「JIN-仁-完結編」あらすじ 第3話|安道名津(あんドーナツ)の献上(後半)

2020年8月16日

ドラマ「JIN-仁- 完結編」のあらすじ 第三話の詳しいストーリーです。

キャスト:大沢たかお(南方仁)、綾瀬はるか(橘咲)、小出恵介(橘恭太郎)、内野聖陽(坂本竜馬)、桐谷健太(佐分利祐輔)、中谷美紀(花魁・野風/未来)、小日向文世(勝海舟) 他

■前回のあらすじ

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1. 大牢とつる

和宮様に献上した菓子に毒を盛った疑いで牢屋に入れられた仁は、牢名主たちにひどい仕打ちを受けていたが、耳に虫が入った牢名主の処置を行った事で、一命をとりとめた。

一方、野風は、仁が牢屋で優遇されるためのつる(賄賂)の金のため、横浜の遊郭で働くことを決意していた。しかしその直前、門の前で見知らぬ男に声をかけられた。

仁は、牢屋に居るうちに、その中に役職があることに気づいた。そして、一番下の平囚人は4人で1枚の畳を共有し寝起きしていた。(横になれないので24時間座ったまま)

食事の時間、囚人全員につるとして干魚と金が差し入れられた。(金は全員分で100両という大金だった)見張り番の男は、仁の宿の商人風の男が持って来たと言った。

気を良くした牢名主は、仁を役職に取り立てると言った。しかし仁は「私は平囚のままでいいので、皆さんの畳を敷き詰めて貰えないでしょうか」と言った。すると意見する仁に機嫌を損ねた牢名主は「平囚の数を減らせばいいじゃないか」と言い、平囚たちに仁を攻撃するようけしかけた。

しかしたまりかねた囚人たちは暴動を起こし、もみ合ううちに牢名主は胸を突かれ倒れ、息が止まってしまった。仁は心臓マッサージと人工呼吸、強く胸を叩く処置を行い命を救った。すると役のある爺さんが「お前様は仏じゃ~!」とひれ伏し、連られた囚人皆も仁にひれ伏した。

仁は、囚人の一人に「ふつう医者なら揚牢だ。はめられたんじゃないのか?」と言われた。

その頃恭太郎は、勝海舟の助言で京都に行き、京都に滞在していた龍馬とともに、上洛していた新門辰五郎に面会し仁の窮状を伝えた。(辰五郎の娘は慶喜公の妾なので、辰五郎は幕府と繋がりが深い)

2. 仁が最悪の事態に?

佐分利が西洋医学所の松本を訪ね聞いたところによると、献上した菓子の一つからヒ素が見つかったこと、幕府は事件を表沙汰にしたくないので早く終わらせたいと考えるかも、宮様はあの時、茶を飲んでおられて菓子の毒もその茶がかかったと考えることもできるが、お調べには茶碗の話は全く出て来ていず、医学館が仁たちの為に茶碗を探して調べてくれるとは思えない、という状況だった。

仁友堂に戻った佐分利は、医学館に脅されていたという福田に「お前のせいだ!」怒りをぶつけた。福田は医学館に行き、多紀に土下座し公正な調べをするよう訴えたが、多紀は「この元琰、みだりに人の命を奪うようなことはしない」「不愉快だ!去れ」と言い聞く耳を持たなかった。

その日取り調べに呼び出された仁は、取り調べ係から、菓子からヒ素が検出された事を聞かされ、自白を強要され吊るされるなどひどい仕打ちを受けた。

翌日もごう問が続いたが、途中で”沙汰が決まった”と奉行所から呼び出しがあり連れて行かれた。仁は同じく捕らわれている咲が心配でならなかった。

籠に入れられ町を運ばれる中、町民たちは籠を蔑んだ目で見た。そこに慶喜の嘆願が書かれた一筆を持った龍馬と恭太郎が駆けつけた。

しかし護送係は偽物と言い取り合わなかった。龍馬は遠ざかる籠に向かって「その先生は江戸の町をコロリから救ってくれたんぜよ!火事場では火にまかれながら江戸の民を救った」「こん国はいつからそんなに恩知らずになったんだ!」と叫び続けた。

3. 無罪放免・黒幕は?

