仁(完結編)の第5話のあらすじをまとめました。
人気歌舞伎役者・田之介の先輩役者である吉十郎が鉛中毒になり、仁が治療を行います。吉十郎は息子に自分の役者姿を見せるため、再び舞台に立つことを懇願していました。
キャスト:大沢たかお(南方仁)、綾瀬はるか(橘咲)、小出恵介(橘恭太郎)、内野聖陽(坂本竜馬)、桐谷健太(佐分利祐輔)、中谷美紀(花魁・野風/未来) 他
■前回のあらすじ
「JIN-仁-完結編」あらすじ 第4話|松平家の奥方様のこぶの手術
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あらすじ1 初の手術と白昼夢
仁は、宿の娘・初の手術中に、自分の体が消える事態に直面し、白昼夢を見た。(初の子孫が南方という名で、自分の家に見知らぬ少年が暮らしている)
仁は「初が助かると俺ではない自分が生まれるのか?」と考えた。
結局初の命を救うことは出来なかった。帰り道、仁は咲に白昼夢のことを話し「本当は誰一人助けていないのかもしれない」と落ち込んだ。
江戸に戻ると、勝海舟から、龍馬が京都で襲われた事を聞かされ(寺田屋事件)、龍馬と関わる時用心するよう忠告された。
あらすじ2 鉛中毒の歌舞伎役者の治療
歌舞伎役者の田之助(JINパートⅠ 8話で登場)が、兄弟子の役者・坂東吉十郎の治療を依頼してきた。鉛中毒で状態は良くなく、おしろいが原因のようだった。
仁は手足を切って延命を図る方法を説明したが、田之助が「来月の舞台に立たせてやりたい」と納得せず、仁友堂で治療する事になった。
ペニシリン点滴と食事療法、鉛中毒のカルシウム不足を補い、吉十郎の感染症は良くなってきて、立ち上がれるまでに回復した。
しかしある時、吉十郎が「台本を隠した」と息子・与吉を殴っていた。止めに入った仁たちに対し吉十郎は「息子は俺のことが嫌いで、舞台に立つのを邪魔したいんだ」と怒り、子供に荷物をまとめるよう命令し、仁友堂を去って行った。
あらすじ3 世代を越え受け継がれるもの
吉十郎は稽古場で痛みをおして稽古をしていて、様子を見に来た仁に、田之助が事情を説明した。
‥遊び人だった吉十郎は、体が悪くなった時期に元妻に捨てられ、転がり込んで来た与吉に何とか稽古をつけたが覚えようとぜず、吉十郎は手を出すようになった。吉十郎は「屑にも取り柄あったと思えたら生きていくのがましになるのでは」と自分の芝居を見せたがっていた。
仁は、長生きさせることばかりに捉われていたと気づき、吉十郎が舞台に立つことを目指して引き続き治療を行った。
公演当日、吉十郎は衣装を身にまとったが、具合が悪くなり舞台を諦めた。しかし仁が用意していたサポート具を装着した吉十郎は、与吉の前で演目を演じ、与吉はその様子を涙を流しながら目に焼き付けた。
吉十郎は間もなく世を去ったが、与吉は「父を継ぎたい」と田之助に稽古を志願した。
仁友堂では、偶然の手違いによりペニシリンの粉末化が実現しそうになっていて、龍馬からは「興した会社でペニシリンを扱いたい」という手紙が届いた。
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■次回あらすじ
「JIN-仁-完結編」あらすじ 第6話|龍馬と再会し長州に渡る
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