NHK朝ドラ「まーねえちゃん」の詳しいあらすじ139~144話(第24週分)をネタばれでまとめました。
今週は、お見合いを経て交際していたヨウ子と島村青年が結婚し、磯野家の敷地内で同居を始めます。
一方町子はスランプに陥り、毎朝新聞での「サザエさん」の連載を休載することになりました。
■前回あらすじ
まーねえちゃん あらすじ133~138話【第23週】お千代姉の再婚・ヨウ子の縁談
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まーねえちゃん139話 3/7日(月)放映 「サザエさん」へのクレーム
島村との約束の日、ヨウ子はワンピースでおしゃれをして出かけて行った。
ヨウ子を見送った後、電話が鳴ったのでマリ子が出ると、「今朝のサザエさんの漫画に描いてあった電話番号がうちの電話番号で、朝から「蕎麦屋ですか」という電話が58本もかかって来た」という苦情を受けた。
朝刊の漫画を確認したところ、確かに最後のコマに蕎麦屋の電話番号という設定ではっきりと番号が書かれていた。マリ子はこのことをマチ子に知らせ、マチ子に懇願されマリ子が先方に謝罪に出向いた。
夜、ヨウ子が帰宅し、送ってくれた島村にも家に上がってもらい談笑した。
島村は、妹にふさわしいかマチ子に観察されていることもあまり気にしないようすで、「いずれぼろが出るのだからのだ自由に見てもらった方が良い」と話した。
マリ子が、島村の語り方が学校の先生みたいになることがあって面白い、と指摘すると、実は島村は学校の先生になりたいと思っていたそうだ、とヨウ子が説明した。ヨウ子は島村を気に入っている様子だった。
(その時、マチ子はひそかに苦情の相手に電話を入れて改めて謝罪していた)
島村が帰った後、母がヨウ子に「3度もお誘い頂いている。どうするつもりか」とヨウ子に聞いた。ヨウ子は「1つ条件をのんでくれれば」「あの方がうちで一緒に暮らしてくれたらお嫁さんに行ってもいいと思う」と言った。
母はるは驚きながらもとても喜び、マリ子に先方にこのことを聞くよう指図した。
まーねえちゃん140話 3/8日(火)放映 ヨウ子が婚約
マリ子は島村に会い、ヨウ子が磯野家での同居を前提に結婚を考えていることを伝えた。マリ子の予想に反し、島村はすぐにOKだと言った。
「考える時間があった方が良いのでは」と聞いたマリ子に対し、島村は「ヨウ子さんが望むように出来るのが一番良いと思っている。自分は幸い跡取りではない。親に分かってもらうよう説明します」「名字を島村姓にしてくれるなら良い」と言った。
そのようなことから、二人は翌年に婚約した。
婚約を済ませてからとういもの、島村は仕事を終えた後、毎晩磯野家に顔を出すようになった。
連日のことにマリ子たちは参っていたが、一向に構わない島村は、経済の仕組みについてや、果ては麻雀のやりかたまで嬉々として教えに来ていた。
その日は近所で火事が起き、島村は人が変わったように家を飛び出し、消火活動に参加した。
まーねえちゃん141話 3/9日(水)放映 ヨウ子の結婚式①
その後も、ヨウ子の婚約者・島村が毎晩訪ねて来る日が続き、さすがに参ってしまった磯野家の人々は、「いっそ結婚を早めて、このうちに住んでもらえばこう悩むこともなくなるのでは」という話でまとまった。
かくして、秋に予定していた結婚式は、前倒しして5月に行われることになった。
ヨウ子の花嫁衣裳は純白のウエディングドレスで、母が用意してくれた衣装を事前に見たヨウ子は感激し、マリ子もマチ子も感極まってしまった。
結婚式の日を迎えた。教会での式の神父はオネスト様にお願いした。式にはウメ婆さんや福岡の牛尾のご隠居さんらも参列した。
