ドラマ「JIN-仁- 完結編」のあらすじ 第三話の詳しいストーリーです。
第三話では、献上したドーナツに毒を盛った罪で捕らえられた仁が、牢屋や取り調べでひどい仕打ちを受けます。その頃、仲間たちは仁をなんとか無実の罪から解放するため奔走していました。
キャスト:大沢たかお(南方仁)、綾瀬はるか(橘咲)、小出恵介(橘恭太郎)、内野聖陽(坂本竜馬)、桐谷健太(佐分利祐輔)、中谷美紀(花魁・野風/未来)、小日向文世(勝海舟) 他
■前回のあらすじ
「JIN-仁-完結編」あらすじ 第2話|安道名津(あんドーナツ)の献上(前半)
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あらすじ1 牢屋へのわいろ
仁は牢屋で牢名主たちにひどい仕打ちを受けたが、耳に虫が入った牢名主の処置を行った事で、一命をとりとめた。
食事の時間、囚人全員につるとして干魚と金が差し入れられた。(金は100両という大金だ)仁には心あたりがなかった。
その頃恭太郎は、勝海舟の助言で京都に行き、上洛していた新門辰五郎に面会し窮状を伝えた。(辰五郎の娘は慶喜公の側室で、幕府と繋がりが深い)
佐分利が西洋医学所の松本から聞いたところによると、「幕府は事件を表沙汰にしたくないので早く終わらせたいと考えるかも、宮様はあの時、茶を飲んでおられて菓子の毒もその茶がかかったと考えることもできる」
「しかしお調べには茶碗の話は全く出てない。医学館が仁たちの為に茶碗を探して調べてくれるとは思えない」という状況だった。
あらすじ2 無罪放免・黒幕は?
その日取り調べに呼び出された仁は、自白を強要されごうもんを受けた。翌日も続いたが、"沙汰が決まった"と奉行所から呼び出され連行された。
極刑を覚悟していたが、奉行所で無罪を言い渡された。奉行所から出ると、仁友堂の皆が迎えに来てくれていた。咲も無事で、仁と再会し涙を流した。
翌日、仁の所に来た松本は、宮様の使われた茶碗からヒ素が検出されたため、菓子もこの茶のヒ素がかかったと判断されたことを説明した。疑いのかかった奥女中は自害したので黒幕は不明だった。
"調べに納得が行かないから茶碗を探したい" と言ったのは医学館の多紀だと聞いた仁は、医学館に行き礼を述べた。
そして、ペニシリンの製造方法の冊子を渡し「良かったら今度製造所を見に来て下さい。本道の先生にもこの国の医療の為にペニシリンを使えるようになって欲しい」と言った。
その頃、陰謀を企てた三隅医師は、再度仁を陥れることを決意していた。
あらすじ3 プロポーズ
翌朝、西洋婦人の恰好をした野風が、西洋人男性と共に現れた。野風は、その人男性(ルロンさん)に身請けされたという。
野風が仁のつるの金の為に身売りをしようと横浜の遊郭の入り口にいた時、ルロンの家人に声を掛けられ、以前から野風を見かけ慕っていたというフランス人紳士・ルロン氏と対面したのだった。(つるの金は、野風がルロン氏からの支度金だった)
野風は幸せそうで、咲に、仁と幸せになるよう声をかけて去って行った。
仁は咲を外に連れ出し「牢で命を奪われそうになった時、"未来に会えなくなるより、咲さんに会えなくなる方が辛い"と思った」「私と一緒になってもらえませんか」とプロポーズした。
しかし咲はしばらく黙った後、プロポーズを断り「私の幸せは、後の世に仁友堂を残すことです」「今まで通りこれからもよろしくお願いします」と言って家に戻って行った。
仁は「咲さんにはふられたが、皆を幸せにしたいと思った気持ちは嘘じゃない。やることは一つ、全力で今を生きる。この時代の明日を変えて行くんだ」と決意していた。
■次回あらすじ
「JIN-仁-完結編」あらすじ 第4話|松平家の奥方様のこぶの手術
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