。

久坂は仁に「あの時(龍馬に刺客を送ったこと)の詫びだ」「ペニシリンはこの国を救う薬じゃ」と言った。久坂はもともと医者だった。そして龍馬に「お前は間違えるなよ」と言い去っていった。

長州軍は薩摩藩をはじめとした幕府側を敵に回した状態で、久坂は勝ち目のない戦に反対していたが、戦は続けられた。

5. 佐久間象山を治療

仁は京都で対面した佐久間象山は、ひどい刀傷で出血で血圧が低下し意識もなかった。仁は「この状態で意識を生きているのが奇跡だ。最善は尽くします」と言い治療を行った。

象山は、首に伸縮する素材の小さな袋を下げていて、仁は、それが現代の医療ネットの素材で江戸時代のものではないと気づいた。象山は一度心臓が止まったが心配蘇生で意識を取り戻した。象山は点滴を見て何かを思っていた。

京都御所で戦が始まった。薩摩は鉄砲と大砲で次々に長州の兵を倒した。龍馬は長州兵に久坂の居場所を聞き、自害直前の久坂を止めたが、火が回ってきて逃げざるを得ず自害を阻止できなかった。

京の町に火が広がっていた。

意識を取り戻した象山は、仁が未来から来たことを見抜いていて、「自分は未来に行ったくちだ」と体験談を話した。(10才のころ木から落ち、気づいたら未来の病院に居た。窓の外を見て未来の同じ場所だと理解した。好奇心の塊だったのであらゆることを知ろうとした。しばらく経って階段から落ちて元の時代に戻った)

象山は「私はその時見た世界に少しでも近づこうとあらゆることを学び考え広めようとした」「わしはお前が羨ましい。わしにはこんなもの(点滴のこと)が作れん。お前には山のような知識と技があるのだろう。未来を見越しこの国を救う事も出来る」と言った。

仁の「それは許されることなのか?」という問いに、象山は「それこそが神の意志だとは思わんのか。歴史を変えるために自分が送り込まれたのだとは」と答えた。

仁たちの居る建物に火が襲って来た。象山は自分より道具を先に運ぶよう言い、仁に「お前のやったことが意に沿わぬ事だったら、神は容赦なく取り消す」と言い放った。仁は促され外へ逃げた。

6. 薩摩藩の西郷隆盛

京の町は、長州勢と幕府軍が戦い、幕府軍が長州が立て籠った藩邸などに火をかけ大火事になり多くの怪我人が出ていた。

仁たちは治療場所を確保し町人の治療を行い、龍馬に運ばれて来た被弾した長州藩士(東)も治療した。そこに突然新選組が現れ「直してもらいたい幕軍の要人が居る」と言い、仁は連れ去られてしまった。

仁が対面したのはこの戦を指示した人物である西郷隆盛で、虫垂炎と腹膜炎でこのままだと命がない状態だった。西郷は腹を切るという手術を断ったが、仁は象山の言葉を思い出し、西郷を説得し手術を行った。

手術を終えた仁は、治療所に戻ったが、ペニシリンが西郷の手術に使ったものが最後で、その後数日、沢山の患者を見送り続けた。仁は「何をするためにこの時代へ来たのだろうか」とひどい無力感を感じていた。

 

7. 江戸に戻る

帰りの船で、仁は龍馬に彼の未来を伝えようとしたが、突然の頭痛で伝えることが出来なかった。

江戸に着き仁が急いで橘家に行くと、栄は脚気から無事回復していた。喜市が「南方先生が来て治る病が増えて江戸はすごく変わった。これからもきっと変わる。咲様は江戸で初めての女のお医者様になると思います」と言って懸命に励ましてくれたおかげで、栄は病から回復したのだった。

栄は表で待っていた咲に「戦のような人生を選んだのはお前なのだから、勝って道を開きなさい」と声をかけ二人は和解した。

その後喜市の働く茶屋であんドーナツをで売り出し、評判になり仁友堂に脚気患者が来るようになった。

 

*感想など*

感想

自分は歴史に疎いのでこの第一話はまとめるのが大変でした。学生もこういう面白いドラマで歴史を勉強できたら、「もっと知りたい」と思うだろうなと思いました。

(この回の長州の戦は「禁門の変」という史実のようです)

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