【ドラマ化】やわ男とカタ子｜みどころや感想・ロケ地情報

「やわ男とカタ子」は現在放映中のテレビ東京の深夜ドラマです。

面白くてオススメなので、概要と感想や、原作漫画について紹介します。

「やわ男とカタ子」あらすじ感想

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アラサーのカタ子こと片桐藤子（ふじこ）（演：松井玲奈）は、女らしくない外見がコンプレックスの、交際経験ゼロのこじらせ女子で、合コンで出会ったイケメンオネネの・小柳（演：三浦翔平）の指導のもと、喪女脱却を目指して変わろうとする、という物語です。（喪女：もじょとはモテない女のこと）

ドラマ視聴と並行して原作漫画も読んでますが、どちらもとても面白いです。

ドラマは、キャストがマッチしてて場面再現力が高いです（比較してみたところ、セリフがほぼ漫画どおりでした）

松井玲奈さんがかわいいので、漫画の藤子の「背が高くて目つきがきつめ」てのがちょっと伝わりにくくはありますが、演技が上手くてカタ子そのものに見えます。

三浦翔平さんもオネエになりきってて、何でもできる人なんだなと思いました。

脇役の谷まりあさん、筧美和子さんらもいい味出して光ってます。

話筋的には、4話までは漫画と同じで、5話から少しアレンジされてる感じです。

原作漫画は絵が上手くてかわいくて、人物の書き分けも上手です。

今までいろいろドラマや本を見たり読んだりした中で、この作品の主人公は、過去一番共感できたキャラかもです。（年齢がだいぶ違いますけど）

藤子は人と比べて「どうせ私なんか」となりがちで、自分を女だと思えず、とにかく周りが見えない感じです。

親友の久美（かわいい女子を絵に描いたような子）と比べて、みんな久美のような子が好きなんだ、自分は好かれる資格がない、相手に申し訳ない、と卑屈になったり、

「自分は常に傷つけられる側にいる」と思ってたり（実際は藤子が「勝ち組だ」と思い込んでる相手も傷つくことはある）。

そんな時に、小柳が声をかけて励ましてくれたり、叱咤激励してくれます。藤子が「自分は嫌な女だ」と落ち込んでる時、小柳が「あんたは嫌な女じゃなくて、弱い女なんだ」と声をかけけてくれたり。

小柳はオネエといいながらも両刀使いで、物語は思わぬ方へ展開します。

話が進むにつれ、藤子がその性格になった背景も書かれてたりして、よく出来ている面白い漫画です。

比べグセは、とても分かります。

まさに自分がそうなので。あの人は私より●●だから幸せに違いない、妄想だなと分かっていても、自動的に考えてしまうんですよね、、

女性でも、比べ癖のない人もいますが、比べる人の割合の方が多いのではと思います。

藤子は、久美に「（自分と比べてしまうので）隣にいられると辛い」ということを言って、傷つけたこともありましたが、その他にはそこまでひどい面は描かれていません。

思うのですが、藤子は「ピンク色のチークとかふわふわのレースとかが似合うような子が女で、自分はそうでないから女の資格がない」「そういう自分をあまり好きじゃない」っていう思考で、そういうのって、自分と似た人がいた場合、その人に対しても同じことを思うことになると思うんですよね。

例えば、もし自分と似た要素を持った知り合いがいたとして（このケースの場合、背がたかくて眼が鋭めで、甘めの服は似合わないような子）、もしその子が彼氏が出来たとしたら「あんな子のどこがいいんだろう」「あの外見で、できるんだー」とか思ったりすんじゃないかなーと思うんですよね。

‥藤子を責めてるわけじゃなく、自分を認められないということはそれだけ苦しいことなのだ、というのをただ言いたいだけです。

あと、このブログを書いている私は女で、読者も女性が多いと思いますが、もし男性が読んでたとして、好意を持った相手が藤子みたいな自己卑下タイプだとしたら、いきなり距離をつめるのではなく徐々に近づくことをお薦めします。

（一度断られたとしても、気が向いたら連絡してと言っておくとか。藤子みたいな子は、つい「自分なんて」ってなって周りが見えなくなるかもしれないので、冷静になった時もう一度考えてもらう感じで。多分。）

・合コンのお店：　バリラックスザガーデン新宿野村ビル店
・合コンの帰り道：　初台東京オペラシティ
・洋服屋から逃げ出して落ち込んでいた公園：　目黒清掃工場緩衝緑地

・デート練習で行った水族館：しながわ水族館
・水族館のあとに休んだベンチ：恵比寿ガーデンプレイス
・澤とのデートで行った店：土風炉銀座コリドー店

・結婚式場：　アニヴェルセルヒルズ横浜

やわ男とカタ子は現在下記サービスで配信されています。

※本作品の配信情報は2023年9月1日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各サービスのホームページもしくはアプリをご確認ください。