NHK朝ドラ おしんのあらすじを1話ごとに詳しく紹介します。今回は256話・257話・258話のストーリーです。
キャスト:乙羽信子(おしん)、田中好子(初子/おしんの養女)、山下真司(仁/おしんの次男)、田中美佐子(道子/仁の妻)、長門裕之(道子の父)、塩屋俊(希望/おしんの養子・加代の子)、丘山未央(百合/おしんの家の元奉公人)、大友柳太朗(栄造/のぞみの陶芸の師匠)、風見章子(ふみ/栄造の妻)
■前の回のあらすじ
おしんのあらすじ 253/254/255話|のぞみが陶芸家への道を前進・結婚話も
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おしん 256話 希望と百合の結婚式
希望と百合の結婚式の日を迎えた。道子は仁が出席しないことを訝しんだが、仁は「新店の準備で忙しい」と誤魔化した。
式の場所は陶芸工房で、仲人の師匠夫婦と弟子達に囲まれ披露宴が行われた。簡素だったが、良い式でおしんは心を打たれた。
式が終わっておしん達が帰宅したあと、仁夫婦が外食から帰って来た。おしんが「お金がかかる時期なのに」と注意すると、道子は「父から貰った物で外食した。生活費が足りなくても父から貰ったもので補ってきた。文句言われる筋合いはない」と口答えした。
おしんが田倉の金でやりくりするようと注意したが、道子はその場を去り、仁も「親父さんは娘がかわいいだけのこと。甘えておけばいいんだ」と怒って去って行った。
翌日、新店舗に金銭登録機が運び込まれた。とうとうオープン間近である。
おしん 257話 新店舗の開店準備
完成した新店舗へ商品の搬入が始まり、初子とおしんは金銭登録機の使い方のレクチャーを受けた。
一方道子は、店のことを覚えず、家事も(おしん達から見ると)いい加減だった。
仁がまた「手間のかかる魚と野菜は力を入れなくていい」と言い出したが、おしんは「(魚屋であるうちが)魚を売らなくて何を売る」「人を雇えばいい。その分商品を売って儲ければいいんだから」と捨て台詞を言った。
夕飯時、仁が道子の料理に文句を言い、喧嘩になり、喧嘩を収めようとしたおしんが「鯖もありがたい、自分が子供の頃はご馳走だった。魚なんて一年に一度食べられるか…」と昔話をした。
すると苛立った仁は「今時そんな話通用しない。今は豊かになって何でも手に入る時代になった。そんな時に辛抱するのは昔の辛抱とは違う」「貧乏話する前に道子に金渡せ。母さんの貧乏話は二度と聞きたくない」と言い放った。
おしんは黙り、この夜のことはおしんの心に長く残り「幸せも金でしか買えない時代が来た」という思いを抱いた。
おしん 258話 新たな店員・崎田が加わる
新店舗オープンの2日前、仁の少年兵時代の後輩、崎田が現れた。アメリカで5年間スーパーに勤めていた経験があり、仁が一緒に働くよう誘ったとのだった。
いきなりのことにおしんが困っていると、崎田は「田倉さんには可愛がってもらった。一緒に働けて嬉しい。(給料は)飢え死にさえしなければいい」と話した。
崎田はレジの操作も詳しく、早速陳列についてアドバイスをした。
崎田は仁に、少年飛行兵時代の思い出話や、店にかける想いを語っていて、やる気に溢れた好青年だった。
同じ日、おしんの末娘の禎(てい)が帰郷した。仁に言われ、もうすぐ春休みなのもあり手伝いに帰って来たのだった。
禎は、道子が店を手伝わないことに納得が行かず「道子さんにも店に出てもらって」と仁に訴えた。辰則は「はっきりして胸がすくような啖呵だ」と笑い、仁は「何様のつもりだ」と怒っていた。
夕飯時、仁が「道子が吐き気で具合が悪い」と言って来た。つわりのようだった。
258話 感想
・禎が18才当時(1954年)の4年制大学への女子の進学率は2.4% だそうです。おしんは随分教育熱心な設定だなあと思いました。ただ、取り巻く環境などを考えると、高校でも当時は十分良い教育なのではとも思いました。(勉強したくて出来る事は良いことですが)
出典:武庫川女子大学教育研究所 4年制大学への進学率と18歳人口の推移
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