おしんあらすじ 88/89/90話｜不景気で田倉商店が経営不振に

NHK朝ドラおしんのあらすじをネタバレでまとめました。

88話･89話･90話では、不景気で田倉羅紗問屋の経営が悪化し、店を畳んで佐賀へ帰るような事態になることを恐れたおしんは、家計を助けるために再度髪結いとして働くことにします。しかし、竜三はおしんが働くことに反対していました。

■前の回のあらすじ

おしん 88話　取引先が倒産

翌朝、おしんは寝入ったままの竜三たちを家に残し、倒産する取引先に行き、代金を回収できていない商品を引き取ってきた。

帰宅後、竜三は激高し、おしんを平手打ちして怒った。

おしんが「奉公先で同じようなことがあって、一足でも早く行って商品を取り戻すのが当然だと教えられた」と言い返すと、竜三は「困ったときはお互いに助け合うのが商人の情けだ」と言って認めなかった。

そこに竜三の仕事の知人が現れ、件の店の倒産に言及し、田倉商店が商品を引き上げ済なのを褒めた。

資金繰りの悪化の一因となった縫製工場が、竜三が作るよう勧めたものだったため、竜三は落ち込んで部屋に籠ってしまった。

（言葉が悪いですが）竜三がひでえ奴だなと思った回でした。二言目には”おなごが商売に口出すな”とか、男尊女子思想に閉口です‥（しかも自分の判断が甘いのに）

結構派手に叩いてて、今のドラマだったらNGなのではとも思いました‥

おしんは6才の時からずっと働いていて加賀屋では商売をみっちり仕込まれたことを考慮すると（業種経験は除いて）商売はどう考えてもおしんの方が先輩格なのにね。

が、これが当時の現実なんですね‥。竜三も商売に優れた妻を前に「男が上であるべき」という思想に苦しまなければならなくて大変だし、ダメ夫として描かれるのが続いて気の毒ではあります

田倉は経営不振で、取引先への支払いを延期してもらうような状態になっていた。

店には、竜三が強引に収めた生地を返品しに取引先が来ていた。取引先の男は「戦争でもおきてくれないと不景気はどうにもならない」と言った。

竜三は落ち込んでいたが、おしんは「生活は少しぐらい苦しくても戦争だけはない方がいい。どん底に落ちても這い上がればいい」と明るかった。

たかの店が暮れで忙しいため、おしんはヘルプに行き、大晦日から元旦も働いて、50円の給金を得た。

おしんは稼いだ給金を竜三と源じいに渡した。竜三は「女子が余計なこと考える必要はない」と機嫌を悪くしたが、おしんは「景気の良い時がきたらその時贅沢させてもらう」と金を差し出した。

大正11年の新春、おしん22才の年がはじまった。田倉商店は売れ行き不振が続いていて、源じいは「いざという時は佐賀に帰ることも」と言った。

おしんは長谷川を訪れ、また雇って欲しいと頼み込んでいた。たかは「来てくれるんなら嬉しい。洋髪もやって時世に合った店にして行けたら」と歓迎してくれた。

夜、おしんは竜三にたかの店で働くことを報告し、反対する竜三に「佐賀に戻るのだけは避けたい」と懇願した。

■関連記事（おしんはU-NEXTで無料視聴できます）

■次の回のあらすじ