再放送日時:2022年4月
ドラマ「ドラゴン桜」最終話のあらすじです(パートⅠ・2005年放映)。
いよいよ試験本番を迎えた特進クラスの生徒達。センター試験は無事問題ない点数を取ることが出来ました。次は二次試験。みなの東大合格は果たして叶うのか?!
<出演者>桜木健二(阿部寛)、井野真々子(長谷川京子)、矢島勇介(山下智久)、水野直美(長澤まさみ)、緒方英喜(小池徹平)、香坂よしの(新垣結衣)、麻紀(サエコ)、奥野一郎(中尾明慶)、理事長(野際陽子) 他
■前回のあらすじ
「ドラゴン桜1」10話 あらすじ|友情か受験か?最後の決断
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ドラゴン桜 最終回 センター試験受験と2次試験対策
1月、センター試験が終了した。特進クラスの講師陣が答え合わせの採点をした結果、生徒6人の得点は660~630点前後で、無事突破のラインだった。
つづいて行われた2次試験対策の授業では、試験のコツや要点が教えられた。
数学では出題者に対し問題の解き方が分かっていることをアピールすること、古文漢文ではキーワードになりそうなものに傍線をつけリズムに乗って音読することで長文問題も早く読めるということ、英語はリスニングが始まる前の45分が勝負、など。
2次試験の前日、桜木(阿部寛)は生徒達に「東大を鼻にかける奴がいるのは大半の人がチャレンジもせず祭り上げているからだ。自分は平凡だから努力したって無理という思いが人を縛り付けている」「乗り越えられない壁はない。出来ないという先入観を持つな。コンプレックスの鎖を断ち切れ」と激励の言葉をかけた。
ドラゴン桜 最終回 2次試験
2次試験の日を迎えた。試験会場(東大)には井野(長谷川京子)が応援に来ていて、入場前に皆で円陣を組んで気合を入れた。1日目は国語と数学の試験が行われた。
1日目の試験後、直美(長澤まさみ)は病院に母親の見舞いに行った。母親(美保純)は体調が良さそうだったが、帰り際階段で気を失い倒れてしまった。しかも一緒に見舞いに来ていた勇介(山下智久)が直美の母親を受け止めた際、右手を負傷してしまった。
翌日の試験2日目、試験開始時間が迫る中、直美は母親の意識が戻らずまだ病院にいた。他の生徒たちは直美の到着の遅れを心配しながらも、それぞれ試験に挑んだ。勇介は負傷した右手で字が上手く書けなかったが必死に試験に挑んだ。
直美は、母親は意識を取り戻したものの入場時間に合わず、特進クラスの教室に行った。直美が教室にいた桜木に「人生変えられなかった」とこぼすと、桜木は「お前は変わった」と励まし、試験が終わる頃皆を迎えに行くよう促した。
直美は会場に行き、試験を終えた皆を笑顔で迎えた。
試験を終え、みな一息ついていた。直美は母親の病院に見舞いに来ていて、一緒に来ていた勇介は、直美に「俺たち騙されたみたいに勉強始めたけど、分かったことって沢山あるよな。知らないことが怖いと思うようになった。親父にしても法律とか手形とか契約とか全然わからなくて、分かってる奴に騙されて‥」「法律とかみんな知らないで生活しているけど」と言い、さらに何か言おうとしたがやめた。勇介は直美が今後どうするのか気にかけた。
ドラゴン桜 最終回 合格発表の日
合格発表の日、みな東大の掲示板で自分の番号を探した。
受かった人は、勇介、よしの(新垣結衣)、一郎(中尾明慶)で、麻紀(サエコ)、英喜(小池徹平)は不合格だった。
生徒達が学校に戻ると、桜木は合格者には祝いの言葉をかけ、不合格者の2人には「お前らのせいで公約(東大合格者を5人出すこと)を果たせなかった」と言った。
あまりのひどい言葉に勇介は怒って殴りかかったが、桜木の顔を見て「心の中で泣いているから殴れない」と殴るのをやめた。
桜木は5人合格という約束を果たせなかったことから、教師達や理事長が引き止めるのを振り切り、辞表を出した。
桜木は生徒たちに「最後に一つだけ言っておく。入学試験の答えは一つしかないが、人生には正解はいくつもある。大学に行くのもスポーツに夢中になるのも、誰かの為に遠回りするのも正解だ。だから生きることに臆病になるな。自分の可能性を否定するな」と言った。
卒業後、勇介は学費もないので進学せず、バイトをしながら司法試験を目指すことにした。よしのは、勇介とは別の道を選び東大に進学(二人は別れたっぽい)、一郎も同じく東大に進学、英喜や麻紀は来年の再チャレンジを決意した。直美は桜木に「ありがとう」と言った。
理事長(野際陽子)が方々に東大合格者が出たことを自慢していたので、桜木の事務所には他高校からの経営再建のオファーの連絡が次々と入った。龍山高校の特進クラスは井野が仕切っていた。
完
ドラゴン桜 最終回 感想(1年勉強で東大合格はありえない?)
・勇介が結局東大に進学しなかったのは「もったいないなー」と思いました。母子家庭なら学費の全免や半免制度があるんじゃないの?と思いましたが、父親と完全に別れてないと制度が適用されないものかもですね。
まあ勇介は司法の道を目指すという夢が出来て、そちらに向かって頑張るということなので、それで良いのですが。16年後の世界を描く「ドラゴン桜2」に、勇介が米国で活躍する弁護士役として出てきたら面白いのに・・と思ったりしてます。
・ネットでドラゴン桜について検索していて、「ドラゴン桜 ありえない」などのサジェストを見ることがあります。夢のある楽しいドラマで、放映当初は深く考えていませんでしたが、確かにドラマの設定そのままでは無理な面はあると思いました。
色々ありますが、1つは1年間で合格という短さです。3年生の4月時点で、算数では小学校高学年レベルの問題で解けないものがある、という設定なので、そのレベルから地道に1つずつ理解して行くことになります。
ドラマではみな、数日の間に高校数学レベルの計算問題が解けるようになっていましたが、通常数年かけて理解していくボリュームのものなので、もう少し(1か月以上とか)時間が必要なのではと思います。
(偏差値が低い人だから、ということではなく、誰でも脳のシナプスが増えていくのに時間が必要で、中学以前のレベルから数日で一気に高校レベルを難なく考え込まずに解ける、というレベルに達するには難ありと思います。)
また、もともと勉強が好きでありながらも、育った環境のせいで勉強に時間を取れなかった人が、環境が変わって学べる状況になり、学んで難関大学に入ることは勿論あることですが、それについても、まず「勉強を楽しい」と思える素質が必要と思います。
ドラマ内で紹介されていた勉強法は良いものが多かったですし、ドラマに登場するような講師の授業を受けれたらより勉強がはかどりそうです。勉強の楽しさや一人ひとりの可能性があること、人生への考え方を教えてくれるドラマでした。
■パート2のあらすじ (現在TBS系列で放映中)
「ドラゴン桜2」1話あらすじ|時代に負けるな。今こそ、動け!
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■ ドラゴン桜 を見るには
ドラゴン桜1は昔の作品のため取り扱っている動画配信サービスが少なく、下記方法またはレンタルDVDで見ることが出来ます。
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