仁は極刑を覚悟していたが、奉行所で無罪を言い渡された。ぼろぼろの体で奉行所から出ると、仁友堂の皆が迎えに来てくれていた。咲も無事で、仁と再会し涙を流した。

翌日、仁の所に来た松本は「寺の仏壇の奥から宮様の使われた茶碗が出てきて、その茶碗からヒ素が出た。菓子もこの茶のヒ素がかかったと判断された次第だ」と経緯を説明した。

また、疑いのかかった奥女中は、取り調べを受ける前にヒ素を飲んで自害したので黒幕は不明のままであること、”調べに納得が行かないから茶碗を探したい” と言ったのは医学館の多紀だということを聞き、仁は驚いた。

仁は医学館に行き、多紀に礼を述べた。そして、ペニシリンの製造方法を記した冊子を渡し「良かったら今度製造所を見に来て下さい。他にお礼も出来ないし、本道の先生にもこの国の医療の為にペニシリンを使えるようになって欲しい」と言った。

その頃、陰謀を企てた三隅医師(野風の身請けお調べで、仁と同席した医師)は、再度仁を陥れることを決意していた。

無事解放された祝の宴で、仁は龍馬と勝に「つるを送ってくれたのが誰か分からない」と話した。すると山田が、野風の名を挙げた。

4. 野風現る

翌日朝、仁が龍馬を伴い野風を探しに出かけようとした時、馬に乗った外国人男性と、西洋婦人のいでたちをした野風が現れた。野風は、外国人男性(ルロンさん)に身請けされたという。

野風が身売りをしようと横浜の遊郭を訪ねたら、ルロンの家人に声を掛けられた。屋敷に連れて行かれ、以前から横浜に住む野風を見かけ慕っていたというフランス人紳士・ルロン氏と対面した、という。

「ルロンさんと一緒になることを決め、お金持ちだというので支度金を頂いた」「ルロンさんが “相手は大金の出所を探しまわり困っているかもしれない。きちんと告げるもの思いやりだ” と言うので…」と話した。

野風は幸せそうだった。そして仁に「あちきはこれより女子の幸せは全て手にいれるつもりでおりんす。先生も我が身の幸せだけをお考え下さい」と言った。

野風を見送る時、咲は「あの日(咲が仁と未来について話していた日)の話をお聞きに?」と野風に聞いた。野風は質問には答えず、「先生と幸せになると、約束してくださんし」と言い去って行った。

5.

い仁は、話があると言い咲を外に連れ出し、「牢で命を奪われそうになって、未来に戻りそうになった時、”未来に会えなくなるより、咲さんに会えなくなる方が辛い”と思ってしまった」「私と一緒になってもらえませんか」と言った。

咲は夕日を眺めしばらく黙った後、「お断り申し上げます。私の幸せは先生と一緒になることではございません。私の幸せは、後の世に仁友堂を残すことです」「いつかいなくなると分かっている方と人生に共にする勇気はございません」「今まで通りこれからもよろしくお願いします」と言って家に戻って行った。

帰り道、恭太郎とでくわした咲は、「私だけ幸せになど、なれる訳がないではございませんぬか」と泣きながら言った。

仁は「咲には振られたが、皆を幸せにしたいと思った気持ちは嘘じゃない。やることは一つ、全力で今を生きる。この時代の明日を変えて行くんだ」と決意した。

龍馬は仁に「しばらく薩摩藩にやっかいになろうと思っている。ゆくゆくは薩摩と長州を結びつけるつもり」と話した。仁は、ペニシリンをもっと扱いやすくするという新しい目標を龍馬に話した。

■次回あらすじ

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