式を終え、新婚さん夫妻は新婚旅行に出た。帰宅したマリ子は、ヨウ子たちが新たに暮らしはじめる部屋を覗いて、感慨にふけった。
まーねえちゃん142話 3/10日(木)放映 ヨウ子の結婚式②
ヨウ子の結婚式参列のために福岡から来ていた牛尾のご隠居さんらは帰宅の途についた。式に来なかった三郷からも手紙が来て、開拓地の仲間が急に倒れてしまったため来れなかったという事情が書いてあった。
その日、ヨウ子と夫の正史が新婚旅行から帰ってきたが、マリ子とマチ子は他姓となったヨウ子にどう接していいのか分からず他人行儀な対応をした。
翌日の夜明け前、マチ子が物音で目を覚まし「泥棒ではないか」とマリ子を起こした。マチ子が恐る恐る下階に降りると玄関の扉が開いていた。
マチ子は思わず「泥棒!」と叫び、家族が目を覚まし集まって来た。しかしすぐに、物音は新聞の朝刊を取りに行った正史のものだと判明した。
まーねえちゃん143話 3/11日(金)放映 マチ子の断筆宣言
ヨウ子夫妻との敷地内同居の日々が始まった。ヨウ子は夫・正史の行動を楽しんでいて、今朝は朝刊を取りに行くとき物音で迷惑をかけないよう、窓を出て庭をまわって玄関に行こうとしていたので、ヨウ子が止めた、ということだった。
マチ子はというと、その頃サザエさんの連載に行き詰っていて、「そもそも漫画家に向いていないかもしれない。連載を休みたい」と言い出した。それを聞いたマリ子はすぐに承諾し、毎朝新聞社にそのことを交渉しに出向いた。
マリ子は休載を取り付けて帰宅した。連載を休止することになったことについて、周囲の家族は誰1人としてそのことを咎めず、いっそ漫画家自体を辞めてしまうことにも反対しなかった。
締め切りから解放されたマチ子は笑顔になり、漫画家廃業をする気満々で、庭で筆や紙など道具一切を焚き上げた。
まーねえちゃん144話 3/12日(土)放映 休業中の日々
休業中のマチ子は、畑仕事に加え、人形作りや刺繍、ぬいぐるみづくりなどを行い、どれも玄人はだしの上手さで周囲に褒められた。胃の調子もすっかり良くなっていた。
マチ子が執筆をしていない時の磯野家は平和そのもので、母はるは、ウラマド姉妹の湯河原のホーム通いを楽しんでいた。
磯野家に来訪した陽談社の塚田は「もし漫画家をやめることになったら、漫画界にとって大損失だ」と困惑していた。
数か月が経ち、次第にマチ子は「このままでいいのか」と思い始めるようになっていた。
そんな中、磯野家におもちゃ屋から「サザエさんかるた」の販売の話が入った。マリ子がこのことを伝えると、マチ子は「面白そう!」と乗り気になり、休みを終わらせ結局仕事に戻った。
発売されたサザエさんかるたは一度に30万個売れるという大ヒットをおさめた。
まーねえちゃん139~144話 感想
・ヨウ子の結婚は、視聴者としても感慨が深くとても嬉しかったです。夫の正史さんは独特なキャラでしたが、見た目的にはいまの世の中にも普通にいそうな感じだなと思いました。性格的にもヨウ子が気に入っていて似合っていて幸せそうなのが良かったです。
今の時代はお見合いはマイナーなものとなっていますが、ヨウ子夫妻のようにお互い気に入る人に出会えるなら良い制度だったのかもしれないと思いました。
・マチ子が休業中に作っていたぬいぐるみが地味に味があってかわいかったです。
・磯野家に出入りしている植辰さんが時々登場するのはなんだか嬉しくなります。栄一さんの帰還がいまだに気にかかります。”岸壁の父”の願いが通じて欲しいものです。
■次回あらすじ
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